【評価】ファーストアカウンティングIPOの上場と初値予想!
ファーストアカウンティング(5588)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事は大和証券が引受けます。
上場規模は約6.9億円で公開株数576,600株、オーバーアロットメント86,400株です。想定発行価格は1,040円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 9月22日 |
BB期間 | 9月06日~9月12日 |
企業ホームページ | https://www.fastaccounting.jp/ |
事業の内容 | 会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業) |
目次まとめ
ファーストアカウンティング(5588)IPOの業績と事業内容
同社は「世界に通用するAIの力によって経理DX、正確で早い会計、および戦略経理を実現し、お客様の幸せと社会の発展に貢献します。」をミッションとしています。
また、会計分野に特化したAIソリューション事業(経理AI事業)を提供しています。
経理業務のデジタルトランスフォーメーションによる効率化と、リモートワークをはじめとする働き方改革の推進が求められている中、それを実現するため以下に記載のRobotaシリーズのサービスを中心に事業展開しています。
ファーストアカウンティング(5588)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,040円 |
仮条件 | 1,120円~1,320円 |
公開価格 | 9月13日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約6.0億円です。オーバーアロットメントを含めると約6.9億円になります。
上場規模が小さいため難なく吸収してしまうと思います。AI関連になるため人気でしょう!
ファーストアカウンティング(5588)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 473,600株 |
売出株数 | 103,000株 |
公開株式数 | 576,600株 |
OA売出 | 86,400株 |
引受幹事 | 大和証券(主幹事) SBI証券 岡三証券 丸三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 あかつき証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 極東証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 岡三オンライン |
デジタル庁からデジタルインボイスの送受信サービスで指定を受けている材料があります。指定後に業績の伸びが著しいようです。
ファーストアカウンティングの会社設立は2016年6月03日、本社住所は東京都港区浜松町一丁目6番15号、社長は森啓太郎氏(49歳)です。※2023年8月21日時点
従業員数は47人(臨時雇用者18人)、平均年齢36.4歳、平均勤続年数2.5年、平均年間給与約534万円です。
ファーストアカウンティング(5588)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
森 啓太郎 | 1,482,000株 | 27.21% |
株式会社Space Investment | 1,200,000株 | 22.03% |
BEENEXT2 Pte. Ltd. | 341,000株 | 6.26% |
ALL STAR SAAS FUND Pte. Ltd. | 340,000株 | 6.24% |
信託SO | 270,000株 | 4.96% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2024年3月19日)までになりロックアップ解除倍率は1.5倍となっています。新株予約権者もロックアップ中の売却は基本的にできません。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
大和証券(主幹事) | 531,200株 | 92.13% |
SBI証券 | 8,600株 | 1.49% |
岡三証券 | 5,700株 | 0.99% |
丸三証券 | 5,700株 | 0.99% |
岩井コスモ証券 | 5,700株 | 0.99% |
東洋証券 | 5,700株 | 0.99% |
あかつき証券 | 2,800株 | 0.49% |
楽天証券 | 2,800株 | 0.49% |
マネックス証券 | 2,800株 | 0.49% |
松井証券 | 2,800株 | 0.49% |
極東証券 | 2,800株 | 0.49% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,500円~2,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,200円~3,000円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
ファーストアカウンティングの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,000円~2,500円
修正値2,000円~2,500円(変わらず)
期待のAI関連で業績が伸長している案件。初値持越しの勢いはないと観測されているが状況次第ではあり得ると思う。
他のIPOがダメダメなので何かぶっ飛ぶIPOが出てくるかもしれない。PERは1,320円で58.6倍とAI関連にしては低い。
仮条件の大幅上振れで期待したい。ただIPOに当選する確率はかなり低そう。大和証券で当選できなければアウトだろう。
とにかく申込みを行っておきたいIPOですね。赤字が続きVC出資が多いことは残念です。
ファーストアカウンティング(5588)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2019年12月25日~2027年12月24日 | 75,000株 発行価格10円 |
2021年3月29日~2029年3月28日 | 88,000株 発行価格400円 |
2021年3月29日~2029年3月28日 | 59,000株 発行価格400円 |
2022年6月03日~2030年6月02日 | 172,000株 発行価格460円 |
※ストックオプションは省略しています
ロックアップは発行価格の1.5倍解除になります。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。664,000株が上場時に行使期限に入ります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の5,209,600株から算出すると想定価格ベースで約54.2億円になります。
このIPOは人気だと思うので積極的に抽選参加を考えています。今期は黒字予想が出ているため期待しています。
大和証券案件なので上場後に業績予想もでますよね。
タグ:IPO初値予想