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システムサポート(4396)IPO新規上場 | 初値予想と幹事情報

システムサポート(4396)IPOが新規上場承認されました。大和証券が主幹事となり東証マザーズに上場となっています。事業はIPOで人気があるシステム系になり業績も好調のようです。公開株式数650,000株、オーバーアロットメント97,500株となり、上場による資金吸収は約12.3億円となっています。
 

独立系のICT企業になり、特定のメーカーや製品にとらわれることなく、ソリューションを提供し続けるシステムサポートが魅力の企業になります。また、米Amazon.com社や米Microsoft社の日本法人のパートナーとなり、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureといった各種クラウドサービスの新規導入や、既存システムのクラウドへの移行支援も行っているそうです。
 

システムサポート(4396)IPO新規上場と初値予想
 

業 種情報・通信業
上場市場マザーズ
公開予定8月02日
BB期間7月18日~7月24日
企業ホームページhttp://www.sts-inc.co.jp/
事業の内容ITシステム開発、データベース(Oracle)やクラウド(AWS/Azure)の移行・基盤構築、ERP(SAP)の導入・運用保守、データセンター運営、自社パッケージソフトの開発・販売

 

【手取金の使途】

手取概算額880,000千円及び「1 新規発行株式」の(注)5に記載の第三者割当増資の手取概算額上限160,300千円については、事業及び人員の拡大に伴い平成31年6月期に実施する大阪支店の移転に伴う設備投資に45,558千円、残額については、サービス基盤拡充等のために金融機関から借り入れた短期借入金980,000千円の返済資金の一部として、平成31年6月までに充当する予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。

 

システムサポート(4396)IPOの業績と事業内容

業績は売上と利益がともに拡大しています。第36期は大きな赤字となっていますが、上場を見据えて償却した感じですね。売上に変化がないため勝手に考えています。その後は連結参照で増収増益です。
 

事業は「ソリューション事業」「アウトソーシング事業」「プロダクト事業」を行っており、メイン事業はソリューション事業となっています。
 

ソリューション事業ではシステムのコンサルティングの設計・開発・運用保守を中心に、データベースやネットワーク等のインフラ構築、クラウドサービスの利用・導入支援などを行っています。
 

システムサポートIPOの業績と事業内容
 

特長は、主力であるソフトウエアの受託開発では業種・業務を問わず幅広く、かつ開発の一連の工程にワンストップで対応可能であることに加え、顧客ニーズが高く専門性が要求される分野を戦略的に強化している点だそうです。
 

例えば、リレーショナルデータベース管理ソフトウエア「Oracle Database」を提供する米Oracle社の日本法人である日本オラクル社のゴールドパートナーであり、Oracle Databaseのコンサルティングや設計、構築、移行、保守などのサービス提供やライセンス販売を行っている点です。
 

Oracle Databaseについては社内で技術者を積極的に育成することで、同社が認定する最上位資格であるOracle Master Platinum Oracle Database 11g/12cの単年度取得者数は国内3位(日本オラクル社発表の「Oracle Certification Award 2017」による)となっています。
 

またERP製品については、特に独SAP社の「SAP ERP」の人事・会計・物流分野を中心に導入コンサルティングや導入後の運用保守を行い、情報の一元管理による経営の効率化実現を目指すユーザー企業の支援を行っているそうです。わかりにくいですが、ライセンスを持っていると言うこととコンサルティングや導入後の運用保守を行うことができると言いたいのでしょう。
 

システムサポート(4396)IPO評判
 

上記は連結事業における同社と子会社の状況です。手広く事業を展開しているため上場後にも期待ができそうです。上場により得る資金は「大阪支店の移転に伴う設備投資」と「短期借入金の返済」となっています。
 

