【評価】エキサイトホールディングス(5571)IPOの上場と初値予想
エキサイトホールディングス(5571)IPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はスタンダード市場で主幹事はみずほ証券と大和証券共同で引受けることになりました。
上場規模は約13.9億円で公開株数900,000株、オーバーアロットメント135,000株です。想定発行価格は1,340円になっています。
業 種 | 情報・通信業 |
上場市場 | スタンダード市場 |
上場日 | 4月19日 |
BB期間 | 4月03日~4月07日 |
企業ホームページ | https://www.excite-holdings.co.jp/ |
事業の内容 | プラットフォーム事業、ブロードバンド事業、SaaS・DX事業等を営むグループ会社の経営管理およびそれに附帯または関連する業務 |
目次まとめ
エキサイトホールディングス(5571)IPOの業績と事業内容
同社グループは、エキサイトHD及び連結子会社2社(エキサイト及びiXIT)によって構成されています。
持株会社としてグループ戦略の策定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への専門サービスの提供を行っています。
セグメントはプラットフォーム事業、ブロードバンド事業、SaaS・DX事業に区分されます。
エキサイトホールディングス(5571)IPO仮条件と公開価格の日程
想定価格 | 1,340円 |
仮条件 | 1,220円~1,340円 |
公開価格 | 4月10日 |
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約12.1億円です。オーバーアロットメントを含めると約13.9億円になります。
再上場案件なので人気はなさそうです。しかもスタンダード市場への上場になります。
エキサイトホールディングス(5571)IPOの幹事団詳細と会社データ
公募株数 | 900,000株 |
売出株数 | 0株 |
公開株式数 | 900,000株 |
OA売出 | 135,000株 |
引受幹事 | みずほ証券(共同主幹事) 大和証券(共同主幹事) SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 松井証券 |
委託見込 | DMM.com証券(PR) |
公開株数は多くありませんが昔のイメージが強いので人気はあまりないと思います。業績は回復していますけどね。
意外としっかりした利益を計上しているため驚きですね。でも利益に波があるため配当金が欲しいところです。現時点では出ませんけどね。
エキサイトホールディングスの会社設立は2018年7月18日、本社住所は東京都港区南麻布三丁目20番1号、社長は西條晋一氏(49歳)です。※2023年3月25日時点
従業員数は16人、平均年齢40.8歳、平均勤続年数9.3年、平均年間給与約639万円です。連結従業員数は175人、臨時雇用者が51人になります。
エキサイトホールディングス(5571)IPOの初値予想とロックアップ
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
CASK | 2,100,000株 | 49.15% |
西條 晋一 | 935,000株 | 21.88% |
ユナイテッド | 551,720株 | 12.91% |
DGベンチャーズ | 137,930株 | 3.23% |
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 | 137,930株 | 3.23% |
※上位株主の状況
【ロックアップ情報】
ロックアップは180日間(2023年10月15日)と90日間(2023年7月17日まで)があり、90日間分には発行価格1.5倍以上でロックアップ解除となっています。VC出資もありますね。
幹事引受け株数と割合を調べた結果
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
みずほ証券(共同主幹事) | 549,000株 | 61.00% |
大和証券(共同主幹事) | 297,000株 | 33.00% |
SBI証券 | 18,000株 | 2.00% |
楽天証券 | 18,000株 | 2.00% |
SMBC日興証券 | 9,000株 | 1.00% |
松井証券 | 9,000株 | 1.00% |
※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!
第一弾⇒ 1,280円~1,500円
※ファーストインプレッション
第二弾⇒ 1,300円~1,600円
※仮条件発表後
初値予想と市場コンセサンス
エキサイトホールディングスの初値予想をリサーチして記載します。
初値予想1,400円~2,000円
修正値1,500円~1,900円
ニフティライフスタイル(4262)のように上場後は下げ続ける可能性もあるがIPO時には利益がでるようだ。
過去のTOB価格から公開価格があまり変化ないため上場しただけで既存株主が儲かるわけではなさそう。また直近増資時の価格が1,450円なのでこの辺りは超えたい狙いがある。
堅調なスタート予想なのでBBには参加しておきたい。一応インターネット関連のビジネスになるため買われるかな?
スタンダード市場で13.9億円の吸収なので問題ない認識だ。
エキサイトホールディングス(5571)IPOの評価と申し込みスタンス
ストックオプション期間 | 株数残 |
2022年2月15日~2030年2月14日 | 249,200株 発行価格500円 |
2022年3月10日~2030年3月09日 | 35,000株 発行価格500円 |
2022年12月26日~2030年12月25日 | 800株 発行価格930円 |
2023年3月01日~2031年2月28日 | 53,600株 発行価格930円 |
※一部の新株予約権は省略しています
ロックアップは180日間と90日間になり、90日間分に解除倍率1.5倍設定があります。ストックオプションの株数残や発行価格は上記のようになります。
時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の4,796,540株から算出すると想定価格ベースで約64.3億円になります。
想定で13.9億円なので行けると思いますけど成長戦略が見えませんね。良くて横ばいなんだと思います。
公募だけなのでそのうち売りたい株主が出てきそうですね。ロックアップ解除後は注意かもしれません。
エキサイトホールディングス幹事引受け企業⇒ SMBC日興証券
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