クックビズ(6558)IPO新規上場 | 初値予想と幹事情報
クックビズ(6558)IPOが新規上場承認されました。
大和証券主幹事は久しぶりです。壽屋IPO依頼ですが今度こそ当選が欲しいです!
求人情報サイト「cook+biz」を運営している企業で人材紹介事業を得意としている企業です。期待が出来そうなIPOですが、11月28日上場銘柄が3社になってしまいました。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | 東証マザーズ |
公開予定 | 11月28日 |
BB期間 | 11月10日~11月16日 |
企業ホームページ | https://cookbiz.co.jp/ |
【事業の内容】
当社は、国内の飲食業界が抱える慢性的な人材不足という課題に対して、ビジョンの実現を目指し、当社が提供する人材サービスを通じて、多種多様な人材がフード産業で活躍できる社会を創造することを志向し、飲食業界(飲食店、ホテル、旅館、中食事業者、給食事業者、ブライダル事業者等)に特化した「人材紹介事業」、「求人広告事業」及び「その他事業」の3事業を展開しております。
【手取金の使途】
手取概算額563,320千円及び「1 新規発行株式」(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限120,316千円の合計額683,636千円については、①オフィス移転に関する設備資金及び差入保証金、②当社サービス利用者獲得のための広告宣伝費、③借入金返済資金並びに④事業拡大に伴う人件費に充当する予定であります。
なお、資金使途の具体的な内容は以下の通りであり、これらの資金については、具体的な資金需要が発生するまでは安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
目次まとめ
クックビズ(6558)IPOの業績と事業内容
人材紹介ということで派遣ではないみたいです。
最近のIPOは飲食業で売り上げがよいと人気が高いため、飲食業というワードでくくることが出来そうです。初値期待は高いと思います。
求人情報サイト「cook+biz」を主軸に人材紹介事業及び求人広告事業の各サービスを提供している企業です。
同社は飲食業界に特化した事業展開を行っていることが最大の特徴になります。
主に求人企業に対して、登録された求職者をコンサルタントを介して紹介するサービスです。
求人企業の人材ニーズと求職者の希望条件をマッチングさせ、求人企業への就業を実現する手助けをしています。当該サービスにおいては、求職者の就業開始をもって年収に応じた手数料を求人企業から受領する成功報酬形態を採用しています。
クックビズ(6558)IPO仮条件から公開価格の日程
仮条件 | 2,070円~2,250円 |
想定価格 | 2,070円 |
公開価格 | 11月17日 |
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約8.8億円です。
オーバーアロットメントを含めると約10.1億円になります。
上場規模も適度で荷もたれ感はありません!
売上の伸び率が新興市場マザーズ!と言った勢いが感じられます。
サイトのPV数の増加も収益に直結していると思われるため、参考になると思います。登録制の人材サービスを行う企業ですが、フード産業に特化していることで他社との差別化を狙っているようです。
クックビズ(6558)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 300,000株 |
売出株数 | 122,800株 |
公開株式数 | 422,800株 |
OA売出 | 63,400株 |
引受幹事 | 大和証券(主幹事) 野村證券 SMBC日興証券 SBI証券 エース証券 |
株数は多くなく適度です。
想定価格も参加しやすい株価だと思われます。仮条件の引き上げ具合が気になりますが、大和証券はどう動くでしょうか~
大阪府大阪市北区芝田が本社で、会社設立は2007年12月です。
社長は藪ノ賢次氏、37歳と若いです。従業員数144人、平均年齢32.7歳、平均勤続年数1.8年、平均給与年間約404万円です。
臨時雇用者数が年17人いるようです。
クックビズ(6558)IPOの初値予想
※株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、当社株主であり、その所有する当社普通株式の一部を売出す藪ノ賢次、藪ノ郁子及びジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合並びに当社株主であるSMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合、当社株主かつ当社取締役であり新株予約権を所有する生田亮人及び岡本哲郎は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(平成30年2月25日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式(潜在株式を含む。)の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。
クックビズIPO幹事引受け株数決まる
幹事団 | 引受け株数 |
大和証券(主幹事) | 380,800株 |
野村證券 | 12,600株 |
SMBC日興証券 | 12,600株 |
SBI証券 | 12,600株 |
エース証券 | 4,200株 |
※目論見の訂正事項発表後に記載します
クックビズIPOの直感的初値予想
第一弾⇒ 4,000円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 5,000円
※仮条件発表後
クックビズIPOの大手初値予想
初値予想上限5,000円!
クックビズ(6558)IPOを個人的に分析してみました
ストックオプション期間 | 株数残 |
平成28年8月22日~ 平成36年8月21日 | 116,000株 発行価格680円 |
平成31年3月10日~ 平成39年2月24日 | 50,170株 発行価格1,170円 |
ロックアップは90日間、ロックアップ解除倍率は発行価格の1.5倍となっています。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,112,941株から算出すると想定価格ベースで約43.7億円になります。
上場後にオフィス移動で1.85億円くらい使うようですが、人員も増えるそうなので事業拡大に期待がかかります。現在の業績ならば大丈夫でしょう。
メディアでは人材が足りないといった話が出ていますが、飲食業界は深刻のようです。
すぐには育たなかったり、対面ということで離職者も多い現実があります。人との対話を必要とするためやめる人も多い業界ですからね。
店舗オペレーション化などもありますが、賃金の引き上げが遅れている業界でもあります。
このようなことからIPOでも注目されるのではないかと考えています。
初値2倍が目標になるのではないかと思いますが、同日3社上場になるため各自資金との相談をしないといけないでしょうね。IPOに当選したいですよね~
主幹事や幹事を多数引受ける企業でIPO口座はまだ少ない穴場企業!
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