【評価】大栄環境(9336)IPOの上場と初値予想!プライムで468.8億円吸収
大栄環境(9336)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はプライム市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
上場規模は約468.8億円で公開株数32,100,000株、オーバーアロットメント4,815,000株です。想定発行価格は1,270円になっています。
業 種 | サービス業 |
上場市場 | プライム市場 |
上場日 | 12月14日 |
BB期間 | 11月29日~12月02日 |
企業ホームページ | https://www.dinsgr.co.jp/ |
事業の内容 | 一般・産業廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化及び最終処分を中心とする環境関連事業及び有価資源リサイクル事業 |
目次まとめ
大栄環境(9336)IPOの業績と事業内容
同社グループは、持続可能な循環型社会を目指し「廃棄物処理・資源循環」を中心とする「環境関連事業」を主な事業としています。
環境関連事業は「廃棄物処理・資源循環」のほか、「土壌浄化」、「エネルギー創造」、「森林保全」、「施設建設・運営管理」、「コンサルティング」、「その他」の7つの事業に区分しています。
また、「その他」として「アルミペレット」、「リサイクルプラスチックパレット」で構成される「有価資源リサイクル事業」を行っています。
大栄環境(9336)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,270円 |
仮条件 | 1,270円~1,350円 |
公開価格 | 12月05日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約407.7億円です。オーバーアロットメントを含めると約468.8億円になります。
海外販売も行われる正式なグローバルオファリングとなっています。
日本市場だけだと約281.3億円の吸収なのでプライム市場への直接上場を考えると規模が小さいようです。
大栄環境(9336)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 3,500,000株 国内募集1,750,000株 海外募集1,750,000株 |
売出株数 | 28,600,000株 国内売出13,738,200株 海外売出14,861,800株 |
公開株式数 | 32,100,000株 |
OA売出 | 4,815,000株 |
引受幹事 | SMBC日興証券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 SBI証券 野村證券 岡三証券 岩井コスモ証券 松井証券 楽天証券 |
委託見込 | 岡三オンライン SBIネオトレード証券 |
プライム市場への上場なので公開価格は超えてきそうな感じですね。SMBC日興証券が単独で主幹事を引受けるみたいです。
海外は「SMBC Nikko Capital Markets Limited」がブラックランナーになっています。日本国内はSMBC日興証券からIPOに参加していれば当選確率は高いはずです。
市場再編となり2社目のプライム市場IPOですよね。プラス5%程度くらい期待できそうな気がしています。IPOについては別記事でまとめました。
大栄環境の会社設立は1979年10月17日、本社住所は兵庫県神戸市東灘区向洋町中二丁目9番地1神戸ファッションプラザ、社長は金子文雄氏(66歳)です。※2022年11月10日時点
従業員数は1,059人(臨時雇用者45人)、平均年齢39.9歳、平均勤続年数7.1年、平均年間給与約532万円です。連結従業員数は2,101人になります。
大栄環境(9336)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
ウイングトワ株式会社 | 89,999,500株 | 98.28% |
大栄環境従業員持株会 | 1,190,700株 | 1.30% |
金子 文雄 | 47,300株 | 0.05% |
井上 吉一 | 46,800株 | 0.05% |
大田 成幸 | 46,800株 | 0.05% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年6月11日)で解除倍率は設定がありません。売出株主体のIPOなのであまり人気がなさそうです。業績規模は大きいけれど産廃業者って個人投資家にはあまり人気がなさそうですよね。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 12,390,600株 | 80.00% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 929,300株 | 6.00% |
大和証券 | 851,800株 | 5.50% |
SBI証券 | 387,200株 | 2.50% |
野村證券 | 309,800株 | 2.00% |
岡三証券 | 309,800株 | 2.00% |
岩井コスモ証券 | 154,900株 | 1.00% |
松井証券 | 77,400株 | 0.50% |
楽天証券 | 77,400株 | 0.50% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,250円~1,350円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,380円~1,500円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
大栄環境の初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,250円~1,350円
修正値1,400円~1,500円
スカイマークよりも安心できるIPOのため程々に申込み予定です。配当利回りが低いか環境を意識した資金が向かいそうです。
海外配分がスカイマークと同じで多くなったのは好印象です。短期で利益が狙えないかもしれないが何とかなると考えています。
500株以内で楽しめれば良いかな?と考えています。
大栄環境(9336)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
発行なし | -株 発行価格-円 |
ロックアップは180日間で解除倍率設定なし、ストックオプションは発行されていません。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の95,077,900株から算出すると想定価格ベースで約1,207.5億円になります。
人気見込みは低そうですが利益が狙えるようであれば参加します。property technologies(5527)もそうですが微妙なIPOが増えてきましたね。
この調子だと2022年の12月IPOラッシュは期待できない銘柄が多そうです。大型のIPOがポツポツ承認されるそうです。大栄環境も入っているのかもですね。
ティムス(4891)主幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
タグ:IPO初値予想