交換できるくん(7695)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
交換できるくん(7695)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はマザーズで主幹事はSBI証券が引受けます。
上場規模は約7.6億円で公開株数350,000株、オーバーアロットメント52,500株です。想定発行価格は1,890円になっています。
サイズ的には初値高騰パターンのIPOになります。ただ事業が住宅設備機器の販売なんですよね。ITを使っていますけど、どうなるのか微妙です。
業 種 | 小売業 |
上場市場 | マザーズ |
上場予定 | 12月23日 |
BB期間 | 12月08日~12月14日 |
企業ホームページ | https://www.dekirukun.co.jp/co/ |
事業の内容 | インターネットを利用した住宅設備機器の販売 |
【手取金の使途】
差引手取概算額168,880千円及び「1新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限91,287千円を合わせた手取概算額上限260,167千円については、Webサイト改修やCRMに係る投資資金、データ活用・AI活用による経営の効率化及び業務改善に係る投資資金及び当社サービスの認知度向上のための広告宣伝費として充当する予定であります。
※有価証券届出書(EDINET)抜粋
目次まとめ
交換できるくん(7695)IPOの業績と事業内容
業績は横ばいか感があります。自社ウェブサイトからの集客になりSEOなどにも取り組んでいるそうです。
同社は、住宅オーナーの住宅設備機器の故障や劣化などによる機器交換時のニーズに対して、住宅設備機器と工事をセットで販売するeコマース事業を展開しています。
大規模リフォームは行わず、住宅設備機器の交換事業に特化しているそうです。
具体的には、住宅設備機器について、自社Webサイトである「交換できるくん」を通じてお客様からご注文をいただき訪問による取付け工事を行うそうです。
交換できるくんというWeb媒体を通じて、「ITを縦横に駆使したインターネット完結型のビジネスモデル」により、お客様に「透明性のある料金体系を提示し安心施工を約束すること」を事業コンセプトとしています。
集客の要である「交換できるくん」というWeb媒体において、商品紹介、施工事例及びユーザーレビューといった情報を蓄積し、ユーザーに有益なコンテンツを提供しています。
コンテンツ力が強化されることでサイト流入が増加し、それがユーザーからの見積り依頼の増加に繋がるという循環が同社の成長サイクルだそうです。
「ITを縦横に駆使したインターネット完結型」については、「交換できるくん」というWeb媒体を通じて、見積もり依頼から受注・工事日程の調整に至るまでのすべての工程を原則ネットのやりとりで完結させます。
透明性のある料金体系の提示については、年間工事件数3万件超(2020年3月期実績)の過去データをもとに商品代・工事費などの費用をWebサイト上で「見積り額=お支払総額」と明朗に開示し、料金に関するお客様の不安を払拭しているそうです。
交換できるくん(7695)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,890円 |
仮条件 | 1,890円~2,050円 |
公開価格 | 12月15日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約6.6億円です。オーバーアロットメントを含めると約7.6億円になります。上場規模が小さくIPOで初値利益が期待できそうです。
10億円以下の上場になると初値が2倍以上になる確率も高いため、交換できるくんのIPOには期待したいですね。事業から売上が頭打ち感が出ているのは気になりますけど、株数が少ないため期待できるでしょう!
交換できるくん(7695)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 100,000株 |
売出株数 | 250,000株 |
公開株式数 | 350,000株 |
OA売出 | 52,500株 |
引受幹事 | SBI証券(主幹事) SMBC日興証券 楽天証券 エース証券 東洋証券 極東証券 エイチ・エス証券 岩井コスモ証券 藍澤證券 むさし証券 水戸証券 あかつき証券 |
委託見込 | 岡三オンライン DMM.com証券(PR) SBIネオトレード証券 |
主幹事のSBI証券から当選を狙う方法が一番当選しやすそうです。株数が少ないため運が良ければ当選って感じですね。
IPOチャレンジポイントのボーダーラインは350ポイントくらいでしょうか?あまり人気が見込めない気がしているため300ポイント前後になるかもしれません。ポイントを利用するのも躊躇する銘柄でしょう。
それと今回もネオモバからの当選を期待したいと思います。12月だけで5社もSBI証券が主幹事をすることに驚きです。
そして委託販売となるSBIネオモバイル証券に期待したいと思います。どっちかで配分があるでしょう!不人気だと思ったIPOはネオモバから参加でも面白そうです。
な、なんと初めてネオモバでIPOを申し込んでMITホールディングス1株当選しました🎉
これって当選しても毎回1株なんでしょうか??
