デジタリフト(9244)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
デジタリフト(9244)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事はみずほ証券が引受けます。
上場規模は約7.3億円で公開株数426,300株、オーバーアロットメント63,900株です。想定発行価格は1,490円になっています。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | マザーズ |
上場日 | 9月28日 |
BB期間 | 9月08日~9月14日 |
企業ホームページ | https://digitalift.co.jp/ |
事業の内容 | トレーディングデスク事業 |
【手取金の使途】
手取概算額140,788千円に、「1新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限87,594千円を合わせた手取概算額合計上限228,382千円については、①人材採用に係る費用60,382千円、②サービスに係る付帯サービス強化費用158,000千円、③残額を借入金返済資金に充当する予定であります。
※有価証券届出書(EDINET)抜粋
目次まとめ
デジタリフト(9244)IPOの業績と事業内容
同社はアジャイル広告運用サービスとCdMOサービス、LIFT+サービスという3つのサービスを顧客ニーズに合わせて柔軟に組み合わせることで、「トレーディングデスク事業」をご提供します。
各サービスを提供する中で得られたデジタルマーケティング領域に関する豊富な知見を社内に蓄積し、サービス間でそれらを共有する体制を構築することにより、連鎖的に各サービスの品質を高め合う効果を得ています。
3つのサービスは、クライアントの広告予算規模に応じて、そのニーズが異なることに着目して設計を提供しています。
広告運用の領域において、デジタルマーケティング戦略に沿った運用を中規模以上の広告予算を投入して配信を行うクライアントに対して、運用期間中にも絶え間なく発生する消費者の変化を動的に捉え、それに対応していく「アジャイル広告運用サービス」を提供します。
その具体的な特徴としては、配信設定段階では同社側のリサーチ及び、クライアントへのヒアリング情報・開示情報をベースに配信構造を設定し、広告配信の運用を実行します。
その後、結果として良し悪しのデータが明確に現れるため、これらのデータをもとに継続的に配信構造の改善診断をしています。
また、CdMOサービスは大企業を中心とする先進的な取り組みを求めるクライアントに対して提供する、包括的なマーケティング領域のコンサルティングサービスです。
一方、予算の限られる小規模事業者様のニーズに対しては、広告自動運用パッケージサービスであるLIFT+を提供しています。
事業立ち上げフェーズのクライアント企業は、その高い将来性に比して、投下可能な広告予算の制約が大きいという特徴があります。
デジタリフト(9244)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,490円 |
仮条件 | 1,490円~1,570円 |
公開価格 | 9月15日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約6.4億円です。オーバーアロットメントを含めると約7.3億円になります。
上場規模が小さく利益が見込めそうです。そのため積極的にIPO抽選に参加したいと思います!
デジタリフト(9244)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 110,000株 |
売出株数 | 316,300株 |
公開株式数 | 426,300株 |
OA売出 | 63,900株 |
引受幹事 | みずほ証券(主幹事) SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 |
委託見込 | DMM.com証券(PR) SBIネオトレード証券 |
みずほ証券からの申込みを優先しておきましょう。PayPay証券からの申込みができると良いんですけどね。
みずほ証券主幹事の時は取扱いの期待ができるとメディアに出ていました。
デジタリフトの会社設立は2012年11月27日、本社住所は東京都港区西麻布四丁目12番24号、社長は百本正博氏(51歳)です。※2021年8月26日時点
従業員数は49人(臨時雇用者3人)、平均年齢32.3歳、平均勤続年数1.9年、平均年間給与約438万円です。
デジタリフト(9244)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
フリークアウト・ホールディングス | 750,000株 | 51.37% |
百本 正博 | 500,000株 | 34.25% |
ANRI1号投資事業有限責任組合 | 100,000株 | 6.85% |
鹿熊 亮甫 | 27,000株 | 1.85% |
EIF | 15,000株 | 1.03% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である百本正博、売出人である株式会社フリークアウト・ホールディングスは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目の2022年3月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行わない旨合意しております。
売出人であるANRI1号投資事業有限責任組合及び当社株主である有限会社EIFは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年12月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等を除く。)等を行わない旨合意しております。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
みずほ証券(主幹事) | 341,200株 | 80.04% |
SMBC日興証券 | 31,900株 | 7.48% |
SBI証券 | 29,800株 | 6.99% |
楽天証券 | 21,300株 | 5.00% |
松井証券 | 2,100株 | 0.49% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 3,000円~4,000円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,500円~4,500円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
デジタリフトの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想4,000円~6,000円
修正値3,000円~4,000円
かなり人気化する予想が出ています。ただし同日上場が4社なので資金分散は免れないでしょう。とりあえず全力で獲得したいIPOです。
2021年9月期の業績予想は売上25.23億円で経常利益1.69億円です。前期比だと売上22.18%増、経常利益49.56%増になります。
四半期利益は1.10億円なので前期比50.68%増です。前期は0.73億円の利益なので収益規模がかなり小さいようですね。利益がやっと1億円のせの企業です。
EPS80.68なのでPERは19.46倍と類似企業比較だと低いようです。BPSは335.00なのでPBR4.69倍になります。初値2倍くらいは親会社の株価から期待ができそうです。親会社はフリークアウトHDです。
デジタリフト(9244)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2016年6月30日~2026年6月29日 | 17,000株 発行価格10円 |
2017年9月29日~2027年9月28日 | 11,500株 発行価格240円 |
2018年9月28日~2028年9月27日 | 6,200株 発行価格240円 |
2021年7月25日~2029年7月15日 | 10,200株 発行価格260円 |
2022年4月02日~2030年3月16日 | 15,100株 発行価格850円 |
2022年12月25日~2030年12月09日 | 29,500株 発行価格850円 |
2023年6月25日~2031年6月09日 | 5,400株 株式公開時の公開価格 |
ロックアップは180日間(2022年3月26日)です。また、ANRI1号投資事業有限責任組合とEIFには90日間(2021年12月26日)のロックアップが別に行われます。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。上場時点で44,900株が行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の1,475,000株から算出すると想定価格ベースで約22.0億円になります。
親会社がフリークアウト・ホールディングス(6094)でDSP事業が被っています。初値にはあまり影響はないと考えていますが似たような事業なんですよね。
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