リファインバース(6531)IPOマザーズ新規上場承認【小粒で株数も少ないプラチナIPO】
リファインバース(6531)IPOがマザーズに新規上場です。
株数が少ないけれど株主構成がいまいちなので、初値利益は少なめか?
ロックアップ解除倍率の1.5倍がポイントとなりそうなIPOですね。
吸収金額が少なく人気化しそうな案件なので初値は問題ないが、セカンダリーは内容を精査しないと難しそうです。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | 東証マザーズ |
公開予定 | 7月28日予定 |
BB期間 | 7月12日~7月19日 |
仮条件 | 7月08日 |
想定価格 | 1700円 |
公開価格 | ― |
公募株数 | 90,000株 |
売出株数 | 74,800株 |
公開株式数 | 164,800株 |
OA売出 | 24,700株 |
引受幹事 | 大和証券 みずほ証券 SBI証券 SMBC日興証券 いちよし証券 ちばぎん証券 エース証券 |
【事業内容】
廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処理事業
業績は改善傾向ですが、まだ安心できないと思います。
今後、上場により企業知名度アップにより取引先拡大もあり得ると思います。
再生樹脂製造販売事業と産業廃棄物処理事業があり産業廃棄物の方が利益が大きいようです。取引先大手には住友商事がいるので安心感はありますね。18%程度の販売実績割合となります。
特徴としてはこれまでの製造工程とは異なる新たなマテリアルサイクルを形成している事と、タイルカーペットの再資源化に着目している事です。要は新しいリサイクルの形ですね。
リファインバース初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
会社設立は2003年12月になり、社長は越智晶氏です。
本社は東京都東京都中央区日本橋人形町にあり、連結子会社は2社です。
筆頭株主が産業革新機構となっている事と、ベンチャーキャピタル出資が多く存在する事は懸念材料です。
市場からの吸収金額は想定価格ベースで約2.8億円でオーバーアロットメントを含めると約3.2億円です。かなり吸収金額が少なくIPO的には良い案件です。業績も赤字ではありませんし期待が出来そうですが、ロックアップ1.5倍が気になるところです。
ロックアップ期間は90日間となります。
ロックアップ付与されている名目を見るとかなりのベンチャーキャピタルが(汗)
【ロックアップ名簿】
貸株人である越智晶、売出人であるMSIVC2008V投資事業有限責任組合、株式会社新生銀行及びNVCC6号投資事業有限責任組合、並びに当社の株主である株式会社産業革新機構、住友商事株式会社、住江織物株式会社、三井住友海上C2005V投資事業有限責任組合、越智敏裕、越智源株式会社、投資事業組合アドバンスド・ベンチャーファンド21、株式会社AMG、ひまわりV2号投資事業有限責任組合、JAIC-IF3号投資事業有限責任組合、投資事業組合オリックス10号、三菱UFJキャピタル株式会社、JAIC企業育成投資事業有限責任組合、株式会社明光商会、瀧澤陵、東海海運株式会社、OBDパートナーズ投資事業組合、テクノロジーシードインキュベーション株式会社、堀内賢一、高木純子、植松夏希、AOF投資組合、山田亜矢子、加志村竜彦、小林孝実、小林満貴、松村順也、大谷淳、工藤貴光、田中正博、栗須哲史、宮腰紀子、岩本雅樹、松崎学、森本譲、岩倉康夫、田崎徹史、山田良正、西下孝夫、小林幸代及び奥平直樹は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目までの期間
全体株数が少ないので市場のムードで買い上がる事もできそうですが、精査しないと難しいです。フィスコやトレーダーズの初値予想を見てから決めたいですね。初値は1.5倍程度で抑えられるかもしれませんが、初値だけ見れば利益がかなり出ると思うので全力IPO申込です。
LINE(3938)IPO幹事をしているインターネット最大手⇒ SBI証券
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