ポエック(9264)IPO新規上場 | 初値予想と幹事情報
ポエック(9264)IPOが新規上場承認されました。
公開株数はそこそこありますが、株価が低単価なので初値2倍でも大きな利益とはなりません。しかも野村證券主幹事なので当選期待は低いかもしれません。ただ当選すれば2枚セットになる可能性があるので期待出来ないこともないか?
他社当選だと店頭口座ではない限り複数当選は無いでしょう。
業 種 | 卸売業 |
上場市場 | JASDAQスタンダード |
公開予定 | 11月28日 |
BB期間 | 11月09日~11月15日 |
企業ホームページ | http://www.puequ.co.jp/ |
【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社2社(株式会社三和テスコ及び東洋精機産業株式会社)及び持分法非適用関連会社1社(株式会社泰元コーポレーション)により構成されており、環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連機器及び防災・安全関連機器の製造・販売を主な事業内容としております。
【手取金の使途】
手取概算額191,748千円については、「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限42,716千円と合わせて、連結子会社2社への投融資資金として173,000千円、残額を当社の運転資金として充当する予定であります。なお、連結子会社2社への投融資資金については、株式会社三和テスコにおける設備投資資金として95,000千円、東洋精機産業株式会社における設備投資資金として78,000千円を充当する予定であります。
目次まとめ
ポエック(9264)IPOの業績と事業内容
環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連機器及び防災・安全関連機器の製造・販売を主な事業内容としています。
業績は横ばいみたいですが、急激に売り上げが上がるような事業ではないと思います。
単体では仕入れた商品を販売しているようですが、連結子会社が製造を引き受けているようです。
売上の多くは「環境・エネルギー関連機器」となっています。
主要な商品は、環境関連機器としてポンプ類・撹拌機等の水処理機器、オゾンガス発生装置及びオゾン脱臭装置などの環境改善機器があり、エネルギー関連機器として熱交換器等があります。
オゾンガス発生装置は国内メーカーからのOEM品として供給を受けているようです。
ポエック(9264)IPO仮条件から公開価格の日程
仮条件 | 670円~750円 |
想定価格 | 670円 |
公開価格 | 11月16日 |
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約3.1億円です。
オーバーアロットメントを含めると約3.6億円になります。
上場規模は小さいためマネーゲーム化する可能性もあります。
同日上場の幸和製作所(7807)と同様に初値期待はできると思います。
ただし短期的な流れしかできないと考えているため上場後数日で祭りは終わる可能性があります。
ジャスダック市場のIPOが好調といえ、壽屋みたいなパターンもあるため難しいですよね。
ポエック(9264)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 320,000株 |
売出株数 | 142,000株 |
公開株式数 | 462,000株 |
OA売出 | 69,300株 |
引受幹事 | 野村證券(主幹事) みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 SMBCフレンド証券 岩井コスモ証券 香川証券 ひろぎん証券 |
発行価格が10万円以下だと野村証券は2枚セット(200株)になるかもしれませ!
当選が遠のいていきますが、当選出来れば最大で15万円ほど利益が望めるかもしれません。
会社設立1989年01月で社長は来山哲二氏70歳、従業員数は71人で平均年齢39.6歳、平均勤続年数11年、平均年間給与約455万円となっています。
連結従業員数は184人と多いです。
ポエック(9264)IPOの初値予想
※株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、当社株主である東洋額装株式会社、下田武久、ごうぎんキャピタル株式会社、定藤洋子、HC6号投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合、株式会社東洋高圧及びりそなキャピタル株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成30年2月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う売却等は除く。)を行わない旨合意しております。
また、売出人かつ貸株人である来山哲二及び釆女信二郎、並びに当社株主である来山美佐子、藤田砂智、寒川貴宣、三谷俊二、森本敏昭、黒川和子、伊木真智、小林景、酒井久吉、釆女寛行、釆女佳憲、原田展子、村本修、松村俊宏、黒川悦子、森一生、酒井稔及び上村一武は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成30年2月25日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等を除く。)を行わない旨を合意しております。
当社の株主であるポエック従業員持株会は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成30年5月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。
ポエックIPO幹事引受け株数決まる
幹事団 | 引受け株数 |
野村證券(主幹事) | 416,000株 |
みずほ証券 | 18,400株 |
SMBC日興証券 | 11,500株 |
SBI証券 | 6,900株 |
SMBCフレンド証券 | 2,300株 |
岩井コスモ証券 | 2,300株 |
香川証券 | 2,300株 |
ひろぎん証券 | 2,300株 |
※目論見の訂正事項発表後に記載します
ポエックIPOの直感的初値予想
第一弾⇒ 1,200円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,200円
※仮条件発表後
ポエックIPOの大手初値予想
上限1,200円を予想!
ポエック(9264)IPOを個人的に分析してみました
ストックオプション期間 | 株数残 |
平成23年9月05日~ 平成31年5月31日 | 195,600株 発行価格500円 |
平成27年12月01日~ 平成34年11月30日 | 20,000株 発行価格750円 |
ロックアップは90日間と180日に分かれています。
180日間のロックアップは従業員持ち株会なので気にしなくてもよいでしょう。退職者が多くなるとまずいですが(汗)
ロックアップ解除倍率の記載は90日分で1.5倍とあります。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の1,687,600株から算出すると想定価格ベースで約11.3億円になります。ジャスダック市場の上場規模ではかなり小さいと思います。
ポエックIPOの申し込みスタンスは全力申込ですが当選は難しいでしょう。
当選出来たらラッキーだと思いますが、確率は低いためIPO申込は面倒だと思う方はスルーでよいかも?
主幹事野村證券での当選確率は0.5%程度かも・・・
先ほども書きましたが、200株セットならば初値利益は15万円程度見込めるかもしれません。
初値1,000円は超えてくると思います。地合いが崩れない限り大丈夫でしょう!
岩井コスモ証券の後期型抽選に少しだけ期待したいと思います。幹事の半分は口座を持っていませんからね~
ポエック(9264)IPOの幹事を引受けています! 【後期型IPO申込企業】
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