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【評価】トリプラ(tripla)IPOの上場と初値予想

トリプラ(tripla)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は大和証券が引受けます。
 

上場規模は約7.6億円で公開株数1,029,000株、オーバーアロットメント154,300株です。想定発行価格は640円になっています。ある程度人気が見込めるIPOですね!
 

トリプラ(tripla)IPOの上場と初値予想
 

業 種情報・通信業
上場市場グロース市場
上場日11月25日
BB期間11月09日~11月15日
企業ホームページhttps://tripla.io/
事業の内容宿泊施設等に対する、公式サイト予約システム「tripla Book」、AIチャットボットシステム「tripla Bot」等のサービスの提供

 

トリプラ(tripla)IPOの業績と事業内容

同社は「Delight customers with innovation イノベーションで顧客を感動させる」をミッションに掲げ、宿泊施設向けのITサービスとして「tripla Book」を中心に「tripla Bot」「tripla Connect」「tripla Pay」等を提供しています。
 

これらのサービスの提供を通じて宿泊業界のDXを進めているそうです。
 

主に宿泊施設向けのクラウド型の公式サイト予約システムとして、宿泊施設の公式サイトに、同社で用意したJava Scriptを埋め込むことにより、宿泊施設の公式サイト上で予約が可能となるウィンドウが表示され、自社予約を実装できるサービスを提供しています。
 

トリプラ(tripla)IPOの業績推移
 

トリプラ(tripla)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格640円
仮条件730円~800円
公開価格11月16日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約6.6億円です。オーバーアロットメントを含めると約7.6億円になります。
 

今期業績を調べると4,700万円の黒字予想なのでIPOで初値利益が期待できると思います!
 

トリプラ(tripla)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数660,000株
売出株数369,000株
公開株式数1,029,000株
OA売出154,300株
引受幹事大和証券(主幹事)
マネックス証券
みずほ証券
楽天証券
委託見込DMM.com証券(PR)
SBIネオトレード証券

 
事業はインバウンド需要などが見込めるため将来性がありそうです。コロナ禍が終わり収益機会が訪れているかもしれませんね。
 

思惑でセカンダリー期待もできそうですがVC出資が多いため市場が盛り上がっていれば面白そうです。マネックス証券の引受け株数が30,800株なのでかなり期待しています。
 


 
トリプラの会社設立は2015年4月15日、本社住所は東京都中央区新川一丁目22番13号、代表取締役CEOは高橋和久氏(46歳)です。※2022年10月22日時点
 

従業員数は71人(臨時雇用者9人)、平均年齢35.3歳、平均勤続年数3.3年、平均年間給与約576万円です。
 

トリプラ(tripla)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
鳥生 格1,200,000株23.66%
高橋 和久820,000株16.17%
イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合362,000株7.14%
MSIVC2018V投資事業有限責任組合357,600株7.05%
リード・グロース3号投資事業有限責任組合348,000株6.86%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2023年5月23日)までになり、ロックアップ解除倍率は設定なしです。ただVC等に対しては90日間(2023年2月22日)までのロックアップ付与とロックアップ解除倍率1.5倍の設定となっています。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
大和証券(主幹事)946,900株92.02%
マネックス証券30,800株2.99%
みずほ証券30,800株2.99%
楽天証券20,500株1.99%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 960円~1,300円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 1,300円~1,600円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

トリプラの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想1,000円~1,500円
修正値1,500円前後
 

業績急拡大を背景に人気が高まっているがVC保有株が大量にあるため初値はロックアップ解除を意識した展開になるそうです。
 

せいぜい1,500円がやっとになり、出資VCが多いため統制が取れずばらばらに売出す方向で考えられています。また、吸収金額が約9.5億円まで拡大しましたが買い気配で始まる可能性が高いそうです。
 

当選した方は初値売却で利益GETでしょう。上に行く力があるのかはわかりません。
 

トリプラ(tripla)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2018年1月31日~2028年1月30日337,000株
発行価格260円
2019年3月02日~2029年1月29日84,000株
発行価格340円
2019年4月02日~2029年1月29日23,600株
発行価格340円
2022年9月18日~2030年8月28日50,600株
発行価格625円
2022年9月18日~2030年8月28日2,000株
発行価格625円
2023年9月18日~2031年8月27日103,400株
発行価格625円

 
ロックアップは90日間と180日間になります。90日間分にロックアップ解除倍率1.5倍設定があります。
 

ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。497,200株が行使期限に入ります。大部分はロックアップ対象です。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の5,280,000株から算出すると想定価格ベースで約33.8億円になります。
 

初値2倍は厳しいかもしれませんが、宿泊旅行業界をターゲットにしているため面白いかもしれません。赤字から黒字化するタイミングなので期待しています。
 

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