フリー(4478)とランサーズ(4484)の初値結果とセカンダリー
フリー(4478)とランサーズ(4484)IPOの初値結果を記録しておきます。どちらもある意味注目度が高く気になっていた銘柄です。フリーについては当選者が多く複数株を手に入れまとまった利益を得た方もいました。
今年は15銘柄くらいに当選していますけれど利益は結構しょぼいです。それでも100万円以上の利益をIPOだけで手に入れる事が出来たのは美味しい市場のおかげです。
フリーは公開価格2,000円でしたが初値は2,500円と25%上昇し初値形成となりました。1枚当選で5万円利益なのでよかったですよね。しかも当選しやすかったのでリスクを取った者勝ちです!
上場2日目の引け値は2,618円になりこれから上値期待が出来そうです。今期31.4億円の赤字を計上する企業の株価ではないと思います。しかしなぜかマネーフォワード(3994)と同じで海外勢に人気があります。
黒字化すれば不安解消になる国内勢と赤字でも積極的に投資を行う海外勢の考え方の違いかもしれません。IPO時の国内公募数も海外向けに上乗せ販売されたほど人気だったそうです。
赤字グロース企業なので普通に考えたら投資するには躊躇します。それに先に上場したJMDC(4483)の初値が好調だったことも初値が好調だった理由のようです。
公開規模は約371億円でしたが結局人気化しています。IPOも何があるかわからないところは面白いと思います。でも自分が当選していないとモチベーションがさがります。
ランサーズ(4484)IPOの上場結果と意外高の原因は?
ランサーズは当選していましたが人気がないと思ったので購入していません。しかし初値は公開価格730円を15.3%上回り842円を付けています。
上場3日目は安値から買われ始値732円から13.14%上昇し835円で引けています。下落まっしぐらの銘柄だと思っていましたが反発したことに驚いています。出来高も262万弱あり賑わっています。
上場直後から下げ上場2日目も人気無し、3日目に大きく反発しています。何が起きるのかわからないものですね。
ランサーズも今期は-5.7億円の赤字を計上してくる予想が出ています。将来性があればフリーの様に上向くと思いますが、何しろクラウドソーシング企業の収益性が悪いため企業評価が低いです。
同じ赤字でもかなり評価が変わります。どちらもベンチャーキャピタル出資が多いのに人気が二極化しています。
ランサーズ上場承認時は76億円の吸収でしたが、3分の1以下の22億円まで引き下げてからの上場です。このようなあまりにも不人気が露骨な銘柄が買われるのは凄いです。
それでも買うことはないと思いますけど、直近上場のIPO値動きが激しくなっています。セカンダリー参戦の方も利益が出ている方と出ていない方の差が激しそうです。
BASE(4477)が人気化してどこまで株価を伸ばすのか?
BASEも赤字企業で今期5.6億円の赤字計上を予想している企業でした。想定発行価格1,630円から仮条件が引き下げられ公開価格が1,300円に決定しました。
そして初値は公開価格割れとなり1,210円、吸収額は108億円でした。
これらを考えると赤字企業でも波に乗ることが出来れば利益が出せる事を証明してくれています。リスクはあると思っていますけど全てはタイミングなのかもしれません。
IPOに当選すれば簡単に利益を出すことができますがセカンダリーに目を向けてみるとタイミング次第では利益が出るようです!
利益がなかなか出ない方はソーシャルレンディング投資もお勧めだと思います。仮想通貨の損失を補ってくれているので凄く今年は助かっています。仮想通貨も一旦決済するのか迷っていますけどね。
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