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Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事はSBI証券が引受けます。
 

上場規模は約63.4億円で公開株数5,009,300株、オーバーアロットメント751,300株です。想定発行価格は1,100円になっています。
 

上場規模が大きいため当選しやすいIPOだと思います。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)上場とIPO初値予想
 

業 種情報・通信業
上場市場マザーズ
上場予定12月22日
BB期間12月07日~12月11日
企業ホームページhttps://kaizenplatform.com/
事業の内容WebサイトのUI/UX改善サービスの提供及び広告/営業/販促動画制作支援により、企業の顧客体験のデジタルトランスフォーメーションを推進

 

【手取金の使途】

手取概算額1,564,605千円及び前記「1 新規発行株式」の(注)4に記載の第三者割当増資の手取概算額上限382,173千円については、以下に充当する予定であり、具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。

①人件費
当社グループでは、サイトソリューション事業及びKaizen Video事業のさらなる拡大・強化を目指しており、開発、営業及びカスタマーサクセス人員の採用費及び人件費等に1,660,000千円を充当する予定であります。

②マーケティング費
当社グループの提供するサイトソリューション事業及びKaizen Video事業について、認知度向上及び顧客基盤拡大のためのマーケティング費に286,778千円に充当する予定であります。

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOの業績と事業内容

業績は売上が増加していて赤字額も縮小しています。今期はまだ赤字になるようですね。来期予想が出れば非常に投資しやすいと思います。上場後の発表になると思われ、決算は12月となっています。
 

同社グループは、「世界をKaizenする」をミッションに事業を行い、企業のDX推進を支援するプラットフォームとサービスを提供しています。
 

クライアントのサービスをわかりやすく、使いやすくすることで、KPIを改善するUXソリューションと、5G(第5世代移動通信システム)時代の動画制作プラットフォームを提供する動画ソリューションを主なサービスとして展開しています。
 

さらに、これらの2つのソリューションを発展させて、クライアントのDXをトータルサポートする、DXソリューションを今年度より立ち上げ、その展開を本格化しています。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOの業績
 

UXソリューションでは、クライアントのWebサイトのUI改善に関するコンサルティングを提供するだけでなく、分析やパーソナライズが容易に実装可能になるツール提供も行い、UXを向上させるための戦略立案から施策実施までに必要な機能をワンストップで総合的に提供しています。
 

また、動画ソリューションでは、紙媒体やデジタル媒体問わず、既存の素材をもとに早くかつ高品質でリーズナブルな価格での動画の制作を行っています。
 

それぞれのソリューションは、同社グループのプラットフォーム上のデジタル専門人材(グロースハッカー)ネットワークを活用して提供されています。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOの事業イメージ
 

クライアントの課題やニーズを踏まえて、同社グループ従業員のプロジェクトマネジメントのもと、最適なグロースハッカーのチームが組成され、クライアントの課題解決に取り組みます。
 

グロースハッカーネットワークには様々な専門領域を持つ人材が在籍しており、グロースハッカーの専門領域や得意分野に基づいて、サイト分析、サイトデザイン案の作成、ディレクションなどの役割を割り当て、フルリモートでプロジェクトを進めていきます。
 

プロジェクトの組成や遂行にあたっては、これまで実施してきた700社、30,000以上の豊富な改善事例とそのデータ蓄積を、KPIの効果的な改善に最大限活用しているそうです。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格1,100円
仮条件1,100円~1,150円
公開価格12月14日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約55.1億円です。オーバーアロットメントを含めると約63.4億円になります。上場規模が大きいためしっかり内容を確認してIPO抽選に参加したいと思います。
 

第3四半期は黒字になっていますけど、最終予想では赤字になるようです。人気が見込めるIPOであれば取りに行きたいと思います。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数1,550,000株
売出株数3,459,300株
公開株式数5,009,300株
OA売出751,300株
引受幹事SBI証券(主幹事)
クレディ・スイス証券
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
みずほ証券
岡三証券
エイチ・エス証券
岩井コスモ証券
極東証券
委託見込岡三オンライン
DMM.com証券(PR)
auカブコム証券

 
SBI証券が主幹事を行うIPOがどんどん出てきています。ネット証券は主幹事が少ないという前提を覆すことができそうですね!
 

IPOチャレンジポイントボーダーラインはかなり低いと思いますけど、ポイントを使うチャンスだと思います。他にもたくさんのIPOが出てきていますからね。
 

12月だけでSBI証券主幹事が5社になっています!ウェルスナビは意外高で買われる気がしています。たくさんIPOが出ているので抽選結果が楽しみです!
 


