【評価】PRISM BioLab(206A)IPOの上場と初値予想
PRISM BioLab(206A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約20.0億円で公開株数4,000,000株、オーバーアロットメント600,000株です。想定発行価格は435円になっています。
| 業 種 | 医薬品 |
| 上場市場 | グロース市場 |
| 上場日 | 7月02日 |
| BB期間 | 6月17日～6月21日 |
| 企業ホームページ | https://prismbiolab.com/ |
| 事業内容 | 独自の創薬基盤(PepMetics技術)を用いた新規医薬品の研究・開発 |
目次まとめ
PRISM BioLab(206A)IPOの業績と事業内容
同社はこれまで創薬が困難とされていた標的(Undruggable Targets)を創薬可能(Druggable)にすることで新たな創薬パラダイムを作り出し、治療法のなかった病気を治療することを目標に、新たな創薬基盤を構築して新薬開発に取り組んでいます。
独自の創薬基盤技術である「PepMetics技術」を活用した医薬品の研究開発を行い、製薬会社等と提携、共同研究、導出することにより収入を得る創薬事業を展開しています。
PRISM BioLab(206A)IPO仮条件と公開価格の日程
| 想定価格 | 435円 |
| 仮条件 | 435円～450円 |
| 公開価格 | 6月24日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約17.4億円です。オーバーアロットメントを含めると約20.0億円になります。
今期大赤字なので上場タイミングがまずいですね。でもこのタイミングで資金を集めないといけない事情があるのでしょう。単純に金欠かもしれません。
PRISM BioLab(206A)IPOの幹事団詳細と会社データ
| 公募株数 | 4,000,000株 |
| 売出株数 | 0株 |
| 公開株式数 | 4,000,000株 |
| OA売出 | 600,000株 |
| 引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) 大和証券 みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 松井証券 丸三証券 |
| 委託見込 | 大和コネクト証券 SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
公募株ばかりで売出株はありません。しかしVC出資が多くロックアップが外れると売り圧力が高いため株価が下げそうです。
会社設立は2012年4月02日、本社住所は神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番1号、代表は竹原大氏(61歳)です。※2024年5月28日時点
従業員数は22人(臨時雇用者8人)、平均年齢44.0歳、平均勤続年数1.4年、平均年間給与約681万円です。
PRISM BioLab(206A)IPOの初値予想とロックアップ
| 氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
| DBJキャピタル投資事業有限責任組合 | 5,829,000株 | 16.30％ |
| 大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合 | 4,308,200株 | 12.05％ |
| WMグロース3号投資事業有限責任組合 | 3,965,800株 | 11.09％ |
| ライフサイエンス3号投資事業有限責任組合 | 2,965,400株 | 8.29％ |
| Eli Lilly and Company | 2,500,000株 | 6.99％ |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間(2024年9月29日)と180日間(2024年12月28日)にわかれ、VC出資の90日間分に発行価格1.5倍以上でロックアップ解除設定があります。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
| 幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
| SMBC日興証券(主幹事) | 3,280,000株 | 82.00％ |
| 大和証券 | 240,000株 | 6.00％ |
| みずほ証券 | 200,000株 | 5.00％ |
| SBI証券 | 160,000株 | 4.00％ |
| 岩井コスモ証券 | 40,000株 | 1.00％ |
| 松井証券 | 40,000株 | 1.00％ |
| 丸三証券 | 40,000株 | 1.00％ |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想！
第一弾⇒ 400円～450円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 440円～500円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
プリズムバイオラボの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想400円～450円
修正値435円～470円
自社開発ではエーザイと大原薬品に導出実績があり、国内と国外の製薬会社とも複数提携している。ただ親引もなければ上場規模も約20.7億円と大きく不安が募る。
赤字上場は厳しい目で見られるため公開価格割れも視野に入れたい。ただ2024年のバイオ株はなぜか強い。そのためBBには少し参加したい。
割れてもたいしたことがなさそうなので遊びで申込むつもり。ペプチドリームを彷彿させる銘柄らしい。そうなのか？疑問。
第2層までしかパイプラインは進んでいないけれど期待されているため評判は良いようだ。これからどこまで成長できるのかはわからないが損しても底は知れていると判断。
損失を出したくない人は不参加が賢明だろう。
PRISM BioLab(206A)IPOの評価と申し込みスタンス
| ストックオプション期間 | 株数残 |
| 2017年9月01日～2027年3月16日 | 770,600株 発行価格27.55円 |
| 2019年3月17日～2027年3月16日 | 92,400株 発行価格27円 |
| 2019年3月17日～2027年3月16日 | 100,000株 発行価格27円 |
| 2019年3月17日～2027年3月16日 | 255,600株 発行価格27円 |
※発行回数が多いため省略
ロックアップは90日間と180日間にわかれVC保有の90日間分にだけ発行価格1.5倍以上の解除条項が設定されています。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。2,796,400株が行使期限入りします。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の35,354,800株から算出すると想定価格ベースで約153.8億円になります。
売出株がなくてもVC(ファンド)保有株が多いため期待できない気がします。提携企業は有名なんですけどね。
また2024年9月期の四半期利益が-11.6億円となっています。前期の2倍以上の赤字計上予想です！
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利回りも最近は高めに設定されているため投資リターンにも期待できます。最大4,500円分の楽天ポイントが貰えます。簡単なのでチャレンジしてみると暇つぶしになりそうです。
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