【評価】オービーシステムIPOの上場と初値予想!SI系で人気
オービーシステム(5576)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はスタンダード市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約11.8億円で公開株数600,000株、オーバーアロットメント90,000株です。想定発行価格は1,710円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | スタンダード市場 |
上場日 | 6月21日 |
BB期間 | 6月06日~6月12日 |
企業ホームページ | https://www.obs.co.jp/ |
事業の内容 | 金融、産業流通、社会公共及びITイノベーションの4つのサービスラインを展開するシステムインテグレーションサービス事業 |
目次まとめ
オービーシステム(5576)IPOの業績と事業内容
同社は技術革新が急速に進む情報サービス産業において、システムインテグレーションサービスの提供行っています。
既存技術の強化に加えDX(デジタルトランスフォーメーション)やクラウドコンピューティングなど新たな技術分野にも事業展開しています。
オービーシステム(5576)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,710円 |
仮条件 | 1,510円~1,710円 |
公開価格 | 6月13日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約10.3億円です。オーバーアロットメントを含めると約11.8億円になります。
システムインテグレーションサービス(SI)を大手企業に提供しているため初値期待はあると思います。
オービーシステム(5576)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 200,000株 |
売出株数 | 400,000株 |
公開株式数 | 600,000株 |
OA売出 | 90,000株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 松井証券 あかつき証券 |
委託見込 | auカブコム証券 DMM.com証券(PR) |
SI事業なのでスタンダード市場でも申込んでおきたいと思います。利益期待は十分あると思います。
auカブコム証券が穴場申込先かもしれません。殆ど申込む人はいないでしょう。面倒ですからね。
オービーシステムの会社設立は1972年8月25日、本社住所は大阪府大阪市中央区平野町二丁目3番7号、社長は豊田利雄氏(68歳)です。※2023年5月21日時点
従業員数は468人(臨時雇用者98人)、平均年齢38.4歳、平均勤続年数14.3年、平均年間給与約540万円です。
オービーシステム(5576)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
山田 孝 | 840,000株 | 40.44% |
株式会社オービック | 800,000株 | 38.52% |
株式会社日立ソリューションズ | 120,000株 | 5.78% |
山田 慶子 | 100,000株 | 4.81% |
オービーシステム従業員持株会 | 87,000株 | 4.19% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年12月17日)でロックアップ解除倍率設定なしです。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 540,000株 | 90.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 18,000株 | 3.00% |
SBI証券 | 12,000株 | 2.00% |
岩井コスモ証券 | 12,000株 | 2.00% |
マネックス証券 | 6,000株 | 1.00% |
松井証券 | 6,000株 | 1.00% |
あかつき証券 | 6,000株 | 1.00% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,000円~2,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,200円~2,500円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
オービーシステムの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,500円~3,000円
修正値2,500円~2,700円
オービック系SIとなっているが現在は取引してないようだ。日立グループに対する売上が7割~8割程度になる模様。三菱電機ソフトウエアは1割程度となっている。
スタンダード市場への上場であり、オンプレミス型中心の従来型SIのためクラウド等に比べると人気が劣る。新味に乏しいがSI(システムインテグレーションサービス)のためある程度資金が入る見込み。
上場規模は11.8億円と需給不安になるようなサイズではない。PERも9.5倍なので上値は十分ありそう。
セカンダリーは通常ないと考えていいが、ここ最近は地味企業に資金が向かうこともある。全ては当選してから考えたい。
オービーシステム(5576)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
なし | -株 発行価格-円 |
ロックアップは180日間で解除倍率設定なし、ストックオプションはありません。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,277,000株から算出すると想定価格ベースで約38.9億円になります。
盛り上がりに欠けそうですけどそれなりに資金が入ると思います。日立製作所グループと三菱電機ソフトウエアへのサービス提供企業と言えそうです。
業績もしっかりしているため初値不安はなさそうです。1株あたりの純資産は伸びてますね。
Globee(グロービー)主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
タグ:IPO初値予想