 
あとは、SBIネオモバイル証券でもIPO取扱合いが行われるはずなので、色々と期待したいと思います。単元未満株のIPOでも数が増えれば利益の積み増しができますからね。
 

普段の取引でも活躍してくれるので頻繁に取引している証券会社の1つです。手数料が殆どかからないのが嬉しいですね。
 


 
カイゼンプラットフォームの会社設立は2017年4月03日、本社住所は東京都港区白金一丁目27番6号、社長は須藤憲司氏(40歳)です。※2020年11月22日時点
 

従業員数は59人(臨時雇用者2人)、平均年齢36.8歳、平均勤続年数1.92年、平均年間給与約830万円です。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
須藤 憲司4,600,000株28.95%
Japan Ventures Ⅰ L.P.2,554,551株16.08%
AT-I投資事業有限責任組合1,303,064株8.20%
石橋 利真1,125,000株7.08%
株式会社エヌ・ティ・ティ・アド1,011,686株6.37%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸借人かつ株主である須藤憲司、売出人かつ株主である石橋利真、並びに当社の株主である株式会社エヌ・ティ・ティ・アドは主幹事会社である株式会社SBI証券及びジョイント・ブックランナーであるクレディ・スイス証券株式会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2021年6月19日までの期間中、主幹事会社である株式会社SBI証券の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等は行わない旨合意しております。

また、売出人かつ株主であるJapan Ventures I L.P.、AT-I投資事業有限責任組合、YJ2号投資事業組合、株式会社コロプラ、株式会社セゾン・ベンチャーズ、 ~中略~ は、主幹事会社である株式会社SBI証券及びジョイント・ブックランナーであるクレディ・スイス証券株式会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月21日までの期間中、主幹事会社である株式会社SBI証券の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等は行わない旨合意しております。※発行価格1.5倍以上で売却可能

※有価証券届出書(EDINET)抜粋

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
SBI証券(主幹事)3,256,200株65.00%
クレディ・スイス証券1,252,300株25.00%
大和証券200,400株4.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券150,300株3.00%
みずほ証券50,100株1.00%
岡三証券25,000株0.50%
エイチ・エス証券25,000株0.50%
岩井コスモ証券25,000株0.50%
極東証券25,000株0.50%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 1,200円~2,200円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 1,200円~1,350円
※仮条件発表後
 

Kaizen Platform初値予想と市場コンセサンス

初値予想1,100円~1,500円

修正値1,100円~1,300円

あまり人気が見込めないIPOのようです。SBI証券主幹事のため期待していましたが、赤字上場となっていることで大手予想は低めです。上場規模も大きいため魅力が薄いIPOのようです。

深く考えずに適度な申込みにしておきたいと思います。微妙なIPOが12月後半に集中しているよううですね。

2020年12月の連結業績予想は売上16.53億円で経常利益-2,100万円とかなりしょぼいようです。売上は前期比較で22.1%増となっていますが、結局赤字なので評価されにくいみたいですね。

と言うことで消極的参加に決定しました。
 

Kaizen Platform(カイゼンプラットフォーム)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2019年7月01日~2027年6月30日82,918株
発行価格41円
2017年7月01日~2025年8月25日10,000株
発行価格83円
2017年7月01日~2026年8月23日2,500株
発行価格87円
2021年4月01日~2024年3月31日20,000株
発行価格43.434円
2020年9月08日~2028年9月07日527,500株
発行価格43円
2018年9月08日~2028年9月07日10,000株
発行価格43円
2021年4月01日~2024年3月31日10,000株
発行価格43.434円
2020年12月20日~2028年9月07日2,500株
発行価格43円
2020年4月01日~2029年8月30日80,000株
発行価格82.36円
2021年9月01日~2029年8月30日133,500株
発行価格80円
2021年9月01日~2029年8月30日391,750株
発行価格80円
2019年8月31日~2029年8月30日7,000株
発行価格80円
2021年10月18日~2029年8月30日8,750株
発行価格80円
2021年10月18日~2029年8月30日16,000株
発行価格80円
2021年12月20日~2029年8月30日3,750株
発行価格80円
2021年12月20日~2029年8月30日6,000株
発行価格80円
2021年4月01日~2030年3月27日50,000株
発行価格90.9円
2022年3月28日~2030年3月27日83,750株
発行価格89円
2022年3月28日~2030年3月27日290,000株
発行価格89円
2022年9月01日~2030年8月31日146,400株
発行価格株式公開時の公募価格
2022年9月01日~2030年8月31日130,000株
発行価格株式公開時の公募価格

 
ロックアップ90日間(2021年3月21日)と180日間(2021年6月19日)にわかれ、90日間分に発行価格1.5倍のロックアップ解除条件があります。持株会は売却を行わない合意を行っています。
 

ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。745,418株が行使入りしています。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の15,424,473株から算出すると想定価格ベースで約169.7億円になります。
 

海外販売も行われる簡易的なグローバルオファリングになっています。海外の投資家に人気があるのでは?
 

DX関係のIPOなのでそこそこ人気になると思います。ベンチャーキャピタルによる売出し株中心のIPOとなっているため注意は必要でしょう。
 

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