浜木綿とワシントンホテルIPOの幹事配分と業績予想!
浜木綿とワシントンホテルIPOの幹事配分がわかりました。どちらもあまり人気がなさそうですけれど浜木綿は利益が見込めると思います。
上場規模が小さくジャスダック上場なので同市場でストップ高連発となったアミファ(7800)を少し意識してもよさそうです。
アミファは公開価格660円で上場来高値1,739円を付けセカンダリーのターゲットになりました。中華料理専門店の浜木綿(はまゆう)がそこまで人気化するとは思いませんけれど初値1.3倍~1.5倍くらい付ける期待はあるかもしれません。
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
野村證券(主幹事) | 398,300株 | 85.11% |
SMBC日興証券 | 9,300株 | 1.99% |
みずほ証券 | 9,300株 | 1.99% |
東海東京証券 | 9,300株 | 1.99% |
岡三証券 | 9,300株 | 1.99% |
丸三証券 | 9,300株 | 1.99% |
安藤証券 | 9,300株 | 1.99% |
SBI証券 | 9,300株 | 1.99% |
静岡ティーエム証券 | 4,600株 | 0.98% |
株主にベンチャーキャピタルがいるということは投資を行っても回収できる見込みがあったということですよね。3社の出資があり90,000株保有で全体の13.01%になっています。SB・A外食育成投資事業有限責任組合が60,000株(8.67%)保有で多いようです。
持株会もあるため企業規模も思ったより大きい印象を受けます。従業員数は230人になりパートやアルバイトなどで345人います。売上は前期で48.6億円となっています。
2020年7月の単独決算予想が発表されていました。売上は55億円になり経常利益が3億円です。四半期利益は前期と比べ4.4%増える予想が出ています。
飲食業の粗利は10%~15%の営業利益と言われているため利益率は少し低いみたいですね。
土地の賃借や店舗費用などでだいぶ支払いがあるのかもしれません。ただ配当設定が35円あるため余力や今後の見通しは明るいのかもしれません。マザーズ市場へのIPOではないため安心感はあります。
初値予想は2,300円~2,500円です。PERも9.88倍と低めの設定でPBRも1.17倍なので公開価格割れはないでしょう。株主優待設定がないことは残念ですが今後の株価上昇の切欠になることも考えられます。
企業規模も似ている東天紅(8181)などが参考になりそうです。王将フードサービス(9936)になると企業規模がだいぶ違います。
ワシントンホテルIPOの幹事配分と初値予想をチラ見してきた
東証2部上場のワシントンホテルは東証2部上場で吸収額が約26.7億円、公開株数がオーバーアロットメントを含め2,070,000株です。もしかすると地合いがあまりよくないため公開価格割れになるかもしれません!
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を行うと公開価格を超えてくるイメージはありますがどうなるでしょうね。全て公募募集となっている事は好感されていると思います。ただ東証2部の上場規模的にはサイズが大きいです。
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | 1,566,000株 | 87.00% |
みずほ証券 | 90,000株 | 5.00% |
東海東京証券 | 36,000株 | 2.00% |
岡三証券 | 36,000株 | 2.00% |
SMBC日興証券 | 18,000株 | 1.00% |
大和証券 | 18,000株 | 1.00% |
SBI証券 | 18,000株 | 1.00% |
マネックス証券 | 18,000株 | 1.00% |
株主構成はしっかりした企業ばかりで売出もないことから安定的に株価推移となることが見込まれます。株主優待が既に設定されていることも好感されていると思います。
時価総額で企業を比較するとグリーンズ(6547)あたりが参考になりそうですね。ABホテル(6565)だと企業規模が少し大きくなります。配当や株主優待で比較するとワシントンホテルへの投資は悪くありません。
配当は28円予想になったいるため、想定発行価格1,290円で計算すると配当利回りは2.17%です。これに宿泊20%割引や飲食20%割引の株主優待があります。
初値予想は公開価格前後になり1,300円~1,500円あたりで落ち着くとされているようです。PERは8.15倍、PBR0.99倍なので少しは上値があるとみています。
元々PERは低い業種ですけどPER10倍~20倍くらいはあってもよいと思います。2019年9月27日の株価参考でグリーンズがPER13倍くらいで推移しています。ABホテルは27倍くらいです。
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