船場(6540)IPOが東証2部に新規上場承認 【当選しそうなIPOだけど初値利益が低そう】
船場(6540)IPOが東証2部に新規上場承認しれました。
野村證券主幹事の東証2部IPOになります!
公開株数が多いため当選は容易かもしれませんが、初値い利益は低いでしょう。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | 東証2部 |
公開予定 | 12月19日予定 |
BB期間 | 12月01日~12月07日 |
仮条件 | 11月30日 |
想定価格 | 1290円 |
公開価格 | 12月08日 |
公募株数 | 1,050,000株 |
売出株数 | 1,050,000株 |
公開株式数 | 2,100,000株 |
OA売出 | 315,000株 |
引受幹事 | 野村證券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 いちよし証券 auカブコム証券 |
【事業内容】
当社グループは当社及び子会社9社(連結子会社7社、非連結子会社2社)により構成されており、(1) 商業施設及びインテリアの企画、設計、監理並びに施工、(2) 市場調査及び分析、(3) 商業施設の管理、運営、販売促進、(4) 陳列用具の設計、製作及び販売、(5) 一般建築業などの業務を行っているほか、これらに関連する事業活動を展開しております。
業績は横ばいですが、直近を見ると売上増、利益増となっています。
第53期の大赤字が心配にさせますが、おおむね好調な業績だと思います。
国内だけではなく海外ネットワークがあり、商業施設及びインテリアの企画や設計、監理や施工を行っている企業です。マーケティングなどの指導も手掛けるようです。
海外子会社は香港と台湾、シンガポールにあります。
今後の取り組みについては、成長拡大が見込まれるアジア市場への出店加速化や、インバウンド対応などに取り組むそうです。その他多種多様の複合施設へも意欲を見せており、上場により知名度アップにつながる見込みです。オリンピックも後押ししそうですね。
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船場初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
東京都港区芝浦に本社があり、会社設立は1962年2月です。
社長は栗山浩一氏、従業員数は408人(連結602人)になり、平均年齢40.1歳、平均勤続年数14.5年、平均年間給与約620万円です。
ロックアップ期間90日間と180日間の設定、ロックアップ解除倍率は記載なし。
船場従業員持株会が180日間です。
ベンチャーキャピタル出資は確認できませんが、需給に不安が残ります。
IPOにおいて東証2部上場銘柄は敬遠される傾向にあり、この事が最大のデメリットです。吸収金額もオーバーアロットメントを含めて約31.2億円と大きいので公開価格割れもあるかもしれません。
とは言え、東証2部銘柄は既に熟成している事が多く割安になれば買われる事が多いのも事実としてあります。
悩む案件ですが、12月19日上場の3銘柄の中では一番選ばれない可能性が高いです。
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