バルテス(4442)初値結果は2.75倍【高値更新後は撃沈】
バルテス(4442)IPOが上場2日目に初値が付きました。当初は上場1日目のほうが投資家にメリットがあるとレポートでも出ていましたが持ち越しとなって心配していました。予想を超えたパフォーマンスとなりIPOに当選した方は嬉しかったでしょう。
1枚当選して初値売却すれば11.6万円の利益となりました。SBI証券のIPOチャレンジポイントを使った方も200株で23.2万円です。ポイントインフレでもまとまった金額になりホッとしていることでしょう。
【モーニングスター社】
上場2日目のバルテス<4442.T>が公開価格660円の2.76倍に相当する1820円で初値を付けた。ソフトウエアテスト事業が主力。令和最初の新規上場銘柄として株式市場で注目を集め、上場初日は買い気配のまま取引が成立しなかった。公開株式数は120万3400株
660円の株が1,820円になり14分後には高値2,093円、そしてその1時間後には1,650円と乱高下しています。安値引けになると翌営業日にも影響が出そうです。即金規制が入っていますけど単価が低いのでそこまで投資家に影響はなさそうです。
ソフトウェアテストの国際的な資格認定機関「ISTQB」のパートナープログラム最高位ランク「Global Partner」に認定されているあたりにバルテスの凄さを感じますが、上場したら結局は株主のために利益追求しなければらないため頑張って頂きたいですね。
IT関係者が選ぶソフトウェアテスト・検証会社の支持率が第1位だったり、セキュリティ担当者が選ぶリピートしたいセキュリティ診断会社第1位なども取得しているそうです。アンケートはゼネラルリサーチが行っているようです。
公式サイトにはJSTQB資格保有者のエンジニア集団が年間1,200プロジェクト以上の仕事と関わっていると書かれているため、なんだか凄いことをしているとわかりますけど、利益がいまいちなのは痛いですよね。
まさかの上場ゴールではないと思いますが、公開価格が660円だったことは覚えておいたほうがよさそうです。現在の株価1,770円のPERが79.73倍、PBRが倍25.18倍となっています。賑わうときはPER100倍でも買われますが、落ち着いてきたら下げるでしょう。
ベンチャーキャピタルが一気に放出してくるタイミングが怖いですね。
続くSBI証券主幹事のブランディングテクノロジーやインフォネットにも好印象なのでできるだけ高い株価で引けてほしいところです。
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