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【評価】西部技研(6223)IPOの上場と初値予想!

西部技研(6223)のIPOが新規上場承認されました。詳しく情報を調べたので参考になればと思います。上場市場はスタンダード市場で主幹事はSMBC日興証券が引受けます。
 

上場規模は約197.0億円で公開株数5,270,700株、オーバーアロットメント790,600株です。想定発行価格は3,250円になっています。
 

西部技研(6223)IPOの上場と初値予想
 

業 種機械
上場市場スタンダード市場
上場日10月03日
BB期間9月19日~9月22日
企業ホームページhttps://seibu-giken.com/
事業の内容デシカント除湿機やVOC濃縮装置等の製造、販売、据付・保守等のサービス

 

西部技研(6223)IPOの業績と事業内容

同社は1965年に前身となる株式会社西部技術研究所を立ち上げ、1974年に連続ハニカム成形技術を確立したそうです。
 

シート状の素材と波形の素材を交互に積層接着して形づくられるのが、同社グループ製品のコアとなるハニカム積層体です。
 

ハニカム積層体とは、ダンボールの板紙のようなものを何層にも重ねて作る構造体で、断面が蜂の巣に似ていることから一般的にハニカムと呼ばれています。
 

同社のコア技術は多くの素材をハニカム状に加工できることと、そのハニカムに様々な機能剤を添着し特別な機能を持たせる事となっています。
 

この技術を製品の心臓部となるハニカムロータに用い、デシカント除湿機やVOC濃縮装置、全熱交換器等を世の中に提供しいます。
 

西部技研(6223)IPOの業績
 

西部技研(6223)IPO仮条件と公開価格の日程

想定価格3,250円
仮条件2,500円~2,600円
公開価格9月25日

 
想定発行価格から試算される市場からの吸収金額は約171.3億円です。オーバーアロットメントを含めると約197.0億円になります。
 

上場規模が大きく大丈夫か?と思ってしまいます。今期業績は増収増益予想が出ています。
 

西部技研(6223)IPOの幹事団詳細と会社データ

公募株数1,930,000株
売出株数3,340,700株
公開株式数5,270,700株
OA売出790,600株
引受幹事SMBC日興証券(主幹事)
野村證券
FFG証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
委託見込auカブコム証券
DMM.com証券

 
ニッチ事業だけど業績規模が大きく今期純利益が40億円を超えてきます。少し悩む感じのIPOだと思います。
 


 
西部技研の会社設立は1965年7月22日、本社住所は福岡県古賀市青柳3108番地3、社長は隈扶三郎氏(59歳)です。※2023年9月02日時点
 

従業員数は348人(臨時雇用者36人)、平均年齢41.1歳、平均勤続年数11.9年、平均年間給与約532万円です。連結従業員は738人(臨時雇用64人)と多いようです。
 

西部技研(6223)IPOの初値予想とロックアップ

氏名又は名称所有株式数割合
㈱グリーンフューチャー5,000,000株26.93%
隈 扶三郎4,350,000株23.42%
公益財団法人隈科学技術・文化振興会3,000,000株16.16%
西部技研社員持株会2,012,600株10.84%
下薗 誠750,000株4.04%

※上位株主の状況
 

【ロックアップ情報】

ロックアップは180日間(2024年3月30日)でロックアップ解除倍率設定はありません。また親引けが30億円となっています。

 

幹事引受け株数と割合を調べた結果

幹事団引受け株数割合
SMBC日興証券(主幹事)4,849,100株92.00%
野村證券263,500株5.00%
FFG証券52,700株1.00%
みずほ証券52,700株1.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券52,700株1.00%

※目論見の訂正事項発表後に引受け株数を記載、委託幹事は記載なし
 

上場承認後の直感的初値予想と仮条件後の予想!

第一弾⇒ 3,200円~4,200円
※ファーストインプレッション

第二弾⇒ 2,600円~3,000円
※仮条件発表後
 

初値予想と市場コンセサンス

西部技研の初値予想をリサーチして記載します。
 

初値予想3,500円~4,500円
修正値2,500円~2,700円
 

揚羽から地合いの変化が見られ意外と検討するのでは?と思っている。ただ上場規模が大きいため機関投資家のスタンス次第だろう。
 

個人投資家は儲かる材料を探しているようですね。西部技研がターゲットになるとは考えにくいためスルーが良いのかもしれません。
 

大手予想では積極的取得を推奨となっています。信じたいけど157.6億円の吸収はどうなのかな?と思います。時価総額は533.0億円です。
 

仮条件が20%も下がったのは機関投資家の評価が低いからでしょう。これが現実だと思います。積極的に参加はしずらい銘柄だと思います。PERは12.2倍になります。
 

西部技研(6223)IPOの評価と申し込みスタンス

ストックオプション期間株数残
なし-株
発行価格-円

 
ロックアップは180日間で解除倍率設定なしになります。ストックオプション(新株予約権)はありません。
 

時価総額は東証データの上場時発行済み株式数の20,500,000株から算出すると想定価格ベースで約666.3億円になります。
 

上場が集中しているためどうなるのか詳しく調べたいと思います。ニッチ銘柄で値嵩株の場合は初値が良い場合もありますからね。
 

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