完全にビギナーズラックだと思いますが上場日までのワクワクを楽しみたいと思います☺️#ネオモバ pic.twitter.com/cEjP1x9ZLs
— かつぴろ@投資×優待×ポイ活🍇 (@cardiacscardiac) November 19, 2020
長期保有できる銘柄もでてますよね。落選続きだとメンタルが弱るため当選の2文字が見たい方にお勧めです。
それとむさし証券も幹事入りする機会が多くなっています。前受け金不要でIPO抽選に参加できる貴重な証券会社なのでお勧めです。
交換できるくんの会社設立は1998年11月13日、本社住所は東京都渋谷区東一丁目26番20号、社長は栗原将氏(45歳)です。※2020年11月22日時点
従業員数は73人(臨時雇用者18人)、平均年齢35.7歳、平均勤続年4.3年、平均年間給与約495万円です。
交換できるくん(7695)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
株式会社CRESCUNT | 1,000,000株 | 46.11% |
栗原 将 | 615,000株 | 28.36% |
栗原 剛 | 255,000株 | 11.76% |
NVCC8号投資事業有限責任組合 | 100,000株 | 4.61% |
酒井 克知 | 40,000株 | 1.84% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である栗原将、売出人である栗原剛並びに当社株主である株式会社CRESCUNT、ジャパンベストレスキューシステム株式会社及びJBRあんしん保証株式会社は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。
また、当社株主であるNVCC8号投資事業有限責任組合及び株式会社ベクトルは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日後90日目の2021年3月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨合意しております。※発行価格の1.5倍でロックアップ解除
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SBI証券(主幹事) | 297,200株 | 84.91% |
SMBC日興証券 | 17,500株 | 5.00% |
楽天証券 | 8,800株 | 2.51% |
エース証券 | 5,300株 | 1.51% |
東洋証券 | 3,500株 | 1.00% |
極東証券 | 3,500株 | 1.00% |
エイチ・エス証券 | 3,500株 | 1.00% |
岩井コスモ証券 | 3,500株 | 1.00% |
藍澤證券 | 1,800株 | 0.51% |
むさし証券 | 1,800株 | 0.51% |
水戸証券 | 1,800株 | 0.51% |
あかつき証券 | 1,800株 | 0.51% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 3,800円~4,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 4,000円~4,800円
※仮条件発表後
交換できるくん初値予想と市場コンセサンス
初値予想4,000円~5,000円
修正値3,000円~3,500円
無難に初値2倍あたりを狙う展開になりそうです。セカンダリー投資よりも初値売りしたほうが賢い気がします。コロナワクチンが承認されているため同社の巣ごもり需要が来期も継続するのか不透明だと思います。
2021年3月期の単独業績予想は売上47.0億円で経常利益2.3億円です。前期比だと売上17.3%増、経常利益34.5%増になります。四半期利益は1.9億円で前期比42.9%増の大幅な増収増益予想が出ていました!
PERは23.4倍(EPS87.56)でPBRは6.87倍(BPS298.29)になります。
交換できるくん(7695)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2020年1月01日~2027年11月30日 | 50,000株 発行価格64円 |
2021年4月01日~2029年2月28日 | 34,200株 発行価格990円 |
2020年6月01日~2029年2月28日 | 14,300株 発行価格990円 |
ロックアップは90日間(2021年3月22日)、ロックアップと解除倍率は1.5倍になっています。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。50,000株が行使期限に入ります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の2,170,000株から算出すると想定価格ベースで約41億円になります。
オーバーアロットメントを合わせて40万株程度の上場です。この規模であれば初値2倍は堅いでしょう。連日上場となっているのは残念です。また、同日にはENECHANGE(4169)の上場が控えています。
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