ステムリムIPOは超危険!仮条件下限の1000円決定はあり得ない
ステムリムIPOの公開価格が決定しました。仮条件範囲は1,000円~1,700円と幅が広かったためどうなるのかと心配していたらなんと下限の1,000円決定となりました。そして大量の補欠を頂き補欠購入は危険なのではないか?と感じ始めました。
SNSやネットで当選者を探してみると多くの方が補欠当選となっています。これは当選者が辞退する可能性が高いため補欠当選者が多く出ている気がします。主幹事当選者は見かけますがSBI証券は補欠が多いですね。
想定価格 | 3,050円 ※2,370円~3,730円の平均価格算出です |
仮条件 | 1,000円~1,700円 |
公開価格 | 1,000円 |
想定発行価格の3分の1以下に公開価格が決定し本当に上場するの?と疑問視しています。無理やり上場させるような気がして何ともいえませんね。
公募株数と売出し株数が変更され需要も安定するのかと思いましたが全く需要がなかったよううです。公開株数8,400,000株とオーバーアロッメント1,260,000株はさばけるのでしょうか?主幹事の力量が関係していると思います。
海外募集は1,989,300株になりOAはそのままの株数が実施されます。幹事引受価格は930円になるためシンジケートカバーによる買い支え期待で損失最大額は7,000円になりそうです。
ブックビルディングの結果は、申告された総需要株式数が公開株式数を十分上回ったそうです。そして総需要件数が多数にわたっていたとあります。結局公開価格から人気がなかったと考えられますがこの調子だと初値買いする投資家は少ないでしょう。
普通にザラ場で購入したほうがよさそうですね。仮に利益が出たとしても手数料程度しか出なさそうです。
【引受け株数の訂正】
SMBC日興5,508,000株⇒ 4,155,700株
大和証券972,000株⇒ 733,200株
野村證券648,000株⇒ 488,800株
みずほ証券648,000株⇒ 488,000株
SBI証券202,500株⇒ 152,700株
いちよし証券40,500株⇒ 30,500株
岡三証券40,500株⇒ 30,500株
楽天証券32,400株⇒ 24,400株
西村証券8,100株⇒ 6,100株
また幹事の引受け株数が変更されています。海外配分があるため変更されています。しかし人気の無さは恐ろしいですね。何とか公開価格前後で初値形成となればよいと思っています。
ツクルバ初値は公開価格同値!その後は横ばい展開で人気なし
ツクルバが上場し初値2,050円と公開価格同値でした。初値形成後は一旦上に行くも上値が重く横ばい展開となっています。買い意欲が減退している状況でなんとか株価を保っているように感じます。
ブシロードもそうですが地合い的に買いが入らずIPO閑散期にも関わらず投資家は買い控えのようです。確かに盛り上がらない日々で買い材料もありません。FOMC利下げでNYも下げているためしばらく下げモードなのか?と感じます。
ツクルバも数日後には2,000円を切りそうな雰囲気です。流石に業績魅力がないため大口が撤退すると下げそうです。
上場規模も中規模だったため中々買い上がるには厳しいでしょう。1年~3年くらい業績安定まで時間が必要な気がします。費用も固定で掛かるようですから今期以上の売上が毎年必要になります。
今年の6月~7月に上場した銘柄のパフォーマンスはあまりよくないため9月から年末にかけて初値4倍あたりを記録する銘柄が出てくることを願います。1銘柄でも登場すればIPO地合いが変わりそうです。
毎年この時期は盛り上がりませんけど地合いも今年は微妙です。ブレグジットや米中貿易摩擦がどうなるのか長いですね。
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