【評価】ホロスホールディングスIPOの上場と初値予想!不人気?
ホロスホールディングス(5839)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はスタンダード市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約30.4億円で公開株数1,548,400株、オーバーアロットメント232,200株です。想定発行価格は1,710円になっています。
業 種 | 保険業 |
上場市場 | スタンダード市場 |
上場日 | 上場中止 |
BB期間 | 7月05日~7月11日 |
企業ホームページ | https://www.holos-hd.jp/ |
事業の内容 | 保険代理店事業を中心とする企業グループの持株会社 |
目次まとめ
ホロスホールディングス(5839)IPOの業績と事業内容
同社はホロスホールディングス及び連結子会社3社(株式会社ホロスプランニング、株式会社ジェー・ピー・ディー清水及び株式会社エルティヴィー)で構成されています。
純粋持株会社としてグループの経営戦略の立案・決定、経理・財務・総務業務等の各事業に共通する管理サービスの提供及びグループ経営のモニタリングを行います。
各連結子会社においては、保険代理店事業、土地バンクリース事業、教育研修・マーケティング事業の3事業を展開しています。
ホロスホールディングス(5839)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,710円 |
仮条件 | 1,710円~1,840円 |
売出価格 | 7月12日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約26.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約30.4億円になります。
上場規模が少し大きめで不人気の保険業です。利益が出ている企業なので何とか公開価格は超えてきそうな感じでしょう。
ホロスホールディングス(5839)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 1,548,400株 |
公開株式数 | 1,548,400株 |
OA売出 | 232,200株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) みずほ証券 岡三証券 アイザワ証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券 SBI証券 岩井コスモ証券 楽天証券 |
委託見込 | 岡三オンライン DMM.com証券 SBIネオトレード証券 |
主幹事狙いでよさそうです。SMBC日興証券は公開株数が多いIPOの取扱いに期待できます。
微妙な銘柄も多いと思いますがぼちぼち当選できると考えています。大体毎年1枚はいただいています!
ホロスホールディングスの会社設立は2014年2月03日、本社住所は京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地烏丸中央ビル4階、社長は堀井計氏(64歳)です。※2023年6月19日時点
従業員数は10人(臨時雇用者5人)、平均年齢46.5歳、平均勤続年数3.9年、平均年間給与約451万円です。
ホロスホールディングス(5839)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
TKTH投資事業有限責任組合 | 1,640,600株 | 48.14% |
堀井 計 | 508,800株 | 14.93% |
第一生命保険株式会社 | 312,400株 | 9.17% |
ソニー生命保険株式会社 | 237,600株 | 6.97% |
清水 三雄 | 154,000株 | 4.52% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間((2023年10月18日)と180日間(2024年1月16日)になります。ベンチャーキャピタルの3社は売出価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。VC分は180日間です。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 1,394,200株 | 90.04% |
みずほ証券 | 31,000株 | 2.00% |
岡三証券 | 31,000株 | 2.00% |
アイザワ証券 | 31,000株 | 2.00% |
三菱UFJモルガンスタンレー証券 | 15,300株 | 0.99% |
SBI証券 | 15,300株 | 0.99% |
岩井コスモ証券 | 15,300株 | 0.99% |
楽天証券 | 15,300株 | 0.99% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1700円~1,850円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,800円~1,950円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
ホロスホールディングスの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,700円~2,200円
修正値1,800円~2,000円
保険代理店の持ち株会社として上場します。海外販売も見込まれていますがどうやら人気がないようです。
株価設定も妥当であり上場企業で機関投資家の資金が入るのはFPパートナー(7388)くらいだそうです。他の銘柄はPER15倍以下で放置されているようです。
同社の場合はファンド売出し株なので人気がさらに低下するようです。大手予想の数値も良くないためBB見送りでも良さそうです。欲しければたくさん配分はあるでしょう。
仮条件上振れでさらに割高になりました。仮条件上限1,840円だと吸収金額が約32.8億円です。機関投資家の参戦がなければ厳しそう。親引けによる配分があるがそれもたいした需要にならないのかも?
微妙な銘柄なのでよく考えたい。基本見送り姿勢ですね。
ホロスホールディングス(5839)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2017年10月01日~2025年8月31日 | 58,200株 発行価格600円 |
ロックアップは90日間と180日間でVCは1.5倍解除となっています。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。58,200株が行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の3,349,600株から算出すると想定価格ベースで約57.3億円になります。
売出株のIPOなので人気はないと思います。ただIPO閑散期なのである程度注目されるでしょう。
IPOに当選してみたい人には面白い銘柄だと思います。当選確率は高いでしょうね!
ホロスホールディングス主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
タグ:IPO初値予想