【評価】GENOVA(ジェノバ)IPOの上場と初値予想!需給不安も?
GENOVA(ジェノバ)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSBI証券が引受けます。
上場規模は約61.7億円で公開株数3,046,900株、オーバーアロットメント457,000株です。想定発行価格は1,760円になっています。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 12月23日 |
BB期間 | 12月07日~12月13日 |
企業ホームページ | https://genova.co.jp/ |
事業の内容 | 医療情報サイト「Medical DOC」の運営及び、クリニック向け自動受付精算機の販売等 |
目次まとめ
GENOVA(ジェノバ)IPOの業績と事業内容
同社グループは、利用者にとって分かりやすく情報の信頼性が高いwebメディアを運営するメディカルプラットフォーム事業と、医療機関現場における診療行為以外の利便性向上や効率化につながるサービスの開発及び提供を行うスマートクリニック事業の2つで構成されます。
メディカルプラットフォーム事業は、正しい予防情報や健康知識を求める人々に医療情報を提供するため、「Medical DOC」という自社メディアにおいて、医師が監修する医療情報記事の掲載や、身近な健康問題への関心を高める啓蒙コンテンツとして、著名人による闘病体験記事、未病への取組記事等を配信しています。
スマートクリニック事業は、医療機関現場における診療行為以外の利便性向上や効率化につながるサービスの開発及び提供を目的に、医療機関向けに「NOMOCa-Stand」というスマート簡易自動精算機・再来受付機や「NOMOCa-Regi」というスマートレジを販売しています。
GENOVA(ジェノバ)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,760円 |
仮条件 | 1,640円~1,800円 |
公開価格 | 12月14日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約53.6億円です。オーバーアロットメントを含めると約61.7億円になります。
このIPOは微妙なのでスルーを検討しています。利益は出ているけれど上場規模が大きいため選ばれないかもしれません。個人投資家の投げ売りも気になります。SBI証券が主幹事ですからね。
GENOVA(ジェノバ)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 728,100株 |
売出株数 | 2,318,800株 |
公開株式数 | 3,046,900株 |
OA売出 | 457,000株 |
引受幹事 | SBI証券(主幹事) クレディ・スイス証券 野村證券 SMBC日興証券 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 あかつき証券 岡三証券 東海東京証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 |
委託見込 | 岡三オンライン SBIネオトレード証券 |
IPOチャレンジポイントは使わないと思います。勿体ないですね。
利益が出るのかわかりませんけど需給が高まるような銘柄ではないでしょう。海外販売が行われるため需要が多ければいいですけどせいぜい20%くらいですよね。不安ですね。
ジェノバの会社設立は2005年7月04日、本社住所は東京都渋谷区渋谷二丁目21番1号渋谷ヒカリエ34F、社長は(44歳)です。※2022年11月27日時点
従業員数は273人(臨時雇用者19人)、平均年齢28.2歳、平均勤続年数3.1年、平均年間給与約501万円です。
GENOVA(ジェノバ)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
平瀬 智樹 | 8,248,400株 | 48.21% |
GENOVA 従業員持株会 | 2,179,600株 | 12.74% |
株式会社平瀬商店 | 1,333,200株 | 7.79% |
ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合 | 800,000株 | 4.68% |
タイムズイノベーションキャピタル合同会社 | 640,000株 | 3.74% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間(2023年3月22日)と180日間(2023年6月20日)になります。90日間分にはロックアップ解除倍率1.5倍設定となっています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SBI証券(主幹事) | 2,590,800株 | 85.03% |
クレディ・スイス証券 | 304,600株 | 10.00% |
野村證券 | 60,900株 | 2.00% |
SMBC日興証券 | 18,200株 | 0.60% |
大和証券 | 18,200株 | 0.60% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 18,200株 | 0.60% |
あかつき証券 | 6,000株 | 0.20% |
岡三証券 | 6,000株 | 0.20% |
東海東京証券 | 6,000株 | 0.20% |
松井証券 | 6,000株 | 0.20% |
マネックス証券 | 6,000株 | 0.20% |
楽天証券 | 6,000株 | 0.20% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,700円~2,000円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,800円~2,100円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
ジェノバの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,000円~2,500円
修正値1,800円~2,000円
上場規模が大きく懸念されている。公開株数の多さや主幹事がSBI証券と言うことも懸念材料のようですね。
でもネット証券で最大規模なので中堅証券よりも良い気がします。と言いながらBBは消極的に参加予定です。
実力がある企業だとはわかりますが吸収金額が大きいため残念な銘柄でしょう。30億円規模なら成功だと思います。
上場ラッシュの中では吸収金額が大きく不安なIPOです。適当に申込みしておきます。
GENOVA(ジェノバ)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2019年11月30日~2027年11月29日 | 696,000株 発行価格125円 |
2022年7月01日~2030年6月25日 | 240,000株 発行価格125円 |
ロックアップは90日間と180日間で90日間分だけ1.5倍解除です。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。936,000株が行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の16,908,100株から算出すると想定価格ベースで約297.6億円になります。
利益が出るのか微妙なラインだと思います。赤字企業ではないため公開価格はクリアーしそうだけどあまり投資したいとは思っていません。
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