【評価】ビジネスコーチ(9562)IPOの上場と初値予想
ビジネスコーチ(9562)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約6.3億円で公開株数265,900株、オーバーアロットメント39,800株です。想定発行価格は2,070円になっています。
人気がありそうなIPOが登場したようです!
業 種 | サービス業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 10月20日 |
BB期間 | 10月04日~10月11日 |
企業ホームページ | https://www.businesscoach.co.jp/ |
事業の内容 | トップマネジメントからビジネスパーソンまでを対象としたビジネスコーチング及び人的資本開発に関するプログラムの提供 |
目次まとめ
ビジネスコーチ(9562)IPOの業績と事業内容
同社はは2021年9月に、創業時のミッションを時代の変化に対応して見直し、「一人ひとりの多様な魅力、想い、能力の発揮を支援し、働く人が幸せを感じられる社会の持続的発展を可能にする」ことをパーパスとし事業を展開しています。
ビジネスコーチングは、特定の業種・事業分野のスキル向上を目的としたものではなく、ビジネス全般のあらゆるシーンにおいて、経営層から新入社員まで、ビジネスパーソンの一人ひとりの力を最大限に引き出すアプローチで実施するサービスです。
ビジネスコーチ(9562)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 2,070円 |
仮条件 | 1,910円~2,070円 |
公開価格 | 10月12日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約5.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約6.3億円になります。
上場規模が小さく公開株数も少ないため争奪戦になると思います。IPOに当選した場合の利益は期待できそうです。
ビジネスコーチ(9562)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 136,000株 |
売出株数 | 129,900株 |
公開株式数 | 265,900株 |
OA売出 | 39,800株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) SBI証券 岡三証券 マネックス証券 楽天証券 |
委託見込 | 岡三オンライン SBIネオトレード証券 |
主幹事狙いのIPOなので平幹事からの当選は難しそうです。公開株数がOAを含めても30万株程度しかありません。
SMBC日興証券からの申込を忘れると当選が遠のくパターンだと思います。申込んでも当選確率は低そうです。
ビジネスコーチの会社設立は2005年4月06日、本社住所は東京都千代田区麹町二丁目2番地、社長は細川馨氏(64歳)です。※2022年9月23日時点
従業員数は41人(臨時雇用者0人)、平均年齢36.4歳、平均勤続年数3.3年、平均年間給与約629万円です。
ビジネスコーチ(9562)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
有限会社コーチ・エフ | 442,000株 | 44.20% |
細川 馨 | 150,000株 | 15.00% |
橋場 剛 | 96,900株 | 9.69% |
田中 広道 | 30,000株 | 3.00% |
諸橋 奈々 | 22,000株 | 2.20% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年4月17日)で解除倍率は設定されていません。ロックアップ率は高くなっています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 244,900株 | 92.10% |
SBI証券 | 13,200株 | 4.96% |
岡三証券 | 2,600株 | 0.98% |
マネックス証券 | 2,600株 | 0.98% |
楽天証券 | 2,600株 | 0.98% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,500円~3,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,400円~4,100円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
ビジネスコーチの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,500円~3,000円
修正値3,300円~4,000円
予想外に低い数値が出ていました。どうやら機関投資家が手を出すようなIPOではなさそうです。
PER自体は低めなので初値2倍は需要が高まればいけそうな気もします。人材開発業界でも規模が小さくイマイチみたいです。
修正値を確認すると初値予想が引上げられていました。やはり人気があるじゃんか!と思っています。公開規模が小さいため数億円の需要増でも価格に大きく反映されそうです。
配当金が48円出るので配当利回り2.32%です。
人材開発関係の銘柄は国策関連になるため今回も買われるようです。法人研修市場でアメリカと日本の比較が目論見に出ていましたが、法律や規制など環境も大きく異なるため比較は難しそうです。
吸収金額6.3億円でPER13.9倍、公開株数がOAを含め305,700株なので初値利益が狙えるはずです。
ビジネスコーチ(9562)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2018年6月02日~2025年9月30日 | 24,000株 発行価格600円 |
2020年6月02日~2027年9月30日 | 8,000株 発行価格680円 |
ロックアップは32,000株の全てが行使期限を迎えています。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の1,104,000株から算出すると想定価格ベースで約22.9億円になります。
業績規模がもっと多きければ需要が高まるようなんですけど、どうなるでしょうね。
今期の業績を確認すると人員が増えても費用に圧迫され増収減益になっていました。これは残念ですね。
しかし配当が48円予定され配当利回りが2.32%程度になります。業種的には高PERが許されるためPER20倍~PER30倍は行けると思うんですけどね。
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IPOの初値予想も見れるるけど一般の株式情報も見れるので投資判断にも役に立ちます!
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