MS&Consulting(6555)IPOがマザーズ新規上場 【当選が狙えるけど】
MS&Consulting(6555)IPOが東証マザーズに新規上場承認されました。
株数が多くIPOに当選するには容易かもしれません!その反面不安になるような材料があるのでしっかり企業内容を精査したいと思います。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | 東証マザーズ |
公開予定 | 10月05日予定 |
BB期間 | 9月20日~9月26日 |
仮条件 | 9月19日 |
想定価格 | 1,280円 |
公開価格 | 9月27日 |
公募株数 | 50,000株 |
売出株数 | 3,732,700株 |
公開株式数 | 3,782,700株 |
OA売出 | 567,300株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) 大和証券 野村證券 マネックス証券 SBI証券 いちよし証券 |
【事業内容】
当社グループは、顧客企業のサービスプロフィットチェーン(以下「SPC」という。(注))経営の実現に向け、顧客満足度(CS)・従業員満足度(ES)の向上によるサービスの高品質化・高付加価値化を目的とした経営コンサルティングを行っており、顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」(以下「MSR」という。)を基幹サービスとして、従業員満足度調査「サービスチーム力診断」及びコンサルティング・研修などの各種サービスを提供しております。
顧客満足度調査や従業員満足度調査を行っている企業です。
たまにテレビなどに出ている覆面調査的な感じのサービスを行っている企業です。その他にもコンサルティングや各研修などの支援も行っています。
モニターが実際に調査委を体験するため、サービスの実態や消費者心理が把握できるため大手企業を中心に導入しているケースがあります。鳥貴族やサーティーワン、成城石井やパルコ、Zoff、ドン・キホーテ、バロックジャパンリミテッドなどメジャー企業の名前が沢山上がっています。
リサーチを依頼される業界は「外食業界>小売業界>自動車業界>美容業界>レジャー業界>その他」となっています。モニターする人員は全国に44万人もいるそうです。また2017年3月期は21万件の調査を行った実績があります。
MS&Consulting初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
会社設立は2013年と若いようですが、前身はエル・シー・エーホールディングス(東証2部上場廃止)だったようです。株式分割で生まれた企業みたいです。本社は東京都中央区日本橋小伝馬町にあります。
社長は並木昭憲氏54歳、もともとエル・シー・エーHDに入社し部長や役員などを経て取締役(社長)になられたようです。
従業員数は127人(連結131人)で臨時雇用は15人、平均勤続年数4.6年、平均年間給与約541万円となっています。
余談ですが、モニターになった方のランク制度がありインセンティブが発生します。社員は流石に参加しないか?
市場からの吸収金額は約48.4億円、オーバーアロットメントを含めると約55.7億円になります。大株主がベンチャーキャピタルなので一見恐ろしい案件に思えますが・・・
仮条件発表の強弱で参加スタンスを決めたいと思うので、まだ参加スタンスは保留にしておきます。
IPO承認がどんどん出て来ているので申し込み続ければどこかに当選出来ると思いますが、せっかく勝率が高い投資をしているので不参加という考えもあります。逆に穴場となるから迷いますよね(笑)
PKSHA Technology(3993)主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
タグ:IPO初値予想