システムサポート(4396)IPO仮条件から公開価格の日程

想定価格1,650円
仮条件1,650円~1,750円
公開価格7月25日

 
想定価格から試算される市場からの吸収金額は約10.7億円です。
オーバーアロットメントを含めると約12.3億円になります。上場規模は少し荷もたれ感が出る規模ですが、業種的に吸収は可能だと思います。どちらかと言うと大きな買い需要が起きそうなIPOでしょう。
 

仮条件は引き上げられる可能性がありますが、初値2.3倍あたりまで視野に入るでしょう。
 

システムサポート(4396)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数540,000株
売出株数110,000株
公開株式数650,000株
OA売出97,500株
引受幹事大和証券(主幹事)
野村證券
今村証券
SBI証券

 

当選狙いは大和証券です。その他の企業では申込まなくても良いかもしれません。できればIPOチャレンジポイントを獲得するためにSBI証券からの申込みはしておきましょう。資金枠で当選できる方はポイントに魅力を感じない方も中にはいるようです。そのためには2億~3億くらい必要なのかも?
 


 

 
会社設立は1980年1月、本社は石川県金沢市本町1丁目、社長は小清水良次氏(32歳)です。
従業員数は735人で平均年齢35.5歳、平均勤続年数6.8年、平均年間給与約464万円となります。連結従業員数は882人となり働いている人数が多いようです。
 

システムサポート(4396)IPOの初値予想

氏名又は名称所有株式数割合
システムサポート従業員持株会730,760株37.16%
一般社団法人 小清水の会395,000株20.09%
上岸 弘和175,500株8.92%
小清水 明子90,000株4.58%
能登 満82,500株4.20%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である一般社団法人小清水の会、並びに当社の株主、売出人かつ取締役である能登満、鈴木憲二及び森田直幸、並びに当社の株主、売出人かつ執行役員である宮﨑幹晴及び山下崇文、並びに当社の株主かつ売出人である上岸弘和、小清水明子、酒井義則、野村充史、岸田陽世志、並びに当社の株主かつ代表取締役社長である小清水良次、並びに当社の株主であるシステムサポート従業員持株会及び他13名は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後90日目(平成30年10月30日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及び売却価格が本募集等における発行価格又は売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う株式会社東京証券取引所取引での売却等を除く。)を行わない旨を合意しております。

 

システムサポートIPO幹事引受け株数決まる

幹事団引受け株数
大和証券(主幹事)617,500株
野村證券19,500株
今村証券6,500株
SBI証券6,500株

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

システムサポートIPOの直感的初値予想

第一弾⇒ 3,800円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 4,200円
※仮条件発表後
 

システムサポートIPOの大手初値予想

3,500円~4,000円

その後、3,500円~4,000円と変化なし
 

システムサポート(4396)IPOを個人的に分析してみました

ストックオプション期間株数残
平成32年7月01日~平成39年6月21日86,500株
発行価格159円

 
ロックアップは90日間(平成30年10月30日)、ロックアップ解除倍率は1.5倍になると目論見に書かれています。また、ベンチャーキャピタル出資はありません。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,420,000株から算出すると想定価格ベースで約39.9億円になります。
 

初値2倍以上は行くと思いますが、同日上場にイボキン(5699)があり資金分散となりそうです。どちらかと言えば初値段階では大きくシステムサポートに軍配が上がりそうです。また同社は設立から38年経過しており、信頼や安定といった意味で買われる可能性があります。
 

子会社ではアマゾンジャパンとの提携や海外のアウトソーシングサービスも同社の株を買う要因の一つかもしれません。販売や在庫購買管理、人事管理、会計管理など企業の基幹業務を一元管理するパッケージソフトの販売や医用機器等の販売、設置なども行っているようです。ネタがたくさんあるため出来る限り多くの口座から申込んでおけばよいと思います。
 

システムサポート(4396)当選していたので初値売却

システムサポートの当選していたので初値売却をしています。上場前の直前予想では3,500円を予想していたようですが、4,000円まで届いたので即売です。初値2.3倍まで上昇し大満足の結果となりました。
 

システムサポートIPOに当選
 

システムサポート成行売却
 

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