幸和製作所(7807)IPO新規上場 | 初値予想と幹事情報
幸和製作所(7807)IPOが新規上場承認されました。
SMBC日興証券が主幹事をつとめ、JASDAQスタンダードに上場する銘柄かつ株数が少ないため初値は良好でしょう。
しかしIPO当選を考えると厳しいですね~
それでも申込だけは忘れないようにしたいと思います。ポエック(9264)IPOと同じで当選期待は低いようです。
業 種 | その他製品 |
上場市場 | JASDAQスタンダード |
公開予定 | 11月28日 |
BB期間 | 11月10日~11月16日 |
企業ホームページ | ホームページ変更があったようです |
【事業の内容】
当社グループは、当社、連結子会社の幸和(香港)有限公司、東莞幸和家庭日用品有限公司の計3社で構成されており、福祉用具の製造・販売を事業として取り組んでおります。
【手取金の使途】
手取概算額434,960千円については、本第三者割当増資の手取概算額上限114,243千円と合せた、手取概算額合計上限549,203千円について、設備投資資金に154,000千円を、新製品開発のための研究開発費に178,000千円を、残額を営業部門、開発部門を中心とする人員拡大等による人件費の増加に充当する予定であります。
目次まとめ
幸和製作所(7807)IPOの業績と事業内容
福祉用具の製造や販売を手掛けている企業で、香港と中国広東省に連結子会社があります。
主要製品はシルバーカーや歩行者、杖などになっています。
元々は、乳母車の製造メーカーとして昭和40年代に創業していたそうですが、その後福祉用具製品に移行しています。
日本では高齢化が進んでいるためIPOマーケットでもターゲットになるかもしれません。同社はロボット技術を利用した製品開発を強化し、介護ロボット市場にも参入しています。
団塊の世代に対して自社ブランドを立ち上げるなど勢いが感じられます。
地味な業種となっていますが、時代にマッチングしているためIPOの初値も期待ができるのではないかと考えています。
幸和製作所(7807)IPO仮条件から公開価格の日程
仮条件 | 3,220円~3,520円 |
想定価格 | 3,220円 |
公開価格 | 11月17日 |
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約8.3億円です。
オーバーアロットメントを含めると約9.6億円になります。
上場規模も小さいため人気になると思いますが、何しろ公開株数が26万株弱しかないため当選も難しいでしょう。
100株当たりの株価も大きいため、それなりのリターンがあると思います。ぜひ当選したいIPOです!皆さん同じでしょうけどね。
幸和製作所(7807)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 108,200株 |
公開株式数 | 258,200株 |
OA売出 | 38,700株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) みずほ証券 大和証券 野村證券 SBI証券 いちよし証券 岡三証券 エース証券 |
SMBC日興証券で当選するしかなさそうです。
SBI証券のIPOチャレンジポイントを使用するなら220P~250Pくらい必要な気がします。
会社設立は1987年10月と実績があります。
大阪府堺市堺区海山町に本社があり、社長は玉田秀明氏、39歳とお若いので調べたら会長(玉田栄一氏)の長男となっており2代目ですね。
従業員情報を確認すると、従業員数107人、平均年齢39.5歳、平均勤続年数5.2年、平均年間給与約495万円となっています。連結従業員数は421人と多いです。
幸和製作所(7807)IPOの初値予想
※株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、貸株人である株式会社秀一、売出人である玉田京子、長島光春及び吉田和正、当社株主かつ当社役員である玉田栄一及び玉田秀明、当社株主である幸和製作所社員持株会、株式会社サカイ・ヘルスケアー及び吉川喜一、当社役員かつ当社新株予約権者である大井実、出口裕司、佐々木正及び三村淳司、当社新株予約権者である木根正裕、小西康晴、小川勝二郎、小菅英伸、市原貴、重松周平、佐藤恭司、戸塚健一、森本慎五、髙森裕行、山川晋、長谷川聡、永田かおり、成田和哉、和多大智、里見悠一、新井文武、竹島昌寿、峯垣淳平、広瀬健一、小坂徳宏、藤木亜寿佳、西内豊、佃浩伸、澤野雅哉、西川智崇、村田好弘、宮本美香、吉見明子、鈴木雅之、磯尾宣行、今村紀彦、山口聡、廣森翼、青木香里、宮富文希子、西岡秀朗、植田樹、奥村泰明、左右田綾乃、山﨑章子、関根裕典、安部一人、松本英樹、島田剛樹、門脇賢太、工谷昌也、柴田久志、小林充生、太田正彦、久保知輝、西村岳志及び小倉奈穂、並びにその他の新株予約権者25名は、SMBC日興証券株式会社(主幹事会社)に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場(売買開始)日から起算して180日目の平成30年5月26日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む。)の売却等を行わない旨を約束しております。
幸和製作所IPO幹事引受け株数決まる
幹事団 | 引受け株数 |
SMBC日興証券(主幹事) | 232,900株 |
みずほ証券 | 5,100株 |
大和証券 | 5,100株 |
野村證券 | 5,100株 |
SBI証券 | 2,500株 |
いちよし証券 | 2,500株 |
岡三証券 | 2,500株 |
エース証券 | 2,500株 |
※目論見の訂正事項発表後に記載します
幸和製作所IPOの直感的初値予想
第一弾⇒ 5,000円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 5,300円
※仮条件発表後
幸和製作所IPOの大手初値予想
初値予想上限5,600円!
幸和製作所(7807)IPOを個人的に分析してみました
ストックオプション期間 | 株数残 |
平成25年6月21日~ 平成33年6月17日 | 15,000株 発行価格529円 |
平成25年10月01日~ 平成33年9月28日 | 9,000株 発行価格650円 |
平成29年3月01日~ 平成37年2月26日 | 94,500株 発行価格1,650円 |
平成30年1月16日~ 平成37年12月24日 | 45,000株 発行価格1,650円 |
平成31年2月02日~ 平成39年1月29日 | 6,500株 発行価格1,650円 |
ロックアップ期間が平成30年5月26日までの180日間です。ロックアップ解除倍率は記載が無いようです。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の1,285,510株から算出すると想定価格ベースで約41.4億円になります。
上場規模や業績に問題はありません。
介護ロボット市場に参入しているため今後に期待が出来そうですが、CYBERDYNEみたいなお祭りは期待ができませんよね。
株数が少ないので公募取得者には大きな利益が出そうな銘柄です。
赤字から黒字転換しているのも期待が出来そうですが、介護用品だけの販売だと期待はできなかったかも?
介護保険のレンタル対象製品としてリトルキーパスという製品があり、厚生労働省社会保障審議会にて認定を受けているそうです。
当選するには多くの口座から申し込むほかありません。
幸和製作所(7807)IPO主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
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