【評価】VRAIN Solution(135A)IPOの上場と初値予想!
VRAIN Solution(135A)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約35.2億円で公開株数1,107,900株、オーバーアロットメント166,100株です。想定発行価格は2,760円になっています。
企業名は日本語でヴレインソリューションになります!
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 2月22日 |
BB期間 | 2月06日~2月13日 |
企業ホームページ | https://vrain.co.jp/ |
事業内容 | 製造業向けAIソリューションの提供 |
目次まとめ
VRAIN Solution(135A)IPOの業績と事業内容
同社がサービスを提供している日本の製造業界は、グローバル化や技術革新に伴うアジアの国々を代表とする新興国の工業化による「国際競争の激化」
さらには、少子高齢化に伴う労働人口の減少による「人手不足」等の構造的な課題に直面している考えられています。
これらの課題に対処すべく製造業界においては生産性向上のためのAIやIoT等の新しい技術を活用したDXが強く求められていると判断しサービス提供を行っています。
VRAIN Solution(135A)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 2,760円 |
仮条件 | 2,790円~2,990円 |
公開価格 | 2月14日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約30.6億円です。オーバーアロットメントを含めると約35.2億円になります。
上場規模は大きめですね。ただ時価総額から計算されるオファリングレシオは12.62%なので低くなっています。
VRAIN Solution(135A)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 210,000株 |
売出株数 | 897,900株 |
公開株式数 | 1,107,900株 |
OA売出 | 166,100株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) 野村證券 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 マネックス証券 松井証券 楽天証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 DMM.com証券 |
主幹事狙いのIPOで良いと思います。意外と人気が見込めそうなのでIPO抽選に申込む準備だけはしておきたいと思います。
VRAIN Solutionの会社設立は2020年3月16日、本社住所は東京都中央区晴海一丁目8番11号晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーY17階、社長は南塲勇佑氏(31歳)です。※2024年1月19日時点
従業員数は45人、平均年齢33.0歳、平均勤続年数0.9年、平均年間給与約533万円です。
VRAIN Solution(135A)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
合同会社Y&N | 3,960,000株 | 39.22% |
南塲 勇佑 | 3,694,000株 | 36.58% |
ジャフコSV6投資事業有限責任組合 | 1,109,000株 | 10.98% |
テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合 | 297,000株 | 2.94% |
東京センチュリー株式会社 | 297,000株 | 2.94% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは90日間(2024年5月21日)と180日間(2024年8月19日)にわかれ、90日間分のVC出資分については発行価格1.5倍以上で売却が可能となっています。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 1,019,700株 | 92.04% |
野村證券 | 38,700株 | 3.49% |
大和証券 | 11,000株 | 0.99% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 11,000株 | 0.99% |
マネックス証券 | 5,500株 | 0.50% |
松井証券 | 5,500株 | 0.50% |
楽天証券 | 5,500株 | 0.50% |
東海東京証券 | 5,500株 | 0.50% |
岩井コスモ証券 | 5,500株 | 0.50% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,800円~3,300円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,200円~3,600円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
VRAIN Solutionの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想3,000円~3,500円
修正値3,500円~4,000円
仮条件が上振れし2,790円~2,990円に決りました。どうやら機関投資家に人気があるようです。
ただ昨年はこのクラスのIPOは資金が入らず苦戦しています。今年はどうなるのか?人工知能(AI)関連にしては高い株価設定みたいですね。
実力がまだわからないため来期業績も良ければ株価が上向きそう。個人投資家はそれを見越して買い注文を入れるのかもしれません。
業績期待で買われる製造業界専門のAIベンチャー企業といった感じですね。
2023年上半期はAIバブルでIPOに当選すれば爆益でしたが2024年はどうでしょうね。損しないと思うのでIPO抽選には参加しておきます。
1単元10万円が狙えるのか?と懐疑的に見ています。ファンド出資分はロックアップ1.5倍以上で解除されます。上場規模は約38.1億円で時価総額は約302.3億円です。大手予想を信じたいです!
VRAIN Solution(135A)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2023年9月25日又は上場日のいずれか遅い日から2031年2月28日まで | 99,000株 発行価格3円 |
2025年3月08日又は上場日のいずれか遅い日から2033年2月28日まで | 99,000株 発行価格252円 |
ロックアップは90日間と180日間にわかれ、解除倍率は90日間分に設定されています。
ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。99,000株が行使期限に入っています。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の10,110,000株から算出すると想定価格ベースで約279.0億円になります。
設立から4年未程度で上場できる話題性はありそうです。機関投資家に好まれれば爆上げ期待もあるのかもしれません。
主幹事のSMBC日興証券の証券口座を開設していない方は急いで準備しておきましょう。IPO取扱いが多いですからね。
タグ:IPO初値予想