フリーとSREホールディングスの幹事配分と業績予想!
かなり気になっているフリー(freee)の仮条件が引き上げられ困惑しています。抽選に参加してよいのか非常に悩んでいます。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がメイン主幹事となるためファンドへのつながりが弱いとも言われています。
しかし仮条件が引き上げられ株数は海外配分が多くなりました。国内向け販売が少なくなったにも関わらず悩みますね。
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同) | 2,762,100株 | 43.59% |
大和証券(共同) | 2,273,600株 | 35.88% |
メリルリンチ日本証券(共同) | 128,600株 | 2.03% |
SBI証券 | 633,700株 | 10.00% |
野村證券 | 290,900株 | 4.59% |
みずほ証券 | 107,700株 | 1.70% |
岩井コスモ証券 | 21,500株 | 0.34% |
東洋証券 | 21,500株 | 0.34% |
楽天証券 | 21,500株 | 0.34% |
いちよし証券 | 10,800株 | 0.17% |
エース証券 | 10,800株 | 0.17% |
ちばぎん証券 | 10,800株 | 0.17%% |
東海東京証券 | 10,800株 | 0.17% |
松井証券 | 10,800株 | 0.17% |
丸三証券 | 10,800株 | 0.17% |
水戸証券 | 10,800株 | 0.17% |
国内公募株数が2,952,000株から2,023,700株に減らされました。その代わり海外公募株数が3,411,500株に増やされています。全体的な株数の変更はありません。
どうやら海外勢はマネーフォワード(3994)を意識しているそうなのでマネーフォワードの設定に近づけてきた印象があります。赤字でも株価が高くなっていることは凄いと思いますが新奇性がないので指標を近づけた株価設定に疑問です。
外国人の場合は評価するところが異なるのかもしれません。売上もフリートマネフォワードと似たようなところにあるようです。両社とも赤字なので赤字部分は似なくてもよいと思いますけどね。想定発行価格1,800円で仮条件が1,800円~2,000円になっています。
利益が出るにしても1万円~2万円らしく悩みます。当選しやすいため配分を受けたければ店頭経由でIPO抽選に参加すれば貰えそうです。手数料負けになったり利益が出た時の営業にも疲れるためネット証券を活用した申し込みを行ってみます。大和証券のネット配分は期待できそうですね。
現在の初値予想は2,000円~2,200円になっています。2020年6月の連結業績予想では売上が69.4億円になり経常利益が-31.3億円となっています。売上は53.7%の急成長となっていることが外人うけが良いのかもしれません。
株主構成もファンドばかりになり国内の投資家が資産として買うには抵抗があります。今後も無配が続くでしょうから株価の値動き次第ですよね。ただマネーフォワードと同じ設定にすれば公開価格自体が高めになることで下落しそうな気がします。
買い優勢で始まる予想も出ていますけど信じてよいのかは投資家次第です。フリーの企業詳細は下記記事で説明しています。
⇒ フリー(freee)上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
SREホールディングスIPO幹事配分と業績予想
SREホールディングスは不動産テックになるため株価設定が高いようです。このことからフリーよりも人気がなさそうな雰囲気です。どうせならフリーの方が面白そうです。
Zホールディングスの売出があることもマイナス要因みたいです。親会社がソニーなのでいけると思ったんですけどね。収益性が低い割に株価設定が高いため業績が拡大すれば問題ありません。来期もこれまで以上に収益を上げれば上値がありそうです。
幹事団 | 引受け株数 | 割合 |
SMBC日興証券(共同) | 3,587,800株 | 80.00% |
大和証券(共同) | 493,300株 | 11.00% |
SBI証券 | 224,200株 | 5.00% |
野村証券 | 134,500株 | 3.00% |
マネックス証券 | 22,400株 | 0.50% |
楽天証券 | 22,400株 | 0.50% |
元々はソニー不動産だった企業です。不動産とITを融合させた「不動産テック」になります。IPOでは株価設定が高いために買われないのでは?と言われているようです。高めの株価設定で企業成長を意識した買いが入らないと公開価格割れになる可能性があるでしょう
主要販売先がマリオン(3494)へ18.5%あるようですね。もっと大手と取引しているのかと思っていました。第3期(2017年3月)まで赤字だったことを考えると評価されそうだと考えていましたが、株価が割高なのは良くありません。
2020年3月の連結業績予想では売上が38.1億円で経常利益が5.9億円となっています。前期比較では売上31.7%、経常利益34.7%増とかなり勢いがあります。ただPERが仮条件上限の2,650円算出だと97.18倍にもなります。ここが問題みたいですね。
現在の初値予想は2,300円~3,300円となっているため公開価格割れを意識しているようです。BPSは487.56なのでPBR5.44倍になります。同社の詳細は下記記事でまとめています。
⇒ SREホールディングス上場とIPO初値予想【幹事配分や独自評価あり】
微妙なIPOの場合は前受け金不要の企業から抽選に参加しておくと資金効率がよさそうです。IPOに参加するため松井証券にログインしてみると委託幹事がかなり増えていました。前受け金不要の企業も侮れないでしょう!
後期型抽選もブックビルディング重なっている時はとりあえず申し込みを行っておき、購入申し込みで最終的にIPO抽選に参加するのかを確認すればリスクが下がると考えています。楽天証券やauカブコム証券でもIPOに参加しておきましょう!
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