【評価】アイビスIPOの上場と初値予想!小粒上場で人気見込み
アイビス(9343)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は東海東京証券が引受けます。
上場規模は約6.4億円で公開株数850,000株、オーバーアロットメント127,500株です。想定発行価格は650円になっています。上げそうな銘柄ですね。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 3月23日 |
BB期間 | 3月07日~3月13日 |
企業ホームページ | https://www.ibis.ne.jp/ |
事業の内容 | モバイル事業(モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発、サービス運営)、ソリューション事業(IT技術者派遣サービス、アプリ開発及びサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービス) |
目次まとめ
アイビス(9343)IPOの業績と事業内容
モバイル事業は「モバイル無双®で世界中に“ワォ!”を創り続ける」をミッションとしいるそうです。
「作画工程を動画にして絵を描く楽しさを共有したい」というコンセプトから、自社開発したiOS・Android用モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発とサービス運営、
さらには『ibisPaint』で制作された全世界のユーザコンテンツに発表の場を与える自社オンラインギャラリー「ibispaint.com」の運営を行う事業セグメントになります。
ソリューション事業は2つのサービスを展開し、1つは労働者派遣法に基づくシステムエンジニア等のIT技術者派遣サービス、
もう1つはモバイルアプリやWebアプリ等の受託開発・運用保守及びクラウドコンピューティングサービスである「AWS」を用いたサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービスです。
アイビス(9343)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 650円 |
仮条件 | 670円~730円 |
公開価格 | 3月14日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約5.5億円です。オーバーアロットメントを含めると約6.4億円になります。
初値2倍くらいは行きそうな感じですね。上場日が3銘柄被ったのは残念です。同社の場合は世界にユーザーがいることで業績期待もあると思います。
アイビス(9343)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 700,000株 |
売出株数 | 150,000株 |
公開株式数 | 850,000株 |
OA売出 | 127,500株 |
引受幹事 | 東海東京証券(主幹事) みずほ証券 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 |
委託見込 | auカブコム証券 |
公開株数が多いとは言えませんが主幹事の口座を開設している方も少ないかもしれません。なかなか当選しませんけどね。
アイビスの会社設立は2000年5月11日、本社住所は名古屋市中村区名駅三丁目17番34号、社長は神谷栄治氏(49歳)です。※2023年2月18日時点
従業員数は221人(臨時雇用者0人)、平均年齢34.2歳、平均勤続年数4.1年、平均年間給与約408万円です。
アイビス(9343)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
神谷 栄治 | 2,036,243株 | 66.74% |
村上 和彦 | 619,680株 | 20.31% |
渡辺 秀行 | 342,860株 | 11.24% |
丸山 拓也 | 8,909株 | 0.29% |
井亦 大典 | 8,816株 | 0.29% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年9月18日)までになり解除倍率はありません。ベンチャーキャピタル保有株もありません。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
東海東京証券(主幹事) | 722,500株 | 85.00% |
みずほ証券 | 42,500株 | 5.00% |
大和証券 | 34,000株 | 4.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 17,000株 | 2.00% |
SBI証券 | 17,000株 | 2.00% |
楽天証券 | 8,500株 | 1.00% |
松井証券 | 8,500株 | 1.00% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,000円~1,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,400円~1,700円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
アイビスの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,300円~2,000円
修正値1,600円~2,000円
仮条件条件の上限730円の吸収金額は約7.1億円です。そして大手予想は初値持越しとなる可能性もあると言っています。
多分初値持越しでしょう。そして初値は2.3倍あたりになるみたいですね。業績は少し鈍化しているようです。
あとダウンロード数の割に利益が出ていないとの評価みたいです。PERは12.0倍で低く配当も10円予定されています。
モバイルのお絵かきソフトで知名度が高いけれど同業のセルシス(3663)もモバイル版を出したそうです。同社の場合は世界で利用されているためあまり影響がないのかもしれません。
アイビス(9343)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2019年12月20日~2029年12月19日 | 150,000株 発行価格609円 |
2021年12月21日~2029年12月19日 | 37,610株 発行価格609円 |
2022年4月01日~2030年3月30日 | 5,971株 発行価格609円 |
2023年10月09日~2031年9月30日 | 68,700株 発行価格1,290円 |
ロックアップは180日間で解除倍率設定なし、ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。行使期限に入った株式は193,581株です。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の3,488,783株から算出すると想定価格ベースで約22.7億円になります。
軽量級のIPOなので人気が見込めそうです。全世界で利用されているモバイルペイントアプリ「ibisPaint」の評価は高そうです!
IPO承認がまだ続くと思うので他の銘柄も監視しておきましょう。
IPOで前受金が必要ない企業⇒ SBIネオトレード証券
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