【評価】AeroEdge(エアロエッジ)IPOの上場と初値予想!
AeroEdge(エアロエッジ)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はみずほ証券が引受けます。
上場規模は約13.4億円で公開株数799,600株、オーバーアロットメント119,900株です。想定発行価格は1,460円になっています。
業 種 | 輸送用機器 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 7月04日 |
BB期間 | 6月16日~6月22日 |
企業ホームページ | https://aeroedge.co.jp/ |
事業の内容 | 航空機エンジン部品等の製造、販売 |
目次まとめ
AeroEdge(エアロエッジ)IPOの業績と事業内容
同社は「ゼロからイチを創る ~常識を疑い、組織力で難しい課題に挑戦する~」という経営理念のもと、ものづくり企業として、航空機エンジン部品、並びにその他製品の加工製造・販売を主な事業内容としています。
また、創造性と技術力で製造業に新たな価値を提供することを目的とし、Additive Manufacturing(積層造形)1等の新たなものづくりに向けての研究開発を推進しています。
AeroEdge(エアロエッジ)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,460円 |
仮条件 | 1,460円~1,690円 |
公開価格 | 6月23日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約11.7億円です。オーバーアロットメントを含めると約13.4億円になります。
事業は航空機エンジン用チタンアルミブレードの製造販売になります。設備投資が終わり今後は収穫時期を迎えるようですね。
AeroEdge(エアロエッジ)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 368,000株 |
売出株数 | 431,600株 |
公開株式数 | 799,600株 |
OA売出 | 119,900株 |
引受幹事 | みずほ証券(主幹事) 野村證券 大和証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 水戸証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 DMM.com証券(PR) |
利益が狙えるのか?と思っています。上場規模的には大丈夫だと思います。
今期から利益が続くのかそこに注目しています。業績予想では2023年6月期予想で約6.4億円の純利益予想になっています!
エアロエッジの会社設立は2015年9月16日、本社住所は栃木県足利市寺岡町482番地6、社長は森西淳氏(56歳)です。※2023年6月05日時点
従業員数は85人(臨時雇用者22人)、平均年齢36.0歳、平均勤続年数3.6年、平均年間給与約517万円です。
AeroEdge(エアロエッジ)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
菊地歯車株式会社 | 958,530株 | 24.41% |
森西 淳 | 800,000株 | 20.38% |
豊田通商株式会社 | 460,000株 | 11.72% |
株式会社日本政策投資銀行 | 430,000株 | 10.95% |
DMG森精機株式会社 | 400,000株 | 10.19% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年12月30日)でロックアップ解除倍率設定はありません。菊地歯車は親会社です。分社化され同社が設立されています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
みずほ証券(主幹事) | 728,200株 | 91.07% |
野村證券 | 23,900株 | 2.99% |
大和証券 | 15,900株 | 1.99% |
SBI証券 | 11,900株 | 1.49% |
楽天証券 | 11,900株 | 1.49% |
マネックス証券 | 3,900株 | 0.49% |
水戸証券 | 3,900株 | 0.49% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,700円~2,800円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,200円~3,800円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
エアロエッジの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,000円~3,000円
修正値3,000円~3,500円
下請け製造業なので過度な期待はしないほうが良いと思うがニッチ過ぎて注目されそうな気がする。
上場規模は約15.5億円で時価総額は約62.6億円。上場ラッシュも一服感があるタイミングで上場。
どうやら部品供給は世界で2社のようだ。ただ受注すれば他社でもできるはず。特殊技術がいるためどこでもできるわけではない。
燃料費コストを削減するために同社製品が有効とのこと。また世界の航空機生産は回復が本格化しているタイミングやIPOに資金が向かっているため連れ高となる可能性がありそう。
2023年6月期は売上29億円で四半期利益が6.4億円は普通に凄いかもしれない。公募組は思わぬ利益を得られる可能性がありそう。
AeroEdge(エアロエッジ)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2017年10月01日~2027年9月30日 | 475,000株 発行価格300円 |
2019年3月15日~2027年3月14日 | 11,000株 発行価格300円 |
2022年9月30日~2030年9月29日 | 66,000株 発行価格1,500円 |
2024年4月16日~2032年4月15日 | 40,000株 発行価格1,750円 |
ロックアップは180日間で解除倍率設定なしです。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。552,000株が行使期限に入っています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の3,702,230株から算出すると想定価格ベースで約54.1億円になります。
意外高に期待したいIPOだと思います。ただそもそも需要があまり見込めない業種だと思います。
グロース市場への上場は好感がもてます。スタンダード市場だとより厳しかったでしょう。IPO抽選には参加したいと思います。
ブリーチ(9162)主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
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