キャピタル・アセット・プランニング(3965)IPOが新規上場承認 【株数が少ないIPOで初値良好】
キャピタル・アセット・プランニング(3965)IPOが野村證券主幹事で新規上場承認されました。
とにかく株数が少ないIPOなので当選はかなり厳しいでしょう。
それでも期待をしてしまいます!
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | JASDAQスタンダード |
公開予定 | 10月07日予定 |
BB期間 | 9月20日~9月27日 |
仮条件 | 9月15日 |
想定価格 | 1960円 |
公開価格 | 9月28日 |
公募株数 | 160,000株 |
売出株数 | 0株 |
公開株式数 | 160,000株 |
OA売出 | 24,000株 |
引受幹事 | 野村證券 大和証券 高木証券 東海東京証券 あかつき証券 マネックス証券 |
【事業内容】
平成2年4月の設立以来、当社はIT(Information Technology)とFT(Financial Technology)の統合による、金融リテールビジネスの業務プロセスを最適化するためのシステムを開発・提供することを企業ミッションとしております。このミッションに基づき、当社では金融商品、保険商品の販売に関するビジネスルール及び法令諸規則に適合しながら、金融機関とその顧客にとって有用な情報の提供及び効率的な販売を実現させるシステムの開発を手がけてきております。
業績はいまいち波に乗れていないようです。
前期の第27期はかなりの利益伸び率ですが、今期は同水準程度の見込みでしょうか。
大手生命保険への売上ウェイトが高く、ソニー生命保険29.9%、三井住友海上あいおい生命保険18.6%と最新の開示情報には書かれています。
目論見書にもソニー生命保険に提示したシステム事例が載っていますが、システム開発と提供の成功例ですね。FT(金融工学)とIT(情報技術)の統合を企業が押しているようです。特別珍しい企業でもなさそうですけどね。
キャピタル・アセット・プランニング初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
大阪府大阪市北区堂島に本社があり、1990年04月からの創業で26年の実績があります。
社長は北山雅一氏、社員数は203人と多めで、平均年齢は37.19歳、平均勤務年数は4.98年、給与平均は約564万円となっています。
上記からベンチャーキャピタル出資が多い事が解りますが、株数自体はそんなに多くはありません。
ロックアップ期間は90日間、ベンチャーキャピタル出資分についてはロックアップ解除倍率が1.5倍になります。
キャピタル・アセット・プランニング初値は2倍程度にはなりそうな気がしますが、VCが何処で投下してくるかでしょう!1.5倍程度では初値形成しないのではないかと考えています。
一昔前だと初値3倍でもおかしくありませんが、新興市場にいまいち資金が流入していない状況下では難しいでしょうか~
それでも公募取得者は美味しい思いが出来そうです!
完全平等抽選の企業で資金に左右されない⇒ マネックス証券
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