オルツIPOの上場データと初値予想を独自公開

オルツ(260A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は大和証券が引受けます。
 

上場規模は約52.8億円で公開株数9,000,000株、オーバーアロットメント1,350,000株です。想定発行価格は510円になっています。
 

オルツ(260A)IPOの業績と事業内容

オルツは「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を行っている企業です。ただ業績が大赤字なのでかなり危険なIPOでは？と思っています。
 

パーソナル人工知能とは、私たち自身の意思をデジタル化し、それをクラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をそのクローンにさせることを目的としたAIになると同社が説明しています。
 

オルツ(260A)の仮条件と公開価格の日程

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約45.9億円です。オーバーアロットメントを含めると約52.8億円になります。
 

上場できることが凄いです。ベンチャーキャピタル保有株ばかりなので近寄りがたい銘柄だと思います。
 

オルツ(260A)IPOの幹事団詳細と会社データ

 
主幹事1社で捌けるのだろうか？と思ってしまいました。公募が多いけれど上場後が心配です。
 

会社設立は2014年11月26日、本社住所は東京都港区六本木七丁目15番7号、社長は米倉千貴氏(47歳)です。※2024年9月07日時点
 

従業員数は20人(臨時雇用者11人)、平均年齢38.9歳、平均勤続年数2.7年、平均年間給与約1,094万円です。
 

オルツ(260A)IPOの初値予想とロックアップ

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは90日間(2025年1月08日)と180日間(2025年4月08日)にわかれ、90日間分に発行価格1.5倍以上のロックアップ解除が設定されています。

幹事引受け株数と割合を調べた結果

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想！

第一弾⇒　450円～520円
※ファーストインプレッション

第二段⇒　540円前後？
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

オルツの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想500円～600円
修正値は変更なし
 

仮条件上限が30円アップされました。上場規模は約55.9億円、時価総額は約180.1億円です。
 

これに合わせりそなアセットマネジメント系のファンドが13億円相当の株式取得を発表しています。関心の表明というやつです。
 

それでも上場規模が大きい赤字企業なので割れるのでは？と考えています。ROXXも割れたので赤字企業に投資する人がどれだけいるのかわかりません。
 

関心の表明で安心感はあるものの割れない保証はありませんからね。
 

AIベンチャー企業なので多少は注目されるかもしれません！
 

オルツ(260A)IPOの評価と申し込みスタンス

※発行回数が多いため一部省略
 

ロックアップは90日間と180日間で90日間分は発行価格1.5倍以上で解除になります。
 

ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。2,336,100株が行使期限入りしています。多いですね。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の33,344,700株から算出すると想定価格ベースで約170.0億円になります。
 

人工知能は本来IPOで人気ですけどオルツは人気がなさそうです。詳しく内容を見る必要がありそうです！
 

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