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【評価】Veritas In Silico(130A)IPOの上場と初値予想!

Veritas In Silico(130A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はみずほ証券が引受けます。
 

上場規模は約10.3億円で公開株数800,000株、オーバーアロットメント120,000株です。想定発行価格は1,120円になっています。
 

Veritas In Silico(130A)IPOの上場と初値予想
 

業 種医薬品
上場市場グロース市場
上場日2月08日
BB期間1月24日~1月30日
企業ホームページhttps://www.veritasinsilico.com/
事業内容mRNAを標的とする低分子創薬および核酸創薬のプラットフォーム事業

 

Veritas In Silico(130A)IPOの業績と事業内容

同社は、どんな疾患の患者様も治療法がないと諦めたり、最適な治療が受けられないと嘆いたりすることのない、そんな希望に満ちたあたたかい社会の実現に貢献するため、
 

メッセンジャーRNA(mRNA)を標的とする低分子医薬品の創出に取り組んでいます。
 

インシリコRNA構造解析技術をはじめとしたデジタル技術と創薬技術を統合したibVISⓇプラットフォームを活用したmRNA標的低分子創薬を主事業としています。
 

製薬会社との共同創薬研究を通じて、mRNA標的低分子医薬品の創出に取り組んでいるそうです。
 

Veritas In Silico(130A)IPOの業績
 

Veritas In Silico(130A)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格1,120円
仮条件800円~1,000円
公開価格1月31日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約9.0億円です。オーバーアロットメントを含めると約10.3億円になります。
 

この規模なら通常は吸収できます。今期黒字化が資金流入のポイントになりそうです。
 

Veritas In Silico(130A)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数800,000株
売出株数0株
公開株式数800,000株
OA売出120,000株
引受幹事みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
松井証券
あかつき証券
委託見込auカブコム証券
DMM.com証券

 
主幹事狙いのIPOとなりそうです。売出株がないため意外と人気かもしれません。
 


 
Veritas In Silicoの会社設立は2016年11月17日、本社住所は東京都品川区西五反田一丁目11番1号、社長は中村慎吾氏(51歳)です。※2024年1月09日時点
 

従業員数は15人、平均年齢44.2歳、平均勤続年数4.2年、平均年間給与約682万円です。
 

Veritas In Silico(130A)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
中村 慎吾1,426,000株23.33%
三菱瓦斯化学株式会社731,256株11.96%
New Life Science 1号投資事業有限責任組合556,444株9.10%
三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合512,640株8.39%
上村 孝498,000株8.15%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2024年8月05日)と90日間(2024年5月07日)にわかれています。90日間分はベンチャーキャピタル出資分になります。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
みずほ証券(主幹事)746,000株93.25%
SMBC日興証券16,000株2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券16,000株2.00%
楽天証券9,000株1.13%
松井証券9,000株1.13%
あかつき証券4,000株0.50%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 1,120円~1,500円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 900円~1,100円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

Veritas In Silicoの初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想1,000円~1,200円
修正値1,000円前後
 

業績が黒字に転換する今期の上場はタイミングが良さそう。3.56億円の事業収益で純利益が0.31億円となる。前期は純利益が-1.41億円だった。
 

共同創薬研究のため来期も黒字が維持される期待があるが自社パイプラインを持つことも目標にしているため一気に赤字転落もあり得そう。
 

現在のパイプラインの詳細は非開示、さらに上市される可能性も低そう。これでは黒字化しても先が見えないと言えそうです。
 

同社が得意とするmRNAは取扱いが難しくこれまで研究が進んでいなかったと言われています。せめて来期業績予想が出れば面白いが開示はされていない。EPSは5.67になりPERは公開価格1,000円で176.4倍となる。
 

公募組は難しい投資になりそうですね。2024年のIPO地合いがどうなるのかもわかりませんからね。
 

Veritas In Silico(130A)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
2020年6月29日~2028年6月28日133,500株
発行価格は行使価額と同額
2021年8月23日~2029年8月22日246,000株
発行価格は行使価額と同額
2022年9月19日~2030年9月18日107,312株
発行価格は行使価額と同額
2023年12月15日~2031年12月15日124,444株
発行価格は行使価額と同額

 
ロックアップは180日間と90日間で解除倍率設定は90日間のみ。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。611,256株の全てが行使期限入りしています。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の6,301,314株から算出すると想定価格ベースで約70.6億円になります。
 

オファリングレシオは低めのようです。売出株がない10億円規模のIPOなので期待できるかもしれません。
 

株主を確認すると三菱ガス化学やエムスリーなどの上場企業が含まれていました。
 

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