ヒューリック(3003)株主優待は3,000円カタログギフトで長期優待も!
ヒューリック(3003)株主優待が届きました。グルメカタログギフトから選ぶタイプの株主優待になります。300株以上の株主に対して3,000円分相当となりますが、長期優待設定もあるため狙える株主優待です。業績も拡大し続けているため今後の株価にも期待がかかります。
ヒューリックが上場した時にIPOに当選した記憶があります。しかも店頭配分でまとまった株数でした。上場時はあまり良いイメージがなく即売却しましたが、その後は目を見張るものがあります。ここまで成長するとは思いもしませんでしたね。
確かみずほ系のベンチャーキャピタル出資株だったと思いますが、現在は殆ど保有していないようです。みずほキャピタルは3.8%保有まで下がっています。明治安田生命保険や損保JPN日本興亜、東京建物、芙蓉総合リースが上位を占めています。株主の5割は特定株となっているようです。
ヒューリック(3003)株主優待の内容
ヒューリックの株主優待は年1回の12月末権利になります。株主優待カタログから1点を選択することになります。長期優待の設定は3年以上となります。
項目 | 内容 |
300株以上 (3年未満) | 3,000円相当のグルメカタログギフト |
300株以上 (3年以上) | 3,000円相当のグルメカタログギフト2点(6,000円相当) |
※長期優待は3年以上同一の株主番号であることが条件です
貸株などに貸し出すと長期優待が貰えないことがあるようです。私は毎回クロス優待になっている銘柄です。100株なら現物で保有しても良いですが300株はいらないかな~
配当か3%程度あれば保有しますが、現在の株価で2%以下となっています。
ヒューリック(3003)株価はどうなっているのか?
ヒューリックの株価を見ると疑問が出てきました。確か2008年の上場だったと思います。しかし、SBI証券のチャートを見ると30年表示もあります。ひょっとして再上場?この辺りはわかりません。
株価的には2,000円到達には時間が必要になりそうです。業績拡大に応じてでしょうか?成長性ある企業だとアナリストも言っているようですけど東京オリンピック前後の不動産価格により業績も上下でしょう。増配や業績上方修正が目立ちますが、現在の株価が市場判断ということでしょう。
不動産業の配当は基本的に高いと思いますが、ヒューリックはそこまでありません。株主優待を餌に個人投資家を増やし東証1部になる企業が多い中、ヒューリックは成長しきっているため評価が低いのかもしれません。時価総額も8,000憶ありますからね。
ヒューリックリート投資法人(3295)にも株主優待はあるの?
ヒューリックリート投資法人には株主優待がありません。まれにリートでも株主優待設定がありますが、基本的には分配金狙いの投資です。優待設定があるほうが珍しいと思います。
株価もレンジとなり、分配金も4.3%程度なので普通です。そんなに魅力はないと思いますがある程度人気のリートとなります。リートは分配金狙いの投資になると思いますけど、普通分配金や利益超過分配金などがあるため一般口座の方は確定申告が少し面倒です。
【野村證券用語解説】
REITの利益超過分配金は、会計上の費用にあたる減価償却費の一部を資本の払い戻しとして投資家に分配するため、収益から費用を控除した利益を超過した分配になる。投資信託協会では、投資不動産全体に対して決算計算期末に計上する減価償却費の6割を上限として、REITの分配金に充てることが可能と規定している。一般に減価償却費は不動産の修繕や改修費用に充てられるが、物流施設はオフィスなどに比べて修繕費用が少なくて済むことが利益超過分配金の支払いに関係している。
投資家が実際に減価償却費を原資とした利益超過分配金を受け取った場合、資本の払い戻しに相当するため税務上、取得価格の修正を行う確定申告が必要だが、特定口座での売買では確定申告は不要となる。
ヒューリックの株主優待は長期でもよいですが、私はクロス優待を使っています。株数も多いため一般信用売建も余る傾向があるように思います。
一般信用のクロス取引については下記の記事を見ていただけると分かりやすいと思います。
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