ウェーブロックホールディングス(7940)IPO東証2部へ上場承認 【吸収額が大きく不安】
ウェーブロックホールディングス(7940)IPOが東証2部へ新規上場承認です。
東証2部にIPOをする銘柄が多くなっていますが、この銘柄はさらに人気が低そうですね。
業 種 | 化学 |
上場市場 | 東証2部 |
公開予定 | 4月10日予定 |
BB期間 | 3月23日~3月28日 |
仮条件 | 3月21日 |
想定価格 | 840円 |
公開価格 | 3月29日 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 5,266,500株 |
公開株式数 | 5,266,500株 |
OA売出 | 780,000株 |
引受幹事 | みずほ証券 野村證券 SMBC日興証券 SBI証券 岡三証券 丸三証券 |
【事業内容】
当社の企業グループは、当社および連結子会社13社、非連結子会社1社、関連会社1社の合計16社で構成されております。当社は持株会社として、事業会社である各子会社の事業活動を管理・統括することおよびそれに附帯する事業を行うことを主たる業務としております。事業会社は各種プラスチックと繊維、紙等を原材料とした複合素材の製造および販売を主たる業務としております。
複合素材の加工メーカーになり関連会社の合計16社の構成になります。
また再上場案件になるのでIPO的なイメージは悪そうです。
かつ上記業績画像からも単体では赤字が多く見受けられ、連結になりやっと利益が出ている様に思えます。
前期(53期)の連結利益は3.65億円と吸収金額から考えると弱いですね。
グループはセブメント別に事業区分されていて、様々な商品を作っているようです。
住宅関連から農資材、食品関係など幅広く対応しています。
取引先大手はサンゲツ(8130)の名前があがっていました。
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ウェーブロックホールディングス初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
東京都中央区明石町本社になり、会社設立は1964年6月です。
2009年7月にウェーブロックインベストメント社によるTOBのため、東京2部を上場廃止になっている経緯があります。
従業員数は37人、平均年齢43歳、平均勤続年数14.9年、給与年間平均は535万円です。
ロックアップは90日間の設定、ロックアップ解除倍率が1.5倍です。
吸収金額は想定ベース算出で約44.2億円、オーバーアロットメントを含めると約50.8億円規模の上場になります。
さらに売出し株IPOなので不安材料てんこ盛り状態です!
東証2部上場と言えば老舗企業で高配当イメージがありますが、今回の上場は不人気になりそうな予感がします。
株数が多いため主幹事の手腕が試される事でしょう。
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