ミダック(6564)IPO新規上場 | 初値予想と幹事情報
ミダック(6564)IPOが新規上場承認されました。
廃棄物処理事業を取得とした企業です。岡三証券が主幹事をする案件で、アトリエはるかに引き続き名証への上場案件です。
地方上場のため上場規模は小さくなっていますが、参加者が限定されると思います。
5億円以下の上場は荷もたれ感が少し生まれるていどでしょう。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | 名古屋証券取引所第2部 |
公開予定 | 12月22日 |
BB期間 | 12月05日~12月11日 |
企業ホームページ | http://www.midac.jp/ |
【事業の内容】
産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分一般廃棄物の収集運搬、中間処理
【手取金の使途】
手取概算額203,300千円及び「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限57,270千円については、平成30年3月期における廃棄物処分事業の富士宮事業所の修繕費に50,000千円、平成31年3月期における廃棄物処分事業の本社事業所の水処理設備に42,320千円、富士宮事業所の焼却破砕設備に77,900千円、修繕費に22,490千円及び収集運搬事業の収集運搬車両に67,860千円充当する予定であります。修繕に関しては、設備の予防保全、故障防止及び耐用年数増加のためのものであり、設備投資に関しては、既存施設の更新及び設備新設であり事業基盤の保持及び拡大のために必要不可欠なものであります。
目次まとめ
ミダック(6564)IPOの業績と事業内容
自社施設による廃棄物処理サービスの他、廃棄物の収集運搬サービス、処理業者への排出事業者紹介サービスを行っている企業です。
昭和27年静岡県浜松市にて小島清掃社から事業は発足しています。その後、共同出資会社や子会社などと吸収合併し拡大を続けてきた企業です。
廃棄物の中間処理では、排出事業者から排出された廃棄物を処理施設において中間処理する業務。
廃棄物の最終処分では、リサイクルが困難な廃棄物などを埋め立てる業務。
収集運搬事業では、廃棄物の排出場所から廃棄物を回収し、処理場まで運搬する業務を行い、仲介管理事業では、廃棄物処理業者向けに同社グループの営業員が廃棄物処理案件の仲介及び管理を行うというサービスを行っています。
ミダック(6564)IPO仮条件から公開価格の日程
想定価格 | 1,250円 |
仮条件 | 1,200円~1,300円 |
公開価格 | 12月12日 |
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約4.2億円です。
オーバーアロットメントを含めると約4.8億円になります。
東証2部だと程々人気があり初値期待もできたと思いますが、名証2部上場だと需給が読みにくいです。
多分、公開価格を超えてくると思いますが大きな利益もでなさそうです。
それでもIPO抽選には申し込みをしたいと考えています!
ミダック(6564)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 182,000株 |
売出株数 | 150,000株 |
公開株式数 | 332,000株 |
OA売出 | 49,800株 |
引受幹事 | 岡三証券(主幹事) 岡三オンライン SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 安藤証券 |
当選を狙うなら岡三証券です。33万株程度あるため当選できる可能性は意外に高いと思います。
地方上場でなければ全力で申し込みをするところですが、しばらく考えたいと思います。当選狙いで申し込むつもりですが、他のIPOとの日程などを考慮したいと思います。
静岡県浜松市東区有玉南町に本社があり、会社設立は1964年7月です。現在の企業スタイルになり53年も続いている企業です。
従業員数は168人(連結181人で臨時雇用25人)、平均年齢42.0歳、平均勤続年数9.5年、平均年間給与約480万円です。
ミダック(6564)IPOの初値予想
※株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受けによる株式売出しに関連して、貸株人である熊谷裕之及び、売出人である熊谷勝弘、当社株主である株式会社フォンスアセットマネジメント、高橋由起子、矢板橋一志、武田康保、加藤恵子、髙田廣明、鈴木清彦、井上正弘、鈴木隆、山口晃生、越智雅彦、砂山伸治及び木村清子は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成30年6月19日までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却(ただし、引受人の買取引受けによる株式売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。
当社株主である名古屋中小企業投資育成株式会社、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社静岡銀行、浜松信用金庫、株式会社商工組合中央金庫、りそなキャピタル株式会社、日本アジア投資株式会社及び静岡キャピタル5号投資事業有限責任組合は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成30年3月21日までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受けによる株式売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う名古屋証券取引所における売却等は除く。)を行わない旨合意しております。
ミダックIPO幹事引受け株数決まる
幹事団 | 引受け株数 |
岡三証券(主幹事) | 299,000株 |
SMBC日興証券 | 13,200株 |
SBI証券 | 13,200株 |
マネックス証券 | 3,300株 |
安藤証券 | 3,300株 |
※目論見の訂正事項発表後に株数を記載、委託幹事は記載なし
ミダックIPOの直感的初値予想
第一弾⇒ 1,350円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,500円
※仮条件発表後
ミダックIPOの大手初値予想
初値予想上限1,700円
ミダック(6564)IPOを個人的に分析してみました
ストックオプション期間 | 株数残 |
平成22年11月27日~ 平成30年11月26日 | 16,500株 発行価格720円 |
ロックアップは90日間と180日間の設定があります。ロックアップは上記の株主になりベンチャーキャピタルにはロックが1.5倍かかります。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は名古屋証券取引所データの上場時発行済み株式数の3,258,500株から算出すると想定価格ベースで約40.7億円になります。
微妙なIPOですが、他の銘柄が当選しなければある程度申し込みをすると思います。
沢山IPOが当選すればあえて申し込まなくてもよいかもしれません!
幹事構成は申し込みやすく、私はすべての口座を持っているので某社の評価によっては全力もあり得ます。岡三証券から委託される岡三オンライン証券の口座もありますからね。
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