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【評価】サンクゼールIPOの上場と初値予想!人気見込みは低い

サンクゼール(2937)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興が引受けます。
 

上場規模は約46.5億円で公開株数2,610,000株、オーバーアロットメント391,500株です。想定発行価格は1,550円になっています。
 

サンクゼールIPOの上場と初値予想
 

業 種食料品
上場市場グロース市場
上場日12月21日
BB期間12月06日~12月12日
企業ホームページhttps://www.stcousair.co.jp/
事業の内容久世福商店などの自社ブランドを中心とした加工食品を直営、FC、ホールセール、EC及びグローバルの複数の販売チャネルを通して販売する食品製造販売業

 

サンクゼール(2937)IPOの業績と事業内容

同社グループはワインやジャム、パスタソースなどの商品を取り扱う「サンクゼール」ブランドを運営します。
 

また、全国のうまいものこだわりの食材を取り扱う「久世福商店」、及び米国を中心としたグローバル展開を目的とする「Kuze Fuku & Sons」の3つの商品ブランドを持っています。
 

日本全国に155店舗の自社店舗(直営54店舗、FC101店舗)を有する食のSPAを展開する食品製造販売事業を行っています。
 

サンクゼール(2937)IPOの業績推移
 

サンクゼール(2937)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格1,550円
仮条件1,600円~1,800円
公開価格12月13日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約40.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約46.5億円になります。
 

上場規模が大きく不人気でしょう。業績規模が大きいが個人投資家には優待がないと厳しいかも?配当が33円なので配当利回り2.23%くらいあります。
 

サンクゼール(2937)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数1,200,000株
売出株数1,410,000株
公開株式数2,610,000株
OA売出391,500株
引受幹事SMBC日興(主幹事)
野村證券
SBI証券
みずほ証券
岡三証券
八十二証券
松井証券
楽天証券
委託見込岡三オンライン
SBIネオトレード証券

 
当選することは簡単だと思います。公開株数が多いため支店経由だと楽勝でしょう。直近の業績が伸びた理由を調べてから投資したいです。

 
サンクゼールの会社設立は1982年6月01日、本社住所は長野県上水内郡飯綱町大字芋川1260番地、社長は久世良太氏(45歳)です。※2022年11月25日時点
 

従業員数は231人(臨時雇用者513人)、平均年齢37.2歳、平均勤続年数7.02年、平均年間給与約475万円です。
 

サンクゼール(2937)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
久世 良三2,400,000株29.33%
Joseph’s Arrows Trust1,340,400株16.38%
久世 良太1,200,000株14.66%
久世 直樹1,000,000株12.22%
ABRAHAM’S WAY FOUNDATION, LLC839,600株10.26%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2023年6月18日)と90日間(2023年3月20日)の設定があります。ロックアップ解除倍率設定はありません。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
SMBC日興(主幹事)2,218,800株85.01%
野村證券182,700株7.00%
SBI証券117,400株4.50%
みずほ証券39,100株1.50%
岡三証券19,500株0.75%
八十二証券19,500株0.75%
松井証券6,500株0.25%
楽天証券6,500株0.25%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 1,500円~2,000円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 2,000円~2,200円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

サンクゼールの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想1,500円~1,700円
修正値2,000円^2,400円
 

業績規模が大きく注目されているようです。しばらく前まで業績規模が小さかったため心配していたが何とかなりそうな雰囲気。
 

パスしてもいいが利益が出るのであれば申込もうと考えました。初値予想もこの規模だとブレそうだが申込んでみたい。
 

2023年3月期は売上169.4億円、四半期利益(純利益)9.42億円、配当は33円なので配当利回り1.83%になる。
 

株主優待期待で買われるかも?上場後半年間は辛抱か?
 

サンクゼール(2937)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2019年1月27日~2027年1月26日287,400株
発行価格50円
2020年1月18日~2028年1月17日39,000株
発行価格50円
2020年1月18日~2028年1月17日10,200株
発行価格50円
2020年8月09日~2028年8月08日25,600株
発行価格50円

 
ロックアップは180日間と90日間です。解除倍率はありません。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
 

543,000株が行使期限入りするようです。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の8,840,000株から算出すると想定価格ベースで約137.0億円になります。
 

直近業績は良いみたいですけど上場後も利益を維持できるのか不透明感があります。
 

2023年3月期予想は売上169.4億円で四半期利益が9.42億円です。利益は2022年3月期と殆ど変わらないようですね。
 

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