ディ・アイ・システム(4421)上場2日の初値予想は切り上がる!
ディ・アイ・システム(4421)が上場しましたが、上場1日目は初値付かずとなりました。場中の板を見ていないため勢いがわかりませんが、引け後の板を見る限り相当買い需要があったように思います。差引147,500株の買い越しとなり、この調子だと上場2日目も買い上がりそうです!
【みんかぶ】
きょう東証ジャスダック市場に新規上場したディ・アイ・システム<4421.T>は、公開価格と同じ1280円カイ気配でスタートし、その後は気配値を切り上げる展開が続いていたが、結局この日は値がつかず、気配値上限の2944円カイ気配で上場初日の取引を終えた。
システムインテグレーション事業と教育サービス事業を手掛けている企業になります。ありふれた事業だと言われていますが、続くIPOも出てこないため売買のターゲットになっているのかもしれません。
業績は増収増益となりますが、売上はそれほど勢いがあるようには思えません。2019年9月の連結業績予想も増益のため買い安心はあると思います。しかし、経常利益は3.7%増とイケイケの業績ではありません。IPOに資金が集中し売買のターゲットになっていると思いますが、同日上場のギフト(9279)のように初値が高いと下落する恐れもあります。
セカンダリーは難しいですよね。ベンチャーキャピタル出資はなくストックオプションも17,500株と少ないため、公開株式以外の株が流通する可能性は少ないと思いますが、毎回どこからか株が降ってきます。あまりにも価格が高いと心配ですが、現在の初値予想は3,200円です。
また、上場2日目の気配運用は下記のようになっています。
項目 | 内容 |
板中心値段 | 2,944円(公募・売出価格) |
気配更新上限方向 | 6,780円で更新値幅148円、更新時間10分 |
気配更新下限方向 | 2,208円で通常の更新値幅・更新時間(3分) |
注文受付価格の範囲 | 736円以上、11,780円以下 初値決定後は、当該初値を基準値段として適用される制限値幅となります。 |
NY市場や為替も横ばいなので週明けの売買は期待できそうです。公開価格ベースで約6.4億円の上場規模でしたが、3,200円でも約16.7億円です。全然吸収できる金額なのでひょっとすると、もう少し上値期待ができるのかもしれません。配当が25円予定されていますがほぼ関係ないでしょう。
JASDAQ(スタンダード)銘柄はマザーズよりも安定感があり今年は特に人気となっているようです。当選された方はおめでとうございます。期待してよいでしょう!
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