IPO抽選が前受金不要の証券会社を調べてみた | 当選できるの?
IPO抽選において前受金不要で参加できる企業があります。そんな証券会社の口座があれば良いと思いませんか?通常であれば前受金が必要になり、さらに前受金が銘柄別に必要な場合もあります。
しかし、IPOを気軽に始めた人は即壁にぶち当たることになります。
資金を500万円準備できる人と50万円しかない人の差はかなり大きいと思います。
50万円の投資金でIPOを手に入れようと思えば、相当運がよくなければ難しいです。もしくは資金の他に有価証券などを保有していれば別の方法もありますが、普通の人は無理な話です。
IPO投資をしたいと思っている方は、リスクが少ない投資をしながら大きな利益を得たい人です。
現実に、超ローリスク投資なのは明白なのでこぞってIPOに参加する人口が増えています。
IPOに当選すれば1回の利益が10万円程度ならざらにあります、場合によっては1回の当選で100万円以上を狙えることだってあるため人気になる投資方法です。
私だってそんなIPOの利益を貯めながら資金が増えてきたし、IPOブログを見渡せば資金力が無かった人もある程度貯蓄をしながら資産が増えていることが伺えます。
目次まとめ
前受金不要でIPO抽選に参加できる企業とは?
前受金不要でIPO抽選に参加できる企業は意外にあります。有名なところでは野村證券です。
あまりにも有名過ぎでIPOに当選出来ないことも知られていますが、前受金が不要なだけに口座数も信じられないほど多く、期待せずに申し込みを続けるしかありません。
ガリバー野村と言われるだけあり、野村證券を超えるような企業はなかなか国内では見受けられません。口座数も国内トップなので仕方がありません。
ではその他にはどこがあるのか?
いちよし証券も前受金不要でIPOの申込が可能です。
しばらく前は前受金が必要な時期もありましたが、現在はまた前受金が不要になっています。ただし電話でIPOの申込をしないといけないため少し面倒です。
また、IPOに当選出来た場合も電話で連絡が行われるため電話にいつも出れないような方は当選を無効化されます。
いちよし証券のIPO抽選ルールには、電話に出れなければ次の人にIPOを回る取り決めがあるため、電話に出れない人は口座開設はしなくても良いと思います。
折り返し電話をかけて配分を貰った人もネットで見たので多少は有余があるのかもしれません。
「野村證券」と「いちよし証券」は一般的に店頭証券とよばれていて、対面取引になりますが個人顧客へも抽選を行わなければいけないルールがあるため抽選枠も用意されています。
私も何度か当選を頂いているので、当たりにくけれど申込を続けるほかありません!
※現在いちよし証券はIPOから撤退しています
インターネット証券で前受金不要の証券会社は何処なのか?
いわゆるネット証券のことになりますが、証券会社が引き受けた株数をすべて抽選に回す平等抽選方式が増えているように思います。
最近特にIPOに熱を入れているのが岡三オンライン証券とSBIネオトレード証券です。
岡三オンラインは、あの岡三証券のインターネット部門になります。
取引ツールに強みを持ち、株式売買手数料もかなり安く抑えられているため人気です。ネット部門になるため驚異的な手数料体系も魅力な企業になります。
IPOではあまり関係がありませんが、岡三オンライン証券に移る人も出会ったことがあります。
信用取引口座が特に人気ですから、ハードユーザーが多いのかもしれません。私はIPOの他には使っていませんが、キャンペーンで数回取引をしたことがあるくらいです。
SBIネオトレード証券も前受金が不要でIPOに申込可能
SBIネオトレード証券は、昔から手数料が安く有名な企業です。
手数料ランキングでも最上位に君臨する企業になるため、IPO投資だけで使うのは勿体ないと思う企業です。キャンペーンなども行われているため人気ですが、それを考慮しなくても手数料において右に出る企業はそうありません。
私もたまに使っていますが、IPOの他にもPOや立会外分売りなども取り扱いがあるので口座を持っていると色々と使えます。個人的にはFX口座も開設しているのでだいぶ前から馴染みある企業です。
むさし証券も前受金が不要でIPOに申込可能
むさし証券も前受金不要になりました!むさし証券の「トレジャーネット」口座になります、インターネットに特化した口座ですがトレジャーネット口座を開設しないといけないので間違わないでください。
意外と本家のむさし証券口座を開設する人がいる話を過去に聞いたことがあります。岡三オンライン証券と同じですが、むさしオンライン証券とは言いません(笑)
むさし証券が引受けた株をトレジャーネット口座で配分します(個人顧客へ)
岡三オンライン証券は岡三証券が幹事に入らなくてもIPOの取扱がありますが、むさし証券だとそれほどチャンスは多くないかもしれません。
ただし、この3社を比べた場合に「むさし証券」の口座が一番少ないと思うのでIPOの当選確率を考えるとあまり大差がないかもしれません。
前受金無しでIPOに申込める企業は5社しかないのか?
