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東京通信(7359)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】

東京通信(7359)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事は野村證券が引受けます。
 

上場規模は約14.4億円で公開株数1,000,000株、オーバーアロットメント150,000株です。想定発行価格は1,250円になっています。
 

ベンチャーキャピタル出資比率が少ないため初値期待ができそうです。
 

東京通信(7359)上場とIPO初値予想
 

業 種サービス業
上場市場マザーズ
上場予定12月24日
BB期間12月08日~12月14日
企業ホームページhttps://tokyo-tsushin.com/
事業の内容アプリ事業、広告代理事業、その他

 

【手取金の使途】

手取概算額693,500千円については、①運転資金として351,500千円及び②借入金返済として342,000千円に充当する予定であり、具体的には以下のとおりであります。

①運転資金
アプリ事業において、当社グループが提供するアプリのユーザー獲得のための広告宣伝費として、2021年12月期に150,000千円、2022年12月期に150,000千円、今後の事業規模拡大のために必要な人材の採用費及び人件費として、2021年12月期に30,000千円、2022年12月期に21,500千円を充当する予定であります。

②借入金返済
子会社株式の取得資金のために当社が借り入れた、銀行からの借入金の返済資金として2021年1月末までに342,000千円を充当する予定であります。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

東京通信(7359)IPOの業績と事業内容

業績に問題は感じられないため初値で人気が出るでしょう。初値が上がらなければ中長期で買われるかもしれません。
 

同社グループは、同社、連結子会社7社及び持分法適用会社1社で構成され、アプリ事業及び広告代理事業を主な事業として取り組んでいます。セグメントはアプリ事業、広告代理事業及びその他で構成されています。その他の区分は報告セグメントに含まれないそうです。
 

アプリ事業は、主にスマートフォン向けの無料カジュアルゲームアプリを企画・開発し、アプリ内の一部スペースを広告枠として、広告を出稿したい広告主へ提供することでユーザーのクリック数等を獲得し、広告収入を得る事業を展開しています。
 

性別を問わず、幅広い年齢層に気軽に楽しんで頂くことを重視しているため、シンプルなゲームアプリであることが最大の特徴だそうです。
 

東京通信(7359)IPOの業績
 

広告代理事業は、主にテクノロジーを活用したアフィリエイト広告(成果報酬型広告)代理事業を展開しており、2019年12月期より運用型広告にも取り組んでいます。
 

事業の特徴として、VODサービスに強みを持ち、クローズドネットワークを通じて、過去に実績がある等の集客力に強みを持つ有望なアフィリエイターを発掘しています。
 

東京通信(7359)IPOの国内向けカジュアルアプリ
 

同社グループのセグメントはアプリ事業、広告代理事業及びその他で構成されています。
 

なお、その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントになっていますが、投資事業、ソリューションセールス事業及び新規事業開発等に取り組んでいるとのことです。
 

東京通信(7359)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格1,250円
仮条件1,200円~1,250円
公開価格12月15日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約12.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約14.4億円になります。アプリ事業なのでIPOでも人気が見込めそうです。
 

業績も良く、スマートフォン関係のサービスなので人気でしょう。社名が少し古臭いためそこが残念だと思います。今風だとさらに初値が高くなったでしょうね。
 

東京通信(7359)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数610,000株
売出株数390,000株
公開株式数1,000,000株
OA売出150,000株
引受幹事野村證券(主幹事)
みずほ証券
岩井コスモ証券
いちよし証券
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
松井証券
委託見込DMM.com証券(PR)
SBIネオトレード証券

 
岩井コスモ証券が幹事上位に入っています。抽選申込と購入申し込みの2回必要になるため忘れないようにしましょう!ブックビルディングが重なると忘れる傾向にあります。
 

当選者が出ているのを見ると申込み忘れをしている自分に腹が立ちます。auカブコム証券も忘れますからね。どっちにも入金しているのに忘れます。
 


 
幹事引受け株数の全てを抽選に回すマネックス証券も幹事入りしています。未成年口座も利用しながら申込を行い当選確率を上げています。未成年口座でもたまに当選できるので馬鹿になりません。
 

抽選権が多ければ当選確率は高くなりますからね。
 


 
東京通信の会社設立は2015年5月15日、本社住所は東京都渋谷区恵比寿南一丁目1番9号、社長は古屋佑樹(34歳)です。※2020年11月23日時点
 

従業員数は48人(臨時雇用者4人)、平均年齢34.9歳、平均勤続年数2.4年、平均年間給与約577万円です。
 

東京通信(7359)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
株式会社YSホールディングス2,740,000株62.15%
株式会社monolice430,000株9.75%
外川 穣413,000株9.37%
古屋 佑樹313,865株7.12%
村野 慎之介100,000株2.27%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である外川穣、古屋佑樹及び村野慎之介、貸株人である株式会社YSホールディングス並びに当社株主である株式会社monolice及びSHINOSKAL合同会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨合意しております。

また、当社株主である株式会社セレス、寺山隆一、サンエイト・PS1号投資事業組合及びサンエイトOK組合は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月23日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨合意しております。※発行価格1.5倍以上でロックアップ解除

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
野村證券(主幹事)900,000株90.00%
みずほ証券30,000株3.00%
岩井コスモ証券30,000株3.00%
いちよし証券15,000株1.50%
SBI証券10,000株1.00%
マネックス証券5,000株0.50%
楽天証券5,000株0.50%
松井証券5,000株0.50%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 2,500円~3,000円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 2,500円~3,000円維持
※仮条件発表後
 

東京通信初値予想と市場コンセサンス

初値予想2,800円~4,000円

修正値2,000円~2,500円

社名がいまいちだと感じましたが初値予想はかなり高い位置となっています。初値2倍越えどころか翌日持ち越しになる可能性が高そうです。野村證券主幹事なのが厳しいですね(汗)

2020年12月の連結業績予想は売上21.03億円で経常利益2.88億円になります。前期比だと売上28.2%増で経常利益7.5%増です。四半期利益は1.29億円で前期比だと10.4%減と利益が減るみたいですね。

EPS29.92からPERは41.78倍でBPS257.60からPBRは4.85倍です。減益だろうがこのIPOには参加しておくべきだと思います。 

東京通信(7359)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2020年12月01日~2030年11月30日39,775株
発行価格350円
2021年12月01日~2031年11月28日41,135株
発行価格800円

 
ロックアップは90日間(2021年3月23日)、ロックアップ解除倍率は1.5倍になります。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。39,775株が行使期限に入ります。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の4,937,500株から算出すると想定価格ベースで約61.7億円になります。
 

上場ラッシュの中で無難なIPOが出てきた感じですね。野村證券案件なのが残念ですけど当選したら利益が大きく見込めそうです。
 

OAを合わせて1,150,000株なので株数は多めですね!当選を期待したいと思います。
 

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