新日本製薬のIPOは当選しやすく初値予想も上向き!
新日本製薬のIPOに期待している投資家は多いようです。ネットニュースでも取り上げられていて、ファンケルやポーラ・オルビスホールディングス、資生堂と比べても割安ということです。業態に新鮮味は感じられないようですが、目論見にも書かれているインバウンド需要による売上アップも重なり業績が好調です。
2019年9月の業績は単独予想で売上333.2億円にもなるそうです。経常利益が26.1億円になり四半期利益が17.5億円です。業種的な魅力はわかりませんがすでに成熟している企業のようにも思えます。
知名度は高く想定発行価格1,470円にからPERを計算してみると約13.28倍になります。類似企業は25倍~40倍程度のPERが多く上値はありそうです。ただ大手と比較すると企業規模や資産なども異なるためPER25倍程度が参考になるのかな?と考えています。
大手初値予想は1,700円~2,200円になっているため公開価格割れはなさそうです。上場により市場から吸収する金額は約82.3億円と大きいため少し心配する面もありますが、割安指標と知名度、さらに配当も16.8円出ると言うことで利益は出るでしょう。配当利回りは1.18%になります。
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
みずほ証券(主幹事) | 3,896,000株 | 80% |
SMBC日興証券 | 389,600株 | 8% |
大和証券 | 146,100株 | 4% |
SBI証券 | 146,100株 | 3% |
マネックス証券 | 97,400株 | 2% |
西日本シティTT証券 | 48,700株 | 1% |
東海東京証券 | 48,700株 | 1% |
いちよし証券 | 48,700株 | 1% |
幹事構成も申し込みやすいしネット証券も含まれているため複数当選も狙えそうです。みずほ証券支店に口座がある方は複数配分期待もできそうです。
こういう時に店頭から申し込んで配分があればまだ見捨てられていませんが、配分が全くないのであれば少し付き合いを見直す切欠になります。担当者が「すみません」と言えばまだよいですが、「はずれでした」で終わるような態度であれば入金や手数料を落としているのが馬鹿らしくなります。
それに新日本製薬のような株は長期的に見ると上向くことが多いと思われるだけに長期ホールドでもよいかもしれません。数ヶ月後には大きく成長していることも考えられます。
それに株主優待設定による爆上げ期待も今後できると思います。
Sansan(サンサン)IPOも初値上振れで人気出るかも?
Sansan(サンサン)IPOも初値予想が上振れしています。仮条件発表前は3,500円~5,000円でしたが、どうやら人気が機関投資家には高いようで予想が上振れし4,500円~5,000円になっています。
と言うことは公開価格割れはしないのかもしれません。どうなるのか結局わかりませんが、メルカリのようにユニコーン企業と騒がれているので初値だけは良いパターンも考えられます。ラクスルのように長期的に上向くかもしれないともいわれているので気になります。
ブックビルディング状況は60%くらいの力で申し込みを行ってみました。当選しなかったらそれでもいいかな?というスタンスです。店頭申し込みした知人もいましたがチャレンジャーですね。
仮条件が結構強気で設定されていることや「機関投資家には人気」ということ、さらには海外配分があることなどを考えると公開価格前後の発進は考えられます。利益が出ても10%~15%程度まででしょう。
個人投資家は株価設定が高いことに少し躊躇しているようです。来期予想が黒字化になると出ればスタンスを変えますが現状わからないので判断が鈍りますね。
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