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【評価】アストロスケールホールディングス(186A)IPOの上場と初値予想

アストロスケールホールディングス(186A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、みずほ証券の3社が引受けます。
 

上場規模は約192.4億円で公開株数23,593,300株、オーバーアロットメント3,124,900株です。想定発行価格は720円になっています。
 

アストロスケールホールディングス(186A)IPOの上場と初値予想
 

業 種サービス業
上場市場グロース市場
上場日6月05日
BB期間5月20日~5月24日
企業ホームページhttps://astroscale.com/ja/
事業内容スペースデブリ除去や人工衛星寿命延長、点検・観測等の軌道上サービス事業

 

アストロスケールホールディングス(186A)IPOの業績と事業内容

同社グループは、宇宙空間における軌道上サービスを通じて、人工衛星運用者やロケット事業者の事業価値の向上及び宇宙の持続的な利用に貢献しています。
 

技術面では、コア技術である「宇宙空間の非協力物体に対するRPO技術」及び関連技術の研究開発並びに宇宙空間で提供されるサービスの開発を行っています。
 

RPO技術は、人工衛星やデブリの除去、軌道変更・軌道維持、燃料補給、観測・点検、再利用・交換、製造・修理といった様々な軌道上サービスを実現可能にするものだそうです。
 

アストロスケールホールディングス(186A)IPOの業績
 

アストロスケールホールディングス(186A)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格720円
仮条件750円~850円
公開価格850円

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約169.9億円です。オーバーアロットメントを含めると約192.4億円になります。
 

期待の宇宙ビジネスになっていますけど大赤字企業みたいですね。話題性先行で買われると良いですね。
 

アストロスケールホールディングス(186A)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数20,833,300株→ 22,169,200株
国内販売13,888,900株→ 12,486,200株
海外販売6,944,400株→ 9,683,000株
売出株数2,760,000株
公開株式数23,593,300株→ 24,929,200株
OA売出3,124,900株
引受幹事三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)
モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事)
みずほ証券(共同主幹事)
SBI証券
野村證券
SMBC日興証券
楽天証券
東海東京証券
岡三証券
水戸証券
松井証券
マネックス証券
岩井コスモ証券
あかつき証券
東洋証券
アイザワ証券
委託見込auカブコム証券
SBIネオトレード証券
岡三オンライン
DMM.com証券

 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券がメインになるはずなのでauカブコム証券からの申込みも有効だと思います。後期型抽選なので大事にしたいと思います。
 

ここ数年は案外当選できているため大型IPOの場合は申込んでおきましょう。抽選申込みと購入申込みが必要なので気を付けてください。
 


 
会社設立は2018年11月15日、本社住所は東京都墨田区錦糸四丁目17番1号、社長は岡田光信氏(51歳)です。※2024年5月02日時点
 

従業員数は29人、平均年齢45.7歳、平均勤続年数1.5年、平均年間給与約1,226万円です。連結従業員数は481人(臨時雇用者33人)です。
 

アストロスケールホールディングス(186A)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
岡田 光信27,600,300株26.78%
株式会社INCJ17,041,200株16.53%
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合4,405,000株4.27%
株式会社グーニーズ3,239,700株3.14%
ASエースタート1号投資事業有限責任組合2,950,200株2.86%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2024年12月01日)でロックアップ解除倍率設定はありません。親引けは45億円が予定されています。発行済み株式数の44.57%がベンチャーキャピタル保有株になります。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)8,403,000株50.47%
モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事)3,251,600株19.53%
みずほ証券(共同主幹事)3,679,400株22.10%
SBI証券499,500株3.00%
野村證券166,500株1.00%
SMBC日興証券166,500株1.00%
楽天証券166,500株1.00%
東海東京証券83,200株0.50%
岡三証券83,200株0.50%
水戸証券49,900株0.30%
松井証券16,600株0.10%
マネックス証券16,600株0.10%
岩井コスモ証券16,600株0.10%
あかつき証券16,600株0.10%
東洋証券16,600株0.10%
アイザワ証券16,600株0.10%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 700円~1,000円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 1,000円~1,500円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

アストロスケールホールディングスの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想720円~1,000円
修正値1,250円~1,500円
 

仮条件が引上げられ強気姿勢が伺える。ただし大赤字企業で上場規模が大きいため地合い次第では割れるかもしれません。
 

成長性はあるようだが親引けを引いても消化不良の可能性がありそう。初値が高い場合はアイスペース同様に右肩下がりの株価になりそうです。同社のような企業は必要だと思うが民間だと資金源が問題。
 

同社はデブリ掃除業のパイオニアになるそうです。宇宙ゴミを片付けるのは難しそうなので同社のビジネス以外が選択される可能性もありそうです。レーザー照射のほうが経済効率が良いと言われているようです。
 

また、海外販売が増加され公募株式が24,929,200株になりました。上場規模が最大238.5億円、時価総額約960.7億円になります。
 

イベント投資なので短期資金が向かうと考えられますが規模が大きいため不発にならないか心配しています。将来性はあるけれど開発費がかさんでいるため赤字になっています。
 

アストロスケールホールディングス(186A)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2019年2月01日~2025年4月30日928,200株
発行価格124円
2019年2月01日~2025年4月30日429,000株
発行価格187円
2019年2月01日~2026年7月31日3,239,700株
発行価格291円
2022年9月15日~2026年7月25日489,900株
発行価格555円

※発行回数が多いため省略しています
 

ロックアップは180日間で解除倍率設定はありません。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
 

ストックオプションは8,116,800株が上場時に行使期限入りしています。潜在株式数は12,192,800株です。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の111,692,500株から算出すると想定価格ベースで約804.2億円になります。※上場時発行株数が113,028,400株になったため813.8億円になります。
 

儲かるIPOならいいけど業績が芳しくありません。ここ数年で黒字化できる気がしない業績ですからね。
 

国も関係する事業なので機関投資家需要があれば面白そうです!
 

SMBC日興証券は当選後にキャンセルするとペナルティーがあるため当選しやすいかもしれません。
 

6月はIPOが続くことが多いため証券口座を開設していない方は急いで開設しておくとチャンスがありそうです。主幹事多いですからね。
 

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