グッドスピードIPO幹事引受け決まる!東海東京証券が9割
グッドスピード(7676)のIPO幹事配分が発表されました。主幹事の東海東京証券が9割以上を引受けているため口座がないとほぼ絶望的だと考えられます。これまで主幹事を連発して引き受けることは少なかったため口座を持っていない方も多そうです。4月は3銘柄の主幹事を引受けているためある意味当選チャンスです。
証券会社的には中堅になり東海地方のIPO主幹事になることが多いようです。地場に手厚い企業だという印象を受けます。4月上場の3社もすべて地場企業になっています。グッドスピードは自動車関係になり愛知県名古屋になるためまさに地場です。
本決算は2019年9月になり業績予想は増収増益になっています。売上12.7%増で経常利益47.6%増となっています。配当金が10円予定されているため配当利回りを計算してい見ると想定ベースで0.83%になります。PERもついでに算出してみると約10.95倍になります。
類似企業のアップル(2788)はPER9.48倍、ネクステージ(3186)はPER22.46倍、IDOM(7599)はPER30.37倍になり、指標的には割安のようです。
幹事団 | 引受け株数 |
東海東京証券(主幹事) | 500,500株 |
大和証券 | 16,500株 |
SBI証券 | 11,000株 |
エース証券 | 5,500株 |
安藤証券 | 5,500株 |
丸三証券 | 5,500株 |
岩井コスモ証券 | 5,500株 |
自動車関係のIPOはそれほど人気ではありませんが、同社の上場規模が8億円未満と軽量級のため一定の買い需要が期待できそうです。公開株数は550,000株とOA82,500株なので株数はある程度のボリュームがあります。
同社のホームページを見ていると社員同士の関係は良好なのでは?と伺うことができ売上も増加傾向にあり悪くありません。利益面では少し不安なところもありますが今期の純利益予想は1.26億円を予想しているため達成できれば1億円越えとなりそうです。
従業員が277人もいるため一定の経費が掛かりますが、売上を伸ばすには人件費や店舗などの設備経費が負担となりそうです。SUVやミニバンに特化した販売形態を行い殆どの店舗で整備工場も併用しているそうです。
買取りの他、オークションでの売買も行いこの辺りは他の類似企業と大差はないようです。
IPO的にはベンチャーキャピタル出資がなく公開株式以外の株が流通することが少ないため安心できそうです。初値後は横ばい展開か?ちなみに初値予想は1,500円~2,000円になっています。
東名やヴィッツの主幹事を連続で取扱い、同社の主幹事も引き受けているため2019年はさらに期待が出来るかもしれません。これまで5回~6回くらい当選しましたが、主幹事では2回の当選を頂いています。できればもっと株数が多い銘柄の主幹事を引受けてくれると嬉しいです。
ただデメリットもあり、手数料が少し割高なので改善してくれると嬉しいです。IPOに当選できれば多少手数料が高くても問題ありませんけどね。
IPO投資は自己努力で入出金を無料化できるし、手間をかければ年間に数銘柄の当選を頂くことができます。それができる方は投資益が出ているはずです。性格にもよると思いますけど続けていれば良いことあります!
主幹事や幹事を多数引受ける企業でIPO口座はまだ少ない穴場企業!
⇒ 東海東京証券公式