【評価】プロパティテクノロジーズIPOの上場と初値予想!人気なしか
プロパティテクノロジーズ(property technologies)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はグロース市場で主幹事はみずほ証券が引受けます。
上場規模は約25億円で公開株数745,000株、オーバーアロットメント111,700株です。想定発行価格は2,920円になっています。
初値利益は欲張らないほうが良さそうですね!
業 種 | 不動産業 |
上場市場 | グロース市場 |
上場日 | 12月13日 |
BB期間 | 11月25日~12月01日 |
企業ホームページ | https://pptc.co.jp/ |
事業の内容 | 中古住宅再生および戸建住宅(KAITRY事業) |
目次まとめ
プロパティテクノロジーズIPOの業績と事業内容
同社グループが扱う主力商品は、リノベーション済中古区分所有マンションであり、株式会社ホームネットが北海道から沖縄まで主要都市部で販売しています。
また山口県と秋田県では株式会社ファーストホーム、株式会社サンコーホームが地元有数の施工会社として新築戸建の請負を行っています。
各地域の住宅事情にあった住宅供給を行うことをコンセプトとした展開に加え、住まい・住み替えに関わる主なプロセス、すなわち住宅購入・売却以外の住宅リフォーム・リノベーション、不動産賃貸等のサービスも提供しています。
プロパティテクノロジーズIPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 2,920円 |
仮条件 | 2,890円~2,950円 |
公開価格 | 12月02日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約21.8億円です。オーバーアロットメントを含めると約25.0億円になります。
配当性向がこれまでゼロなので配当が出なければ厳しいかもしれません。不動産業は配当ありきですよね。AIやDX関連にもなりますが人気は低そうです。
プロパティテクノロジーズIPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 360,000株 |
売出株数 | 385,000株 |
公開株式数 | 745,000株 |
OA売出 | 111,700株 |
引受幹事 | みずほ証券(主幹事) SBI証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 ひろぎん証券 |
委託見込 | DMM.com証券(PR) SBIネオトレード証券 |
他のIPOと日程が空いていれば参加します。12月のBBラッシュの先駆けであれば参加しなくてもいいかもしれません。
基本的に人気が見込めないと思います。時価総額は119億円と大きいが機関投資家も積極的に買うようには思いません。みずほ証券主幹事なので株価が抑えられていることに期待ですね。
プロパティテクノロジーズの会社設立は2020年11月16日、本社住所は東京都渋谷区本町三丁目12番1号、社長は濱中雄大氏(56歳)です。※2022年11月08日時点
従業員数は19人、平均年齢42.3歳、平均勤続年数0.8年、平均年間給与約818万円です。連結従業員数は336人(臨時雇用11人)です。
プロパティテクノロジーズIPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
濱中 雄大 | 3,054,000株 | 76.42% |
J-GIA1号投資事業有限責任組合 | 740,311株 | 18.52% |
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 | 30,000株 | 0.75% |
髙橋 正哉 | 25,500株 | 0.64% |
杉浦 潤一 | 22,500株 | 0.56% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年6月10日)になっています。ロックアップ解除倍率設定はありません。親引けが最大74,500株となっています。VC出資もありますね。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
みずほ証券(主幹事) | 670,500株 | 90.00% |
SBI証券 | 14,900株 | 2.00% |
楽天証券 | 14,900株 | 2.00% |
松井証券 | 14,900株 | 2.00% |
マネックス証券 | 14,900株 | 2.00% |
ひろぎん証券 | 14,900株 | 2.00% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 2,900円~3,200円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 3,100円~3,300円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
プロパティテクノロジーズの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想3,000円~3,500円
修正値3,000円~3,300円
不人気業態で上場規模も大きいため初値は飛ばないでしょう。ただ地合いが改善しているため資金が入り公開価格を超えるとの予想。
公開価格割れしても何とかなりそうな雰囲気でしょう。業績好調のため機関投資家の評価は悪くないみたいですね。
無配なのは気がかりなのですぐに公開価格割れか?PERは7.6倍と若干高めです。
プロパティテクノロジーズIPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2020年11月16日~2027年10月27日 | 45,000株 発行価格306.1円 |
2020年11月16日~2025年10月25日 | 19,500株 発行価格300円 |
2020年11月16日~2024年11月30日 | 110,160株 発行価格1,629.3円 |
2021年12月01日~2026年11月30日 | 107,730株 発行価格1,637.0円 |
ロックアップは180日間で解除倍率設定なしです。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の4,074,151株から算出すると想定価格ベースで約119.0億円になります。
人気はない気がしています。そのためIPOには当選しやすいと思います。
大手の初値予想を見ながら機関投資家が参加するようなら積極的にBB予定です。どうでしょうね。
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公式サイトに詳しく書かれています!
タグ:IPO初値予想