KHネオケム(4189)IPOが新規上場承認! 約507億円吸収の不人気IPOかも?
KHネオケム(4189)IPOが東証に新規上場承認されました。
ざっと内容を見ましたが、不人気案件になりそうなIPOでしょう。
大株主がファンドなのでMBO案件ではないかと調べましたが、そうでは無いようです。
業 種 | 化学 |
上場市場 | 東証1部or2部 |
公開予定 | 10月12日予定 |
BB期間 | 9月23日~9月29日 |
仮条件 | 9月21日 |
想定価格 | 1670円 |
公開価格 | 9月30日 |
公募株数 | 2,614,400株 |
売出株数 | 23,800,000株 |
公開株式数 | 26,414,400株 |
OA売出 | 3,962,100株 |
引受幹事 | みずほ証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 SBI証券 |
【事業内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(KHネオケム株式会社)、子会社6社及び関連会社2社(平成28年7月31日現在)により構成されており、各種石油化学製品の製造・販売を主たる業務としております。「オキソ技術」と呼ばれる製造方法をコア技術として、さまざまな産業分野に特色ある化学製品を提供し、新たな可能性を生み出すべく挑戦を続けています。オキソ技術とはオレフィンを原料にアルコールや有機酸の原料となる「アルデヒド」と呼ばれる化合物を製造するものです。
業績が良いとは言えないみたいです。
赤字ではありませんが、売上が低下している事で上場イメージが悪いです。
利益規模も上場規模的にどうなんでしょうかね。
当期利益は 26億円>77億円>28億円(第2四半期)
利益予想データを見ると前期と比べ減収減益予想が出ています。
配当は46.5円出るようですから計算すると約2.78%の配当利回りになります。
JR九州上場も迫っているタイミングなので、仮条件を大きく下げてこなければ買いが入らないと思います。
事業も化学薬品の製造と販売と地味です。
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KHネオケム初値予想とIPO分析をざっくり考えてみる
東京都中央区日本橋に本社があり、連結子会社3社により構成されています。
会社設立は2010年で社長は浅井惠一氏です。
従業員数は606人いて、平均年齢は39.7歳となります。平均勤続年数は14.9年、給与平均は684万円!
会社設立と平均勤続年数が合いませんので調べましたが、昭和44年に協和油化として設立されているようです。
子会社化や分離をしながら、協和発酵ケミカル株式会社の事業承継を目的に、平成22年12月にケイジェイホールディングス株式会社が設立された経緯があります。その後さらに商号変更を繰り返しKHネオケムとなります。気になったら目論見書の13Pを見ましょう!経歴が図面であります。
ロックアップ期間が90日間となし1.5倍でロックアップが解除されます。
初値で1.5倍は無いと思われるので、意味なしか!?
株主全員にロックアップが付与されているようです。
その前に株を幹事でさばけるのかが心配であります~
上場規模的に東証1部だと思いますが、指数買いなどがあるにしてもこの規模が無事に上場できるのかな疑問です。
素人は手出し無用の銘柄でしょうね。
公開価格が下がり配当利回りが4%近くになれば買いが入ると思いますが、厳しそうなイメージです。
SBI証券のIPOチャレンジポイントを貯めるだけで終わりそうです(笑)
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