【評価】アズパートナーズ(160A)IPOの上場と初値予想
アズパートナーズ(160A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はスタンダード市場で主幹事は野村證券が引受けます。
上場規模は約19.8億円で公開株数910,000株、オーバーアロットメント136,500株です。想定発行価格は1,890円になっています。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | スタンダード市場 |
上場日 | 4月04日~4月10日 |
BB期間 | 3月18日~3月29日 |
企業ホームページ | https://www.as-partners.co.jp/ |
事業内容 | シニア事業(介護付きホーム、デイサービス、ショートステイのサービス提供)及び不動産事業(介護付きホーム等の不動産開発、老朽化不動産の再生、マンション等の賃貸) |
目次まとめ
アズパートナーズ(160A)IPOの業績と事業内容
事業セグメントはシニア事業と不動産事業で形成されています。
シニア事業は介護付きホームの運営を主たる事業とし、さらにデイサービス事業及びショートステイ事業を展開しています。
介護付きホームでは、同社とベンダーで共同開発したIoT/ICTプラットフォーム「EGAO link」による業務効率化や顧客満足度向上を強みにしています。
不動産事業は、介護現場で培った運営ノウハウや長年の不動産ビジネスで蓄積した専門的知識や人脈をフル活用し、介護付きホーム等の土地建物を自社開発するシニア開発事業と老朽化した集合住宅等の不動産の再生を行うソリューション事業を主たる事業としています。
さらに、賃貸マンションや事務所等の賃貸を行う収益不動産事業を展開しているそうです。
アズパートナーズ(160A)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,890円 |
仮条件 | 1,890円~1,920円 |
公開価格 | 3月26日~4月01日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約17.2億円です。オーバーアロットメントを含めると約19.8億円になります。
微妙なサイズのIPOだけど野村證券主幹事なのは良いですね。
アズパートナーズ(160A)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 393,000株 |
売出株数 | 517,000株 |
公開株式数 | 910,000株 |
OA売出 | 136,500株 |
引受幹事 | 野村證券(主幹事) SMBC日興証券 SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 岡三証券 岩井コスモ証券 むさし証券 立花証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 auカブコム証券 岡三オンライン |
公開株数が多いとは言えないので全力で申込んでも当選は厳しそうです。
会社設立は2004年11月02日、本社住所は東京都千代田区神田駿河台二丁目2番地、社長は植村健志氏(57歳)です。※2024年3月01日時点
従業員数は835人(臨時雇用者714人)、平均年齢32.5歳、平均勤続年数3.9年、平均年間給与約424万円です。
アズパートナーズ(160A)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
株式会社ブレス | 1,350,000株 | 43.49% |
MIRARTHホールディングス株式会社 | 600,000株 | 19.33% |
植村 健志 | 455,000株 | 14.66% |
伊藤 啓敏 | 195,000株 | 6.28% |
山本 皇自 | 187,500株 | 6.04% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間と180日間に分かれていません。どちらもロックアップ解除倍率の設定はありません。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
野村證券(主幹事) | 846,500株 | 93.02% |
SMBC日興証券 | 18,200株 | 2.00% |
SBI証券 | 18,200株 | 2.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 9,100株 | 1.00% |
岡三証券 | 4,500株 | 0.49% |
岩井コスモ証券 | 4,500株 | 0.49% |
むさし証券 | 4,500株 | 0.49% |
立花証券 | 4,500株 | 0.49% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,900円~2,300円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 2,300円~2,800円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
アズパートナーズの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想2,500円~3,000円
修正値は変化なし
業績が拡大中のため堅調なスタートが期待できると観測。新年度上場で資金流入期待もありえる。
日本では高齢化が進むため上場後も成長期待があるようだ。人手不足は気になるが開発したシステムにより軽減されている。
金利上昇局面で買い向かうには少し微妙だが初値利益は十分期待できよう。
IPOには参加で良いと思います。スタンダード市場なので初値高騰はないかもしれない。
アズパートナーズ(160A)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2024年6月01日~2032年2月29日 | 74,500株 発行価格720円 |
ロックアップは90日間と180日間にわかれ解除倍率設定なしです。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。上場に行使期限入りする株数はありません。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の3,423,000株から算出すると想定価格ベースで約64.7億円になります。
上場日がはっきりしない変則上場なので成功すれば良いですね。なんかイメージ悪いですからね。
これで仮条件が20%上乗せだとセカンダリーは更に微妙でしょう。
それとIPOが多くなってきたので初値予想などを気にされる方はDMM.com証券の証券口座を開設しておきましょう。
株式新聞を無料で見れる方法をまとめてみました!鉄板ですけどね。