【評価】jig.jp(ジグジェイピー)IPOの上場と初値予想!ふわっち上場です
jig.jp(ジグジェイピー)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。ふわっち運営企業が上場ですね!
上場規模は約11.7億円で公開株数3,295,400株、オーバーアロットメント494,300株です。想定発行価格は310円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 12月22日 |
BB期間 | 12月07日~12月13日 |
企業ホームページ | https://www.jig.jp/ |
事業の内容 | ライブ配信事業「ふわっち」を中心とした一般消費者向け関連事業及び自治体向け・企業向け関連事業 |
目次まとめ
jig.jp(ジグジェイピー)IPOの業績と事業内容
同社グループは、同社と連結子会社2社(株式会社A Inc.及び株式会社B Inc.)の計3社で構成されています。
一般消費者向け関連、自治体向け・企業向け関連を主な事業として取り組んでいます。有名なのはライブ配信サービスの「ふわっち」だと思います。
誰でも簡単に配信できるようアプリを立ち上げてからボタン一つで配信を開始できるように設計されています。個人の収益になるためこの手の企業はIPOでも盛り上がると思います。
視聴ユーザーはライブ配信をリアルタイムで視聴でき配信中にスマートフォンやPCの画面内に表示されるコメント欄に自身のコメントを送り配信ユーザーや他の視聴ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。
また、無料と有料のアイテム利用による課金が魅力の一つです。
jig.jp(ジグジェイピー)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 310円 |
仮条件 | 310円~340円 |
公開価格 | 12月14日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約10.2億円です。オーバーアロットメントを含めると約11.7億円になります。
時価総額からみると上場規模がかなり小さいと思います。ベンチャーキャピタル出資が多いからでしょか?今期予想で8.44億円も利益が出ているんですけどね。
jig.jp(ジグジェイピー)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 57,000株 |
売出株数 | 3,238,400株 |
公開株式数 | 3,295,400株 |
OA売出 | 494,300株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) 野村證券 SBI証券 楽天証券 岩井コスモ証券 極東証券 東海東京証券 マネックス証券 松井証券 |
委託見込 | DMM.com証券(PR) SBIネオトレード証券 |
このIPOは人気でしょう。株単価を低くして個人投資家に買わせよう作戦かもしれませんけど利益がでてますよね。
それに当選しやすいため盛り上がりそうです。しばらく前に上場したリンカーズみたいになりそうですね。
jig.jpの会社設立は2003年5月28日、本社住所は福井県鯖江市横越町第10号34番地1、社長は占部哲之氏(52歳)です。※2022年11月26日時点
従業員数は64人(臨時雇用者5.8人)、平均年齢33.1歳、平均勤続年数6.8年、平均年間給与約540万円です。
jig.jp(ジグジェイピー)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
福野 泰介 | 10,681,500株 | 23.35% |
インキュベイトキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 10,500,000株 | 22.95% |
赤浦 徹 | 5,412,000株 | 11.83% |
岸 周平 | 5,277,000株 | 11.54% |
WiL Fund I, L.P. | 4,195,500株 | 9.17% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間(2023年3月21日)と180日間(2023年6月19日)になっています。ロックアップ解除となるのは90日間分のVC保有分みたいですね。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 2,867,600株 | 87.02% |
野村證券 | 362,500株 | 11.00% |
SBI証券 | 19,700株 | 0.60% |
楽天証券 | 16,400株 | 0.50% |
岩井コスモ証券 | 6,500株 | 0.20% |
極東証券 | 6,500株 | 0.20% |
東海東京証券 | 6,500株 | 0.20% |
マネックス証券 | 6,500株 | 0.20% |
松井証券 | 3,200株 | 0.10% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 550円~720円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 600円~650円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
jig.jpの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想450円~500円
修正値600円~700円
初値予想の修正値が驚くほど上方修正されています。VC保有株があるためロックアップ警戒の案件だと思ってたんですけどね。
公募組はガッツリ利益になりそうです。これは是非当選したいIPOですね。
ライブ配信サービスって問題もあると思いますが利益がしっかり出ているのは好感します。事業成功まで迷走したためVC出資が多いようです。
とにかく500株くらい当選すればラッキーなIPOだと思います。公開株数が多いため複数単元は意外に簡単かもですね。
jig.jp(ジグジェイピー)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2021年8月31日~2031年8月30日 | 3,750,000株 発行価格134円 |
ロックアップは90日間と180日間になり、VCに対してはロックアップ1.5倍設定となっています。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。3,750,000株が行使期限入りしています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の42,054,000株から算出すると想定価格ベースで約130.4億円になります。
業績が良いため人気があるでしょう。課金により一儲けできる媒体となっているため個人投資家にもうけがよさそうです。
ANYCOLOR(5032)みたいになればいいけどそれは難しいでしょうね。
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