IPO資金を事前に用意しなくても抽選に申込める企業の情報を書いてきましたが、店頭証券のことも少し書いておきます。
店頭証券と言えばハードルが高いと思いますが、その通りハードルは高いです。
店頭証券では基本的に裁量当選によるIPO配分が行われます。
ざっくり言えば、担当者やグループにIPOの株数が決まっているので、「取引手数料を落としている人」や「預入資産が多い人」に配分があります。店頭でも抽選枠を利用するところはありますが、お金を持っていない人に配分するのはまれなのかもしれません。
また、証券会社が同じでも支店によって配分ルールが異なる場合もあります。
その他には、担当者によって配分できるIPOが無い場合もあります。役職が無い新人社員などはIPOの期待はできない場合が多いようです。新人だとグループで○○株のような割当も考えられます。
店頭ではどんな人にIPOの配分が行われるのか?
店頭証券でIPOの配分が行われるような方の一例ですが、資産が多くある人です。
その他には、積極的に取引が見込めそうな顧客でしょう。解らないことがあり担当者に聞くことも信頼関係を築くことが出来ると思います。
あまり仲が良くなると担当者はすぐ変更してしまうので、程々が良いです(実話)
将来にわたり双方にメリットが無ければいけませんから~
ただ、店頭でIPOの資金拘束は原則としてありません。私も預入資金の数倍の額を申し込んだことがあります。余談ですが、あまりに桁外れだと本当にお金があるのか別途電話がある方もいるそうです!
店頭証券の口座開設はどうすればいいのか?
店頭証券の口座開設が気になる方もいると思います。
店頭口座はまず最寄りの支店に何食わぬ顔で電話をし、口座開設をしたいと告げたのち店舗に出向く方がよいです。資産が5,000万円程度あれば、口座開設をしたいので担当者を自宅に招き入れる方法もありです。
その場合には、ある程度売込みを覚悟しなければいけないためIPOの配分以外にも投資信託や債券などの購入を迫られると思います。
私の場合は男性なので相手が女性だと嬉しいです!
大体、担当者を決める時は相手から男性・女性どちらが良いですか?と聞かれますので男性は女性が良いと伝えておくと上手く行きます。
男性担当者の方も過去にはいましたが、色々とやりにくい人が多かったように思います。
強引すぎる方も中にはいらっしゃるので、その時は上司に電話をし相性が悪いので担当者を変更して頂くように告げつると良いです。
店頭証券の他には本当に前受金不要は無いのか?
上記では、岡三オンライン証券やSBIネオトレード証券、むさし証券の口座をご紹介しました。さらには店頭証券のIPO裁量配分もご説明しましたが、その他にも調べるとありました。それはエイチ・エス証券です。
※エイチ・エス証券はJトラストグローバル証券に社名変更しています。
個人的にはあまり配分を期待できないように思いますが、店頭証券でありなが引受けた株数の10%を機械的な抽選へ回します。
しかし、独自のポイントを使用した方が当選しやすいような構造なので少し当選は厳しいように思います。それでも口座があると当選を狙える可能性はあるので、余裕があれば口座開設をしておくと良いと思います。
前受金は不要になるため、チャンスが無い事はありません!
⇒ エイチ・エス証券はこちらの記事にまとめました
また、松井証券が新たに前受け金不要を発表しています。後期型抽選方式を採用していた企業ですが新しいIPO抽選ルールに変更されています。詳細は個別記事に書いているので参考になるかと思います。資金の有効活用ができそうです。
さらに、DMM.com証券(DMM株)で前受け金不要でIPO抽選に参加できることを発表しました。2019年2月から新規に参戦してくる企業になります。口座数が少ないため期待できそうです!
これだけ参加できる企業があれば1年に1回くらいは当選できるかもしれません。私は毎年同じことを繰り返して200万円くらい利益がでているためDMM株からも申し込みを行います。
IPO資金が少なくてもIPO抽選に参加できるところが増えてきたため、ご紹介しましたが、最終的には自己資金が必要になるため資金力も蓄えつつIPO投資を続ける他ありません!
何も知らないで投資を続けている方や面倒だと思って口座開設をしない人も多いため、上記企業でIPOに当選した時の喜びは感動ですよね。ちなみにご紹介した半分以上の企業で当選を頂いたことがあります。
前述したとおり、野村證券が一番IPO取扱いため必要になる企業だと思いますが、岡三オンラインやSBIネオトレード証券もIPOに力を入れてきているため、取扱いがあれば申込んでおきましょう。抽選に申込むだけなので、それさえもできない人はIPO投資には向いていないと思います。
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