楽天証券でIPOに当選するためには?IPO抽選ルール
楽天証券のIPO取扱いは引受けた株数の全数を抽選に回す企業です。
IPOの取扱い数が多いとは言えませんが、幹事や委託販売などが行われる場合に比較的IPOの当選確率は高めです(最近は委託経由の取り組みが多い)
楽天証券の口座開設者は多いですが、実はIPOに申込む方は少ないです。
これはIPOの取扱い数にも関係がありますが、そもそも楽天証券で口座を開設してIPOに申込もうと考える人が少ないと思われます。
IPOが委託で取り扱われていることに気が付かないこともしばしばあります。
楽天証券のIPO以外のサービスも魅力
楽天証券といえば、取引ツールのマーケットスピードの人気が高くIPOよりも売買ツールとして知名度が高いです。
売買手数料も安いですからね。最近では一般信用売建の取り扱いも始まっているので個人的に評価が益々高くなっています。
iDeCo(イデコ)のサービスも始まり運営管理料が無料になり話題をよびました。NISA口座や投資信託の積み立て、FXなども人気です。
SBI証券とよく比較されるため競争により手数料なども安く抑えられています。
楽天証券でも一般信用売建が出来るって知っていますか?
楽天証券でも一般信用売建が出来ます。
ログイン後に国内株式タブをクリックし、次に信用取引情報をクリック、次に「一般信用売建銘柄」が出てくるのでチェックをします。
すると上記画面が出てくるのでここで銘柄検索をします。時期により一般信用銘柄数が変わるので気を付けておきましょう。
あまり優待で楽天証券を使っている人はいないので、某社のように競争激化の流れはない気がします。
IPOのお金を寝かせている場合は一般信用枠狙いで取引をすると銘柄の確保が可能だと思います!
楽天証券の優待はこれからサービス拡大に期待ができると思います。
楽天証券の逆日歩チェックは使えます!
楽天証券の逆日歩は期間を6か月に指定すれば過去にさかのぼって見ることができます。
一般信用が無くても制度信用を使って過去にどのくらいの逆日歩が付いているのかが解ります。これって凄いですよね。
他社にあるのか知りませんが、私は楽天証券で昔から確認していました。このサービスはかなりいけていると思います!
優待に興味が無い方には不要なサービスだと思いますが結構ためになります。
火曜日の優待権利付き最終日などでは逆日歩は要チェックですからね。受け渡し日の関係で逆日歩3日になるので予想できる銘柄はチェックしたほうがいいです。
楽天証券のIPO申込で注意したいこと
IPOの申込特徴としてはブックビルディングと購入申込の2回申込となりブックビルディング時に申込相当の資金が必要です。
ブックビルディングの後に一時出金しても構いませんが、購入申込の時には再度余力が必要になります。
なのでauカブコム証券のIPO申込と同じで忘れがちです。
ステージ制を採用していますが、過去6ヶ月間の平均手数料が15,000円以上になれば通常の2倍(IPOシルバー)の当選確率になります。
その上のIPOゴールドになると通常の5倍の当選確率になりますが、手数料は6ヶ月平均100,000円と巨額です!もしくは資産が1億円以上。
なので殆どの方が機械的なIPO抽選であるレギラー口座になると思います。
口座を開いてメール登録などをしているとIPO情報が来ると思いますが、委託幹事をしても気が付きにくくかなりの穴場証券となります。
また、委託幹事の場合はステージ制の採用は無いので全員で平等抽選にります。最近は委託経由の取扱が多いので完全抽選といってよいかもしれません。
【追記】
ステージ制による抽選は現在行われていないようです。「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」にステージ制の文言がなくなっています。これにより楽天証券で普段取引をあまりしていない方でも当選の可能性が高まったと言えるかもしれません。
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