国際紙パルプ商事(9274)500株当選と東証1部決定!
国際紙パルプ商事(9274)500株当選しました。株数が多かったので当選しやすい銘柄でしたが500株は確保できました。思ったよりも少ない印象ですが、応募者はそれなりに多かったと聞いています。主幹事はみずほ証券で、公開株式数は7,000,000株、オーバーアロットメント1,050,000株でした。
王子ホールディングス(3861)と関係性が深い企業なので初値は期待できると思います。時価総額は約255億円で東証1部指定を受けることが決まりました。初値利益はそれほど期待できませんが、10%~30%程度の利益が期待できるかもしれません。
事業は製紙会社から仕入れた紙類を国内外に販売していますが、今後は国内よりもアジア向けに事業拡大が行われるようです。海外事業を強化することで国内の利益低下をカバーする見込みのようです。製紙業の他にも不動産業を行っているためこの辺りも多少利益貢献となりそうです。
IPOでは好まれにくい案件ですが、東証1部に決定したためファンドなどの買い需要が発生すると思います。東証1部の上場規模はかなり軽量級のため公開価格割れは考えていません。ただ個人投資家からの注目は低いでしょう。機関投資家頼みの案件だと思います。上場後の株価もあまり動かないタイプの銘柄なので上場後3日程度の出来高がポイントかもしれません。
とりあえずの目標株価は500円だと思いますが、配当金が10円出ることで発行価格算出の配当利回りは2.9%くらいになります。配当から考えると3%は維持してくると思うため業績が上向くと株価は自然と上昇しそうです。
個人的な初値は450円目標なのでそのあたりまで上がれば即売却したいと思います。公開価格前後なら売却せずにしばらくホールドをしたいと考えています。常に安定の企業だと考えているため売り急ぐ投資家も少ないと思います。創業92年はどう考えても安定感が感じられます!売上も常に横ばいですからね。
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