大注目企業のマネーフォワード(3994)IPOが新規上場承認 【まじで?初値どうなる】
マネーフォワード(3994)IPOが新規上場承認されました。
予想通りにベンチャーキャピタル出資が多い案件ですが、主幹事がSMBC日興証券なのでそれなりにチャンスがありそうです。上場規模はオーバーアロットメント含め約39億円となっており知名度で買い先行か?
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | 東証マザーズ |
公開予定 | 9月29日予定 |
BB期間 | 9月13日~9月20日 |
仮条件 | 9月12日 |
想定価格 | 1,330円 |
公開価格 | 9月21日 |
公募株数 | 1,617,700株 |
売出株数 | 931,000株 |
公開株式数 | 2,548,700株 |
OA売出 | 382,300株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(共同主幹事) マネックス証券(共同主幹事) SBI証券 みずほ証券 東海東京証券 静銀ティーエム証券 いちよし証券 |
【事業内容】
自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』の提供を行うPFM事業、法人・個人事業主向けのクラウド型サービス『MFクラウド会計・確定申告・請求書・給与・消込・マイナンバー』といった6つのバックオフィス向けMFクラウド事業等
マネーフォワードと言えば自動家計簿・資産管理サービスとして名前が知られている企業です。大手企業とのシステム提携がやたらと目に入りますが、ユーザーは500万人以上いるそうです。マネーフォワードは国内において市場シェア率が高く平成29年3月時点で28.5%のシェア率だそうです!
システムを使うと自分の家計や資産を一元管理できるメリットがあり無料版と有料版があります。複数の金融機関残高や入出金データを自動で集積する事ができるので非常に便利です。クレジットカードや保険、年金やポイントカード残高などにも対応しているそうです。もちろん株式の自動集計も出来ます。少しパソコンの知識があれば自分でエクセルを使えば良いと思いますが、たまに忘れると意外に大変ですよね~
マネーフォワード初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
東京都港区本社になり、会社設立は2012年5月とまだ5年足らずでの上場になります。
社長は辻庸介氏41歳だそうです。VCが多い割に株式保有率19.95%あるようです。
従業員数212名(臨時雇用40名)になり平均年齢32.4歳、平均勤続年数1.4年、年間平均給与約613万円です。
【ロックアップVC】
当社株主であるジャフコSV4共有投資事業有限責任組合、MSIVC2012V投資事業有限責任組合、電通デジタル投資事業有限責任組合、FENOX VENTURE COMPANY IX, L.P.、TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合、三菱UFJキャピタル4号投資事業有限責任組合、GMO VenturePartners3投資事業有限責任組合は、SMBC日興証券株式会社に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して90日目の平成29年12月27日までの期間中は、SMBC日興証券株式会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む。)の売却等(ただし、その売却価格が募集における発行価格又は売出しにおける売出価格の1.5倍以上であって、SMBC日興証券株式会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)を行わない旨を約束しております。
ロックアップは90日間と180日間に分かれています。
90日間にはベンチャーキャピタルのロックアップが含まれており、1.5倍でロックアップが解除されます。マネックスベンチャーズやSBIホールディングスは180日間の方に名前があります。
市場から吸収される金額は約33.9億円でオーバーアロットメントを含めると約39億円にもなります。通常マザーズ上場だと10億円前後が多いだけに、荷もたれ感は意識されるところでしょう。しかも売上が急激に伸びているにも関わらず第2四半期で68億程度赤字となっています。これって第4四半期にどうなってるのか?
どちらにしろイベントには参加したいので、今のところ口座がある企業からは申込をする予定です。日本経済新聞でもニュースに取り上げられたりしていたので、インパクトはあると思います。クラウドやAPIなど好まれる要素は十分あるので当選を狙いたいです。
マネーフォワードIPO初値予想は1.2倍~1.5倍程度になるのかな?公開価格割れは無いと思いますが仮条件があまりにも高くなるとうまみが無い気がします。
マネーフォワード(3994)IPO幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
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