バルテス(4442)主幹事のSBI証券引受け数が85%だった!
バルテス(4442)主幹事のSBI証券が引受ける株数がわかりました。証券会社に電話する用事があったので聞いてみたら予想引受け数値を聞くことができました。SBI証券の完全抽選枠は70%になっているため結構当選確率が高そうです。IPOチャレンジポイントによるボーダーライン予想もしてみました。
既にバルテスのホームページでは平成から令和へ移行する改元検証サービスや、消費税率の変更や軽減税率対策などの税率改正検証サービスが行われていました。令和になりIPOとしては第一号になるため同社の事業と関係があります。
事業は「ソフトウェアテストを中心としたソフトウェアの品質に関する総合的なサービスの提供」となっています。その幅は広く組込み機器やWebサイト・アプリ、業務システムなど幅広いテストサービスを行っています。
公式サイトによれば年間1,200件以上のプロジェクト検証実績があり、現在も件数が増加しているそうです。社員教育でもJSTQB取得率が業界最高水準となっています。JSTQBとは国際ソフトウェアテスト資格認定委員会が実施する技術資格で、2年目以降の正社員合格率が92%にもなるそうです。
幹事団 | 引受け株数 |
SBI証券(主幹事) | 889,000株 |
野村證券 | 42,000株 |
藍澤証券 | 10,500株 |
岩井コスモ証券 | 10,500株 |
エイチ・エス証券 | 10,500株 |
SMBC日興証券 | 10,500株 |
エース証券 | 10,500株 |
極東証券 | 10,500株 |
東洋証券 | 10,500株 |
丸三証券 | 10,500株 |
むさし証券 | 10,500株 |
楽天証券 | 10,500株 |
主幹事引受は84.95%になるそうですから、SBI証券引受けは889,000株となるはずです。そしてオーバーアロットメントの156,900株もSBI証券で顧客向けに配分されると思います。合計すると1,045,900株にもなります!
この数値を70%で割ると732,130株を抽選に回すことになります。もしくは889,000株の70%で622,300株になります。残りは店頭配分やIPOチャレンジポイント枠に回されるはずです。
株主構成は社長の田中真史が67.89%を保有しています。しかし、ベンチャーキャピタル出資があり合計すると600,000株以上あります。それに他の株主も売ってきた場合重荷になります。
ベンチャーキャピタルへのロックアップは90日間となり、ロックアップ解除倍率が公開価格の1.5倍です。想定発行価格540円から仮条件がどこまで拡大されるのか5月10日まで待たないとわかりません。さてどうなるでしょうね。
市場観測では初値1.5倍~2倍観測のようです。IPOチャレンジポイントボーダーは200Pくらいだと予想しましたがそれ以上のポイントをつぎ込む勢いの方もいるようです。参考データではミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)当選ボーダーが210Pあたりだったそうです。
ミンカブもSBI証券主幹事で300株配分だったことを考えると似たようなことになりそうですね。ちなみにミンカブの公開価格は1,050円で初値1,400円でした。300株で1,050円の儲けなのでポイントを使うと勿体ないIPOとなってしまいました。
バルテスが初値2倍になっても16万円位なのでポイントを使うことを悩む方も多そうです。できるだけ早くポイントを現金に換えたい方が多いのかもしれませんね。昔は200Pあれば50万円くらい狙えたのにハードルがかなり高くなってしまいました。
バルテス(4442)幹事入りで当選期待も⇒ 楽天証券
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