【再承認】SANEI(サンエイ)上場とIPO初値予想!
SANEI(サンエイ)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場は東証2部で主幹事は大和証券が引受けます。
上場規模は約10.8億円で公開株数460,000株、オーバーアロットメント69,000株です。想定発行価格は2,050円になっています。
再承認案件になり想定発行価格が引き下げられています。
業 種 | 機械 |
上場市場 | 東証2部 |
上場予定 | 12月25日 |
BB期間 | 12月10日~12月16日 |
企業ホームページ | https://www.sanei.ltd/ |
事業の内容 | 給排水器具等の製造販売 |
【手取金の使途】
手取概算額473,025千円及び「1 新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限130,381千円を合わせた手取概算額上限603,406千円については、岐阜工場における生産設備に係る設備投資に充当する予定であります。
※有価証券届出書(EDINET)抜粋
目次まとめ
SANEI(サンエイ)IPOの業績と事業内容
業績横ばいの製造業になります。製造業は新型コロナウイルス感染症が広がりを見せてから初めての上場かもしれません。
同社グループは、サンエイと連結子会社(アクアエンジニアリング、大連三栄水栓有限公司、FULUSSO)の計4社で構成され、給水栓・給排水金具・継手及び配管部材の製造・販売を主な事業としています。
給水栓とは単水栓、湯水混合水栓、止水栓、ボールタップ及び洗浄弁・洗浄水栓を総称するものです。同業他社は規模の違いはありますが約数十社あり、その中でも同社グループは水栓金具を専門で取り扱うメーカーです。
製品の主な特長としては、プロダクトデザイナーや建築や空間を手掛けるデザイナーといった方にも積極的に協力いただき、従来とは異なる水栓を提案していることです。
インテリアを構成する素材の一つとして、その空間のコンセプトに調和するようなデザインの選択肢を提供する製品を揃えている特徴があります。
また住まいやホテルの一般室で利用いただいている他、スウィートルームやペントハウスなどの高級なゾーンにおいても利用していただける製品作りに力を注いでいるそうです。
住居以外の事務所ビルやアミューズメント施設、病院・介護施設、駅舎等、人が集まる公共の場、いわゆる非住宅の分野でも使われる製品にも力を入れています。
今後、製品開発面でめざすのはエレクトロニクスとの融合です。その中でも他社にはない製品を生み出す事が、新たなライフスタイルの提案につながると確信しているそうです。
一般向け水栓や給排水用品等の水まわり商材のほか、付加価値の高いデザインや水の流れにこだわった高級水栓や、スマホのような静電タッチ水栓を製品化しています。
SANEI(サンエイ)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 2,050円 |
仮条件 | 2,050円~2,200円 |
公開価格 | 12月17日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約9.4億円です。オーバーアロットメントを含めると約10.8億円になります。前回の想定発行価格を調べると2,200円になっていました。
業績や市場環境により引き下げられたようです。東証2部だと吸収額が低いことで利益が狙えるため公募組には都合がよいかもしれません。
SANEI(サンエイ)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 260,000株 |
売出株数 | 200,000株 |
公開株式数 | 460,000株 |
OA売出 | 69,000株 |
引受幹事 | 大和証券(主幹事) 野村證券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 SMBC日興証券 |
委託見込 | DMM.com証券(PR) SBIネオトレード証券 |
東証2部で業種が機械になっているためあまり人気がないと思います。ただこの規模のIPOに参加しておくと当選が狙えると思います。
事業は人気が見込めないため初値が付いた後は横ばいの株価でしょうね。今期業績は減収減益予想となっています。配当が出るため配当狙いの買いが期待できそうです。
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SANEIの会社設立は1960年12月21日、本社住所は大阪府大阪市東成区玉津1丁目12番29号、社長は西岡利明氏(62歳)です。※2020年11月26日時点
従業員数は647人(臨時雇用者126人)、平均年40.2歳、平均勤続年数12.5年、平均年間給与約471万円です。
SANEI(サンエイ)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
西岡 利明 | 760,000株 | 38.78% |
吉川 正弘 | 680,000株 | 34.69% |
吉川 弘二 | 100,000株 | 5.10% |
SANEI従業員持株会 | 100,000株 | 5.10% |
夏目 和典 | 60,000株 | 3.06% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である西岡利明、売出人である吉川正弘及び吉川弘二、並びに当社の株主であるSANEI従業員持株会、夏目和典、尼見幸一、岸田敏雄、新田裕二、株式会社岡本製作所、株式会社坂井製作所、株式会社多喜プラスチック、株式会社田中工業、夏目明美、藤井義規、早川潔、江口裕章、安部慶尚、池田裕智、ヒフティー貿易株式会社、瀧勝巳、永川博和及び青山公一は主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後180日目(2021年6月22日)までの期間、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等を行
わない旨を合意しております。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
大和証券(主幹事) | 368,000株 | 80.00% |
野村證券 | 46,000株 | 10.00% |
三菱UFJ・モルガンスタンレー証券 | 23,000株 | 5.00% |
SBI証券 | 13,800株 | 3.00% |
SMBC日興証券 | 9,200株 | 2.00% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,000円~2,300円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,200円~2,400円
※仮条件発表後
SANEI初値予想と市場コンセサンス
初値予想2,000円~2,500円
修正値2,000円~2,500円
仮条件が引上げられましたが初値予想は下方修正されています。IPOの地合いもあまり良くないため公開価格割れになるかもしれないそうです。まさかの事態かもしれませんね。
個人的には当選を狙って申し込みを行ってみます。割れても配当があるため大きな損失にはならないと思います。同日上場が3社あることは懸念される材料でしょう。吸収額レンジは9.4億円~11.6億円と低い上場です。
2021年3月期の連結業績予想は売上208.00億円で経常利益9.97億円です。前期比較だと売上2.56%減で経常利益8.9%減になります。四半期利益は6.59億円になり前期比だと9.23%減になります。
減収減益で上場時のイメージはあまり良くありません。ただ配当が70円予定されており配当利回りが3.18%なので買い支えになりそうです。PERは6.78倍でPBRは0.49倍と指標は低いようです。
割れないと思うので申し込みを行いたいと思います。割れたら仕方ありません!
SANEI(サンエイ)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
該当事項なし | -株 発行価格-円 |
ロックアップは180日間(2021年6月22日)、ロックアップ解除倍率の記載はありません。ストックオプションは該当事項がありません。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,220,000株から算出すると想定価格ベースで約45.5億円になります。
前回承認時と内容がほぼ変更されていません。想定発行価格の変更だけのようです。
初期投資を行い利益を狙うIPOでは本来ありませんが、IPO落選続きだと寂しいため申込を行っておきたいと思います。利益見込みは多少あると考えています!
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